『仮面ライダービルド』 第40話「終末のレボリューション」:感想

2018年6月17日

■ビルド最大の謎
・それはロストボトルに関するもので、内容は「今まで話したことがないんだけど…」というものでした。そりゃ謎ですわな。誰も知らないことがわかるわけありません。
でもこの後出し新設定はいつものことな気がします。どの辺が”最大”だったのかは謎に感じます。

・個人的にはスタッフ一押しの幻徳の私服のほうが謎でした。
どう考えても幻徳でこんなふざけたことをできる状況ではないと思います。こんなことしたら最近何度も繰り返していた贖罪ムードが台無しです。少なくとも内海を倒すなど一段落するまではやってはいけないと思います。スタッフが何を考えてやっているのかさっぱりわかりません、それが私にとってはビルド最大の謎です。

・謎といえば、内海の言動も謎でした。
グリスに圧されて「ネビュラガスの影響でハザードレベルが上がっているのか?!」とか言っていましたが、その前に一海にガスを注入しているときに内海自身が「これでハザードレベルが大幅に上がる。まぁ代わりに変身が解けたら死んでしまうがなw」と自分で言っていたはずです。 1話もまたがずに同じ相手に対して言動が矛盾するとは明らかにおかしいです。おかしいものがおかしいままにされている。これは何かの伏線に間違いありません。

・内海の矛盾の意味するところは何でしょうか?
私が思いついたのは、
1)内海には2つの人格がある。この前、戦兎と葛城巧の人格が分かれている話をやったのはその伏線。(どっちの内海もクズで悪党で区別がつかない? 私もつきません)
2)本人も気づかぬうちに人格が破綻したり知能が下がったりしている。これはエボルトの人間奴隷化計画(仮)の一端。内海にマッドローグを与えたのは実験のためでしかない。
といったところです。真相はどういうことなのでしょうね。

■相変わらず謎
・今度はマグマになったはずのドラゴンゼリーがいつの間にか復活していました。相変わらずボトルやゼリーの生産は謎です。
一時期、クローズドラゴンで戦っていたときはゼリーがないから仕方ないと思っていましたが、こうなるともう「さっさと再生産すれば良かったのに」と思えてきます。

・ところで、そもそもグリスのドライバーにドラゴンゼリーを挿すのって設定的には有りなんでしょうか?
玩具や作中での仕様を把握していないので的外れかもしれませんが、普通に考えると変身部分にドラゴンゼリーを挿したらグリスからクローズチャージにフォームチェンジするだけに思えます。

■今週の新設定
ロストボトルはパンドラボックス産ではなく人間が作ったもの。
作ったのは葛城巧ではなく、葛城巧の父親。

・まずこの時点で初耳どころか寝耳に水です。
今までロストボトルの話も父親の話もしたことないと思うんですけどそんなはずありませんよね? もうボケるなんて自分の老化が恐ろしいです。
バットボトルなんて最初期から出てますもの。普通だったら戦兎が「あれは俺が作ったもの…?(おかしい、全然覚えがない)」とか伏線をいくらでも張れたはずです。

ロストボトルを使って改造した後にクローンスマッシュと融合させると操り人形になる。

・クローンスマッシュと融合という話もわかりませんが、「ロストボトルで変身すると普通のボトルより攻撃的になる」という話は妙なように感じました。
この理論で行くとロストボトルで変身していた三羽烏はかなり凶暴だったはずです。しかし全然そんな印象がありません。スクラッシュの影響を受けなかった一海のように強靭な精神力の持ち主だから関係なかったんでしょうかね。それなら最初からその話をすれば「三羽烏すげー」となって三羽烏を後々持ち上げていく上で都合が良かったんじゃないかと思います。

ロストボトルのデータは削除されているから葛城巧にもわからない。

・データベースから削除する!!!
ビルドを見ていて一番恐ろしいと思った瞬間でした。検索が頼みの綱のビルドでデータを削除するなんて悪魔の所業です。そんな恐ろしい相手にどうやって勝てばいいのかと絶望しました。エボルトよりよっぽど怖かったです。ここは積み重ねが効いていて良かったです。これまでの展開の全てはこのためにあったんですね。

■主役になるほど…
・ドラマ面では、今回は一海の言動に首を傾げるばかりでした。主役なのに普段よりも言動の意味が理解できませんでした。
まず「何のために戦えばいいのかわからなくなってきた」とか言い出したことに戸惑いました。ここ最近、散々幻徳に対して説教していたと思うのですが自分が戦う理由はよくわからなくなっていたそうです。驚きですね。自信満々な態度の裏にそんな思いを秘めていただなんて。一海に人間性を感じる場面なのかもしれませんが、個人的には信用ならない人物という印象を受けました。

