『仮面ライダーゴースト』 第8話「発動!もう一つのモノリス!」:感想

2015年11月29日

【ストーリー】

■初の前後回
・ベートーベンのところが微妙に前後回でしたが、怪人も続投する前後回はこれが初めてでした。見事なライダーの前後回でした。内容が薄いです。2話完結というより1話を分割しただけでした。そんなところはマネしなくていいと思います。

・インセクト眼魔が生きてる理由が最初わかりませんでした。
工場で再登場したとき「あれ、なんで眼魔が生きてるの? 双子の偉人なんていたっけ?」と混乱しました。
描写から判断する限りだと、「眼魔が結集して巨大化するときに光っている本体が含まれていない→最初からあの巨大眼魔は雑魚蜂の集合体だから倒されても本体には関係ない」ということのようでした。冒頭のナレーションで「眼魔が巨大化した」と言っているのでややこしいです。

・一番不可解だったことはゲストの意味が感じられなかったことです。
タケルとマコトの明るい未来を感じさせるものでもないし、タケルが2人から何かを感じ取るわけでもなく、情報量が全然ありませんでした。依頼された後のゲストの部分をまるごと切り取っても話が成立しそうでした。後で和解したときにマコトが「タケル」と呼ぶ伏線以外に意味が見当たりませんでした。

・こういう構成にしたいなら、なぜ依頼形式にしたのでしょうね?
鎧武みたいにゲストなしで内輪だけで話を成立させたり、ディケイドやドライブのように主人公が自分から首を突っ込んでいく形式にすればゲストに時間を割かなくて済むはずです。スタッフのやりたいこととやってることが根本的に食い違っているように見えて不思議でなりません。

■新設定
・「眼魔に憑依されたまま99日経つと完全に乗っ取られてしまい、ゴーストでも助けられなくなる」という設定が開示されました。
アランや西園寺は眼魔に乗っ取られた人間なのかもしれないということですね。後半になると通常の眼魔よりも格上として扱うためにゲストもこういう人たちばかりになるのでしょうか。


【アクション】

■必殺技は良かった
・スペクターの鍔迫り合いをしながら必殺技発動に持ち込む流れは面白かったです。ベルトの仕様を活かしていてリアリティがありました。

・それ以外のアクションは一方的なのばかりで退屈でした。
相変わらずビリー・ザ・キッドの有効性が曖昧なままで、最後の蜘蛛の巣で捕縛してからの必殺技に至ってはあの状態なら他のフォームでも余裕で倒せるんじゃないかと疑問が浮かんでしょうがありませんでした。
「クモランタンはすごいや」なんて直球な台詞を聞いたときにはのけぞりました。一般的にはすごいことをすごいと言わずに表現するのが表現技術というものだと思うのですがスタッフの方々は独自の価値観をお持ちのようです。


次回はまた毛利さんが登板するそうです。
前回の登板からまだ2話しか経っていないのですが、サブシリーズ構成なのでしょうか?



コメント

8 件のコメント :

  1. 二話構成にする必要性が見事に感じられなくてびっくりです。眼魔が団地の住人を連れ出していた理由はモノリスを作るためだというのは分かりましたが、先週別の方がコメントで指摘していた、昼間にも催眠を掛けて呼び出した理由は結局解明されませんでしたね。例の謎抱擁の説明もいまだに全くない時点である程度覚悟はしてましたが…。私は鎧武もドライブも一クール目の時点ではまだ楽しめていたクチですが、ゴーストは早くも投げやり気味に視聴するようになってます。正直悲しいです。

    それから先週は気付かなかったのですが、OPでMOVIE大戦の予告が流れる時間が例年より少しだけ長くなってますね。今まではサビに入ると同時に通常の映像に切り替わっていましたが、今日見たらサビに入ってからも1、2秒ほど流れてました。聞くところによると昨年のフルスロットルは興行的に振るわなかったそうなので、東映上層部から宣伝に力を入れるようお達しがあっても不思議ではないですが、他にアイデアは浮かばなかったんでしょうか。これだけ情報発信の手段が多様化している時代に、こんな古臭いマーケティング手法をいつまでも続けているのを見ると、とてもモヤモヤした気分になります。

