『仮面ライダーエグゼイド』 第11話「Who's 黒い仮面ライダー?」:感想

2016年12月18日

■師走
・今回も急に始まっては急に終わる慌ただしい展開でした。
12月だから仕方ないですね。季節ネタは取り入れるのはキッズ向け4クール作品の基本ですものね。
怪人の発生もレベル1による分離手術の省略やゲストを出しやすそうな患者の乗っ取りなど従来のフォーマットに一気に近づきました。お正月前の大掃除って感じですね。

・冒頭からいきなりの小児科医の研修終了には驚かされました。
OPのナレーションで強調している”小児科医”永夢の小児科医としての活躍を全く見ていない気がするんですが…
まぁ、これはきっと私の読解力不足でしょう。1話の患者や今回のケーキの一件は「患者のためにわざわざケーキを買ってきてくれたりする医者は有能に決まっているだろ」というスタッフからのメッセージだったのでしょう。

・永夢の恩師の疑惑払拭も流れるように解決されて話についていけませんでした。
手術のやり方を全く知らないから「手術中にやっていない=無実」と断定していいのかわからないんですよね。そもそもやっちゃいけない手術なら記録に残さないようにするのではないかとか、いろいろ疑問が残ったままです。九条のキーパートのはずなのですがこんな弱い展開で大丈夫なのか不安です。

・永夢の信じることの揺らぎも開始&即終了でした。
 「人を信じるのに根拠が必要なんですか?!」と言ったときには捏造された証拠に騙されて九条を信じないお前が言うのかと思いましたが、その後に「あなたは信じない」と自分から言っていたのでこの矛盾は意図的なようです。まぁ、たぶんこれも引っ張ることはせず、次回で高速回収されるのでしょうけど。

・個人的には、おや?と思ったのはケーキ入手の際に飛彩が絡まなかったことでした。
エグゼイドで甘いものといえば飛彩のはずです。てっきりケーキが買えなくて飛彩に頭を下げてケーキを入手する展開になるのかと思ったら普通に買えていました。前回で飛彩のやることがなくなっちゃったので永夢との協調も進めるのかと思っていましたがまだやらないみたいです。


次回は死期を通り越して一安心かと思っていた九条が予告で死にそうになっていました。
今回死なずに済みましたし、専用フォームのチャンバラもあるからしばらく大丈夫かと思っていましたがやっぱりダメなんでしょうか。

コメント

2 件のコメント :

  1. 社長は結局、どうやってあの男の子から死のデータとやらを採取するつもりだったんでしょうね。普通に自ら手を掛ける気でいたとしたら結構ヤバイ人ですが…ただ、永夢が一緒にいるのに襲いかかったら、応戦されるのは当然予想できますよね。しかも戦力的にドラゴナイトハンターに一人で挑むのはキツいと最初の戦いで分かってたはずです(暴走して隙が生じたのはたまたま)。何らかの方法で永夢と男の子を引き離した方が確実だったのでは?と思いました。

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    1. 私は最初から子供を殺す気はなかったと考えています。自分が死ぬことが予定どおりだったと思います。
      そもそも社長はCRにも出入りできますから正体がバレてもいいなら隙を見計らって子供を連れ出せば煮るなり焼くなり自由にできたと思います。恐らくバトルの途中で他のライダー3人が集まったのも偶然ではなく何らかの形で呼び寄せたとも考えています。

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