・締めも理解に苦しむ内容でした。
実験の副作用のせいで消滅しかけていたかと思えば根性だけで復活しました。根性でなんとかなるんですね。そこはジーニアスの力で救われたり、ロジカルに行くのかなと思っていました。
ドラマとしては一海が死を受け入れていたことが不思議でなりませんでした。これまで散々「こんなところで死ねるか!」とか「あいつらの分も生きなくちゃいけない!」といった趣旨のことを言っていた気がしますし、守る対象であるはずの農園の家族もまだまだいるはずです。そうでなくても東都を攻めた罪滅ぼしをする必要が残っていると思うのですがいつの間にか罪滅ぼしは終わっていたようです。いろいろ「え、そうなの?」と思う内容が多く、すれ違いを感じました。今の一海は何がしたくて、何をするつもりなのでしょう?


■ジーニアスフォーム
・いよいよ登場した最強フォーム、のはずなんですがこれといった特徴が感じられませんでした。
ボトルがいっぱい刺さった見た目だけど、やるのは謎の高速移動(たぶんすぐなくなる)とただの格闘のみ。
右サイドと左サイドでパンチ技とキック技に分かれている、けど両サイド合わせた技はいつもの数式拘束キック。 これだと印象がキック>パンチになっちゃてサイドに分けた意味がなくなると思うんですけどねぇ…

・今のところ「カラフルに光る!」というパジャマのCMを連想する要素くらいしか目を引くものがありません。
取り柄のスマッシュ治療能力は脈絡が無い上にエボルト攻略には特につながる気がしないので存在感がありません。


次回はいよいよ葛城巧の父親のことが説明されるようです。
個人的には最近出たばかりのキャラという印象なので何の感慨もありません。新設定も毎週のことですし。

コメント

24 件のコメント :

  1. 葛城の父は、第1話の『スカイウォールの惨劇』の回想シーンでスピーチしていた人物です
    第8話で葛城の母は父のことも語っていました
    第31,32,35話では万丈やエボルトとの関係が判明していました

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    1. 過去の記事を読んでいたただければわかることですが、それは知っています。
      新設定として次々と明かされているのは、葛城巧の父親が龍我やエボルトの研究に関わっていて、今回ではロストボトルの製作者だったことのほうです。
      これらの設定が説明があった回より以前に触れられたことがあったかどうか、私の記憶にありません。

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    2. どういう形で新しい情報を出さないとダメなのでしょうか?
      仮に「あれは俺が作ったもの…?(おかしい、全然覚えがない)」と言わせたとしても、それはその時点での新しい情報ではないのでしょうか?

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    3. 前もって出しておくことに意義があるんです。
      たとえばビルドでもスタークの正体に関しては最低限の手順を踏んでいました。
      「スタークが暗躍している」、「マスターはときどき”バイト”に行っている」、「スタークの計画には戦兎たちの動きも計算に含まれていて利用されているらしい」といった情報を小出しにしてきました。
      こういう手順を踏んでいるから「スタークの正体はマスターだった」と言われても問題ないのです。こういった全体の構成を考えることはドラマ、特に「謎」で引っ張る作品では重要です。ここがうまくできなければ、それは「泣けない感動もの」のように出来損ないになってしまいます。

      では葛城巧の父親に関してこういった手順が踏まれていたでしょうか?
      むしろ私は逆だったと思います。葛城巧の父親と言えば、本当に「葛城巧の父親」というモブ同然、良くて「10年前の式典に映っていた人」でしかないと思います。そんな普通の人だったはずの人物を突然「実はロストボトルを作った人でした」だの言われてもついていけません。まだ全くの新キャラを出したほうが唐突感が少ないくらいだと思います。

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    4. > 葛城巧の父親と言えば、本当に「葛城巧の父親」というモブ同然、良くて「10年前の式典に映っていた人」でしかないと思います。

      1話の式典以降、全く出番がなかったならそれも分かりますが。
      上記の通り、それ以降も話に出てきています。
      父も研究者であったこと、しかもエボルドライバーの復元が出来るほどの技術があることもすでに明かされています。
      これでも唐突で、手順が踏まれていないということなのでしょうか?