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    1. 酷いにしても意図がまるでわからないレベルなのが辛いです…
      それでいてもうタイムリミットが迫っていたり話は進んでいるため、置いてけぼり感だけがどんどん強まっていきます。こうなると作品自体を投げたくなってきます。

      >昼間にも催眠を掛けて呼び出した理由
      強いていえば、今回モノリスを作っているときに「遅れている」と言っていたので製作を早めるために従来は夜だけだったのを昼間も集めるようになった、というところかと私は考えます。

      宣伝手法は変化がありませんね。ターゲット層の小学生以下の子供の目に入る媒体は少ないので、テレビをメインにすること自体は適性だと思いますが。

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  2. 何というか前編と後篇に分かれて薄まったというよりどちらか片方だけ作りこめば十分そうな話でした。2話連続にする意味が感じられません。
    先週挙げた疑問の中でマコトと西園寺の口論についてはわかってきました。マコトの龍への尊敬を疑念に変えたいと西園寺がはっきり口にしてくれました。そのくらい先週でぼかさず説明できたことだと思いますが。
    ビリー・ザ・キッドはタケルがナレーションで口にしてましたが、仙人の予言がないと誰の眼魂だったかもわからなかったのではと怪しくなります。しかも一匹だけいる本体を早撃ちするかと思いきや微動だにしない的にしてしまいました。タケル的には仙人アイテム>>>キッド眼魂なんですかね。
    昼間にまで人を駆りだしたのは予定が遅れてるからなんでしょうか?人が減ったからそういったように聞こえますし、アランが「あれだけ作ったのを壊すのはもったいないが、調べられるよりは~」と軽く流してたので、慢性的にノルマがひっ迫していた緊張感もありません。夜の撮影ができなかったという裏事情の印象がぬぐえません。

    インセクト眼魔が無駄に再生を繰り返すのも2話のつながりが薄くなってる原因ですね。再生怪人を出すだけなら別の話でもできるので、何度も死んだふりをするのは実は2話がかりの引きになってないと考えられます。

    タイムリミットが来るのが早いと思っていたらすでに14個も眼魂が具現化してたんですね。あの西園寺のやり方なら軽くそろうでしょうけど。西園寺が持ってる4個の眼魂の出所についてはもう何も言いません。ニュートン眼魂ですら出現経緯は不明でもドライブに関係する逸話があったものですが、数合わせで一気に出したあの4個を販促する余裕が果たしてあるのか気になります。

    現状ではマコトとタケルのぶつかり合いが心情面やアクション面で一番面白い所ですね。この場面では二人が好対照になってキャラが引き立っていました。技の使い方も気合が入ってますし。

    もうこうなったら毛利さんに「ゴーストならではの2話構成」も作ってもらった方がいいと思いました。

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    1. ゴーストの方向性がよくわかりませんね。キャラの思考1つとっても何を考えてるのかわかりません。

      >タケル的には仙人アイテム>>>キッド眼魂なんですかね。
      タケルはやたらに仙人のことを信用していますよね。隠し事ばかりなので不信感を抱いても不思議はないはずなのですが。「タケルは偉人を尊敬している」という設定があるなら偉人の魂のこもったアイコンを重要視してもおかしくないのですけど。いっそ仙人を偉人にしてしまえば、すっきりまとまりそうに思えます。

      >数合わせで一気に出したあの4個を販促する余裕が果たしてあるのか気になります。
      私は無いだろうと思っています。下手をすれば名前すら出てこないと思っています。

      >現状ではマコトとタケルのぶつかり合いが心情面やアクション面で一番面白い所ですね。
      そうなのですが、個人的にはそうは言いづらいです。
      ライダー同士のほうが良いのではなく、怪人とのバトルがつまらないことがスペクター戦が良く見える理由なので素直に面白いと言えません。

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  3. なかなか凄まじい回でしたね。本体が無事なら生き延びられるタイプの眼魔、その本体が機械に取り付いて巨大化できる、ゴーストが印を結ぶと眼魔眼魂が人から離れるなど、視聴者には初めてのことや説明がないことばかりなのですが、あまりにも当たり前に行われているので何話か見逃したかのような気になります。そもそも設定は詰めて作ってあるのでしょうか?フィクションだからこそメカニズムを説明するのは肝心だと思うのですが。

