『仮面ライダーエグゼイド』 第9話「Dragonをぶっとばせ!」:感想
■先生はやっぱりマッド?
・院長も永夢が適合手術を受けていないことを知っていました。順当に行けばポッピーピポパポも知っていたと見るほうが妥当でしょう。
知っていてライダーのリスクを全く話さなかったとすると、CRスタッフは無能ではなく、悪人ということになります。余計に悪いですね。
・構図としては、「先生の思想=社長の思想」と結びつけるべきなのでしょうかね。
大義のため(?)に身内も騙し危険に晒すことをいとわない考え方は似ています。永夢の前に先回りしてレールを敷いてくれている点も共通しています。その辺から永夢が脱却する話に持っていきたいのかもしれません。
・個人的には、それは永夢の独断専行が更に強まるということに思えて、あまり歓迎する気になれません。やるなら独善的な姿勢からも脱却してほしいです。
■手術の手順
・相変わらず正式な手順がわかりません。
今回、分離手術前のバグスターがレベル2に倒されて更にわからなくなりました。「分離前はレベル1でしか分離できない」という設定と食い違う展開に戸惑います。あれは描写が省かれただけで、「ゲーム病患者の大量発生でストレスが溜まり、先生の病状が悪化してバグスターが半独立化したためレベル2で倒せた」ということなのでしょうか? それともプロトガシャット製のバグスターは成長が早かったりするのでしょうか。基本的なルールが理解できないうちに追加ルールや特別ルールが増えると混乱します。
次回は共闘ゲーなのでライダーも共闘することになるようです。
九条と大我は実利的なので共闘するのもわからなくはないのですが、永夢と飛彩が同意する理由が想像できません。二人の独断専行、非協調主義はこれまでずっと描写されてきました。それがいきなり協力するようになるのは納得がいきません。簡単に済ませると、「だったら最初から協力しろよ。何、勝手な理由で患者を危険に晒しているんだよ、このクズ」ということになりかねません。二人分も1話でできるのでしょうか…? 飛彩が切り捨てられたら、2号ライダー定番の空気化は避けられそうもありません。
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