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    5. その「父も研究者であったこと、しかもエボルドライバーの復元が出来るほどの技術があること」が唐突でした。
      考えてみてください。5話や20話の頃に「葛城巧の父親も研究者で、ビルドドライバーよりもすごいドライバーを解析した人なんだよ」なんて他人に言われても信じられないと思います。
      そもそも葛城巧を散々「悪魔の天才科学者」と強調していたのに「悪魔の天才科学者(エボルトに手を貸した悪くてすごい科学者は他にもいる)」なんて話になったら葛城巧の立場がなくなります。
      戦兎の行動理念の基本を「責任感」に置いているのですからなおさらです。「俺のせい(父親のほうがもっと悪いから葛城巧が何もしなくても地球終わってた)」なんて馬鹿みたいな光景になってしまいます。
      できれば手を出さないほうが良い、非常にデリケートな案件です。スタークの正体以上に慎重にやらなければいけないことだと思います。

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    6. あなたがそう思うことはよく分かりました
      まったく同意はできませんが

      このブログが(管理人基準で)つまらない作品ほどコメントが伸びる理由は分かる気がします

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    7. そうですか。良かったですね。

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  2. こんにちは。
    グリスのドライバーにドラゴンゼリーをさしてもクローズチャージに変身しなかったのはレバーを押してなかったからだと思います。それでもなぜツインブレイカーを複製出来たのかという謎は残るかもしれませんが...
    内海の「ネビュラガスの影響でハザードレベルが上がったか」って台詞を聞いた時は「いやいや、お前が上げたんだろ」って突っ込んでしまいました。

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    1. 俺さん、こんにちは。

      >グリスのドライバーにドラゴンゼリーをさしてもクローズチャージに変身しなかったのはレバーを押してなかったからだと思います

      そういうものなんですかね。レバーやボタンを押さないと機能は発揮されないイメージがあるので半信半疑な感じです。
      もっと言うと、「ツインブレイカーがもう一つ欲しいならビルドの武器みたいに戦兎に単品で作ってもらえばいいのでは?」と思うところもあります。これまでの他のライダー、フォームの描写から見ると、ボトルをはめてなくても単に武器自体を使うことは可能なように見えます。

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  3. >ビルドを見ていて一番恐ろしいと思った瞬間でした。検索が頼みの綱のビルドでデータを削除するなんて悪魔の所業です。
    ビルドは積み重ねが不足しているという点は同意なのですが
    葛城巧本人の力を借りられる状況なのでデータベースは不要なのではないでしょうか?
    ここ最近情けない姿ばかり見せてるせいで信用できませんが
    あの人はデータベースと同じぐらいすごい科学者のはずです

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    1. >葛城巧本人の力を借りられる状況なのでデータベースは不要なのではないでしょうか?

      2クール頃までならそう言えたでしょうが、現状では言えないと思います。
      なぜかというと「葛城巧以外のデータ」も参照しているからです。ここ最近で重要だったエボルトやエボルドライバー、それに龍我の子供時代の情報などは葛城巧のデータベースではなく葛城巧の父親のデータだったはずです。

      たとえばこれまでのビルドのやり方から考えると、今後「父さんが残してくれたデータのおかげで(エボルト対策が思いついた)」なんて展開は充分に考えられると思います。
      しかしデータを削除されては「父さんのデータが…ばっちり消されてた。どうしよう」となりかねません。これは恐ろしいことだと私は思いました。

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  4. >やるのは謎の高速移動 これってムテキとちょっとかぶってないですか?ムテキが高速移動してる場面があった気がするので

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    1. 私はムテキに限らないと思います。カブトもやっていますし、555でもありました。ライダーに限らずバトルものではありふれた動作だと思います。

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  5. こんにちは。

    幻徳の私服は本当に何がしたかったんでしょうね。
    製作のアピールの時点でギャグなのは分かりきっていましたが、
    幻徳がダサい服で登場する、他のキャラが反応する、というだけの独立したシーンなのでどこにでも入れられると思います。
    また服のセンスがおかしい、と言うのはギャグとして理解出来ますが、
    幻徳自身がなぜか他のキャラとはしゃいでおどけていた風なのはどういうつもりなのか本当にさっぱり分かりませんでした。
    最近のシリアスな反省ムードは彼の中で割とどうでも良い、あるいは終わった話だったのでしょうか。
    管理人さんも書かれていますが、せめて内海関連の話が終わった後でも何も問題なかったと思います。
    なぜ今これをねじこんだのでしょう。

    初登場のジーニアスはアクションも必殺技も何も特徴らしいものが無く、CGも特に力が入っているようには見えなかったのでショボイな、と思いました。
    高速なのはジーニアスの特徴と言うほどのものではなく、どうせすぐにやらなくなるでしょう。
    初登場回くらいは気持ち良くジーニアスが敵を圧倒する様を見たいと思うのですが、
    同じ話の中で2回目にしてグリスのパワーアップ(?)イベントと被ってしまい、
    しかも同時攻撃なので、結局ジーニアスはどれほど強いのかが視覚的に分かりにくいです。
    来週にはエボルにまた転がされて変身解除させられていてもまたか、といった感じです。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >幻徳自身がなぜか他のキャラとはしゃいでおどけていた風なのはどういうつもりなのか本当にさっぱり分かりませんでした。