    ゲストもなかなかのどうでもよさっぷりを発揮してくれました。なんなんですかね。2話構成のゲスト回の割にやったことは身内のお話でした。タケルもマコトも極めて個人的な理由で戦っているのですから、毎回ゲスト回にする必然性が感じられません。身内のお話だった鎧武が外伝第2弾を発売しているのですし、もう少し内容と売り上げの関係を真面目に考えてほしいです。

    アクションも衝撃の連続でした。いまだにイグアナゴーストライカーの立ち位置が分かりません。決め手もなさそうで、あれを売る気なんですかね。インセクト眼魔との対決も普通に考えたらバットクロックが超音波を出すなり二丁拳銃の早撃ちなりで打開するところだと思ったのですが…。偉人への敬意を欠いているのはタケルじゃないでしょうか。

    スペクターとのバトルはそれなりに楽しかったのですが、マコトはいかにも勘違い対立ライダー路線をまっしぐらみたいなのが辛いです。次回は次の展開が見えてきそうなので、早く生き返り編から切り替えて盛り返してほしいです。

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    1. 巨大化くらいは説明してくれてもいいと思うんですけどね。今回に至ってはタケルすら生きてることに無反応でした。

      >ゴーストが印を結ぶと眼魔眼魂が人から離れる
      これは確か5話の眼魔に取り憑かれた市職員と出くわしたときにユルセンが説明してタケルが実践済みと思います。

      ゲストの意義の薄さは何なのでしょうね?
      とりあえずでライダーのフォーマットを踏襲してみたけどあまり使う気がないのでしょうかね。死に設定にするならするでいいんで、さっさと処理してほしいです。

      イグアナは要らない子ですね。今回はゴーストがメインに攻撃していたので余計に必要性が感じられませんでした。ライダーの巨大戦ではよくある光景なので特に何も感じませんが、ライダーの巨大戦はいつまでたっても止めもしないし良くもならないですよね。

      マコトは勘違い路線まっしぐらで可哀想になってきますね。
      今の展開が終わったら何をするのでしょう。

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  4. トイボックス2015年11月30日 8:00

    もうスペクターとその妹見るだけで見てるくらい惰性で見てますね。相変わらず新フォームの良さを
    アピールできないし・・・・・・もう考えるのやめた! って感じです。

    スペクターの戦闘は相変わらず面白いです。ガンガンハンドのギミックは非常に面白かった。ダミ声で怒鳴ったり血管ピクピクさせるのも照井刑事思い出して好感持てる・・・・・・もうスペクター主人公でいいんじゃないですかねとすら最近は思うほどです。それぐらいタケルに魅力がない。
    まあ良太郎と同じで最初は雑兵ということなんでしょう。(しかし良太郎見たく他者を引き寄せているという要素が全くない。何のための英雄の意思がやどるアイコンだ)
    今回良かったのは西園寺も5個集めてるので来週のベンケイで15個揃うことがわかった点です。これで12話辺りからタケルや周りの成長に話が持っていけるだろうし、初期段階でのノルマはクリアしたので以降は別の話に集中できるでしょう。今後の展開が楽しみになりました。

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    1. タケルは特に期待できるところがありませんね。
      強くもなく、独自の正義感があるわけでもなく、目的も生き方も特別なことがありません。かといって普通なわけでもなく、掴みどころが見当たりません。どういう意図があってこういう造形にしているのでしょうね。

      視聴者目線だと15個の目処が立ちましたね。「実は持ってる人(敵)が他にもいました」というパターンは陳腐極まりないので避けてほしいですが。
      個人的にはタケルの焦燥をやるつもりがあるのかが気になっています。タイムリミットが迫っているのにタケルのアイコンは全然足りていませんし、西園寺が持ってることも知りません。焦って当然の状況のはずです。そろそろマコトを倒したりして他人からアイコンを奪うチャンスがあり、自分が生き残るために他人を踏み台にするのかどうか試される機会があってもよさそうなものです。タイムリミット間近のクライマックスに持ってくる情景としては弱いので、使うならもう頃合いだと思います。

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