      ギャグをやるだけなら別に幻徳をふざけさせる必要はないんですよね。
      幻徳はいつもの深刻ムードなままで服装だけあの私服にして、美空たちに「あれは何のつもりなんだ?ツッコんであげるべきなのかな?」と戸惑わせるだけでギャグとして成立したと思います。ギャグを入れるだけでも疑問なのに幻徳の最近の積み重ねまで壊すのは理解できません。

      >しかも同時攻撃なので、結局ジーニアスはどれほど強いのかが視覚的に分かりにくいです。

      中途半端でしたね。ジーニアスもグリスもどちらも目立っていませんでした。相変わらずビルドのスタッフは販促が下手だと思いました。

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  6. コメント失礼します。
    先程、脚本家武藤氏のTwitterを見た所幻徳のファッションショーは彼自身も驚いたらしく、どうやら諸田監督が元凶みたいです。

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    1. 元凶、と言えるのかは私は半信半疑です。
      なぜかというと今回の幻徳の着た服が販売されるからです。放送翌日にはもう予約受付が始まっていたそうです。つまりTシャツを誰かに着せること自体は明らかにだいぶ前から決まっていたと断言できると思います。
      こうなると監督はノルマをこなしただけかもしれません。他にもやりようがあったとは思いますがそもそも今の幻徳にギャグをやらせること自体がナンセンスだと私は思います。
      このアイディアを考えたやつもアホですし、それを鵜呑みにした監督もアホでしょうし、ギャグが馴染むような話作りにしてこなかったストーリー製作者もアホと言えるでしょう。全員悪いので決定権を持った人物が特定できない限りは元凶とは言い難いと私は思います。

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  7. ようやく口先だけじゃなく自分で考えて動くようになったと思えてきた幻徳でしたが、結局本質はバカ息子のまま変わってないという表現だったんでしょうか、あれは…
    戦兎といい幻徳といい彼らの罪の意識って時間が経てば時効とかそういう事なんでしょうかねえ…

    内海のどうしようもない独り相撲といい幻徳のアレといい、今回だけコテコテの子供向け脚本ぽくてビルドとして観ても違和感バリバリでした

    あと、一海はあれだけみーたん言ってるんだからみーたん守る事を目的にしたりすればいいのに、いざって時は一人勝手に満足して死のうとするなんて情けない奴…

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    1. >戦兎といい幻徳といい彼らの罪の意識って時間が経てば時効とかそういう事なんでしょうかねえ…

      描写がなさ過ぎて判断がつきませんね。
      「いつまでも引きずっていても仕方ない。贖罪をしていればうじうじし続ける必要はない」という主張なら一理あると思いますが何もないのでスタッフがそういう主張なのかもわかりません。

      >今回だけコテコテの子供向け脚本ぽくてビルドとして観ても違和感バリバリでした

      私の中では販促の下手さと同レベルのものとして処理されています。自分が考えたものでないノルマ全般の扱いが下手なのだと思います。およそ販促番組に向いていない気質だと思います。

      >一海はあれだけみーたん言ってるんだからみーたん守る事を目的にしたりすればいいのに、いざって時は一人勝手に満足して死のうとするなんて情けない奴…

      一海のみーたんに対する気持ちは謎ですよね。
      「周りに真意を悟られないために道化を演じている」と考えるには誰も見ていないときにもドルオタな言動ですし、本気で好きにしては戦う理由がないだの言い出したり矛盾しているように見えます。ちゃんと一貫性があるのかなと疑問に思っています。





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  8. 幻徳の扱いは、前作の神を強く意識していると思いますよ。
    彼みたいに、ネタもシリアスもでそうなキャラにしたいんでしょうよ。当初からスタッフと信者の玩具ですから。

    尤も、神は演者である岩永さんの怪演であの路線に行くことになったのであり、スタッフがその路線を狙ってやった訳ではないのに対して、幻徳はスタッフが一部信者のウケを狙ってきているのが最大の違いでしょう。

    狙ってやった上に、一部客層以外に滑るギャグなんて、最悪に決まってます。

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    1. やるならせめて再現性に確信を持った上でやってほしいです。
      今の幻徳の流れでやるのは明らかにおかしいと思います。ネタキャラどころかギャグを挟むことすらおかしいタイミングだと思います。

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    2. いや、全くおっしゃる通り。

      と、言ったところで、脚本の武藤大先生は10話分のプロットを、4話で消化しちゃうようなお方ですから。

      真っ当な伏線の展開と回収、チェーホフの銃を期待するだけ無駄かもしれません。

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    3. 私はあまりその話を信じていないので特に言うことがありません。期待するかどうかも結果が全てですし。

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