■一騎
・一騎の目が赤くなった上に右腕が砕けてしまいました。
腕が再生できなかったら島に戻っても料理もできなくなりますし、まだやり遂げていない陶芸もできなくなってしまいます。せっかく一騎に生きる意思が戻ってきたのに日常との接点が失われてしまいます。治す手段があるのか気がかりです。

・腕だけ結晶化して崩れ血が噴き出る、という描写はこれまでにない症状でした。普通だったら全身に広がって砕け散るか、五体満足で留まるかのどちらかです。一騎の身体が普通でなくなっているともとれる描写でしたがどういう意味なのでしょうか… 島の加護のような本質的にはプラスの働きだと良いのですが。

■暉
・かなり立ち直って前進し始めているようでした。
ウォルターに対しては「島に来ませんか」と投げかけていました。広登は「外のことを知りたい。外の人に俺たちの平和を伝えたい」と言っていました。暉の思想は広登の思想とは似たところもありながら少し違うベクトルの考えだと思います。言われたとおりではなく、自分なりの解釈ができるようなってこそ本当に身についた証だと思います。暉はとりあえず大丈夫そうです。

■アザゼル型の全容
・今回明らかになった新国連の定義では、
共食いアザゼル=アビエイター
操たちのミール=フローター
新しく現れた氷のアザゼル=クロウラー
のようです。
これにウォーカー、ロードランナーを加えて5体ですが、新国連が認識しているアザゼル型は6体いたはずです。やはり衛星フェストゥムがアザゼル型なのでしょうか。今回初登場のクロウラーがいるのでまた突然出てくる可能性も捨てきれません。

・新国連としては「アザゼル型に情報を与えて誘導している」という認識のようです。
衛星フェストゥムの存在を知っているのかが気になるところです。
「フェストゥムは通信を読む→通信衛星経由で情報を発信して読ませている」と思っているのか
「衛星フェストゥムにわざと傍受させている」と思っているのかでは、まるで状況が変わってきます。

■ジョナサン
・やっぱりジョナサンが自覚のない内通者だったみたいです。
最初から怪しい素振りがあったので特に驚きはありません。

・ヘスターたちの言っていた「パペット」がジョナサンのことなのかのほうが気になります。
ジョナサンがグレゴリ型に乗っ取られた後にやったことは美羽とエメリーの輸送機を撃墜したことでした。新国連の目的であるザルバートルモデル用のパイロットの確保とは直接つながらない行動です。ジョナサン以外の誰かを指している可能性は充分ありそうです。

・仮にジョナサンがパペットだと仮定する場合、グレゴリ型の存在がネックになります。
グレゴリ型の言動はどうみてもフェストゥムの物言いでした。グレゴリ型を作動キーとして用いるには完全にフェストゥムをコントロールできていないと不可能でしょう。普通に考えればあり得ません。
しかしこれまでの人類軍の描写と合わせて考えてみると、新国連がフェストゥムをある程度コントロールできると考えるほうが自然なようにも思えます。アザゼル型やフェストゥムがたくさんいる中でダスティンたちの部隊が活動していたり、フェストゥムをあまり気にしていないように見える描写がありました。
今のトリプルプランは「フェストゥムをコントロールして生き残る」か、「フェストゥムの支配下で人類を存続させる」ことが趣旨になっているようにも思えます。劇場版で操たちが竜宮島に対し部下になって人類と戦うよう提案したことを考えると、フェストゥムに支配されてると考えるほうが妥当でしょうね。

■操
・空母がクラゲ型宇宙怪獣みたいになっていてびっくりしました。
形変えたのかと思ったら、中から元の空母が出てきてまたびっくりでした。あの外装ってヴェルシールドみたいなものなんでしょうかね? いったい何を学習した結果なのか微妙に気になりました。該当者が今の地球上だと広登の番組くらいしか思い当たりません…

・操はEDにも登場しました。ドライツェンのパイロットは無難に操なのでしょうか。

■最近の展開で思うこと
・今回も時間経過のダイジェスト化の弊害が表面化していました。
一騎の生きる意欲が増していたり、真矢や暉がだいぶまともな精神状態になっていたり、登場人物の心境の変化が多かったです。しかしダイジェストで済まされた時間経過も多かったため、前回の心理描写から直接現在の心境に至ったのか他の要因があったのか、判断がつかなくてすっきりしません。
前々回のエインヘリアルモデルの完成までの1ヶ月間もそうなのですが、”誰が何をしたから今があるのか”という点がファフナーで最も重要な要素ではないかと私は考えています。1人でがんばったのか、誰かがいたからできたのか、そしてその人はどうなったのか。そういったドラマの積み重ねがあるから「島の平和」という言葉が成り立っているはずです。人間ドラマを省略してまで他にするべきことがあるのでしょうか? 最近この点については非常に懐疑的です。

・もう1つ思うことは危機感の麻痺です。
主に私の個人的な感覚の問題なのですが、最近ピンチがピンチに感じられなくなってきています。
ピンチ→日常→ピンチだから窮地も楽しめるのであって、ピンチ→ピンチでは危険が当たり前になってしまい状況に入り込めません。甲洋や操の登場ありきで話を進めた結果、振り回されているように感じます。今回で逃亡劇は大詰めで、次回で幕引き&次の展開になりそうなので今の状況が終わってくれると嬉しいです。


次回は操と竜宮島の増援で状況が好転したところで、人類軍のザルバートルモデルか核ミサイルなどやっかいごとが飛び込んできそうです。しかし人類軍の意図とは違う形で暴走してヘスター体制崩壊の引き金になりそうです。
そんな次回のタイトルは『憎しみの記憶』。憎しみとはフェストゥム全体に広まってしまった憎しみのことでしょうか、それともイドゥンか、ニヒト内の亡霊でしょうか。総士がジョナサンを撃とうとしたところで狩屋先生か父ミツヒロ登場は勘弁してほしいです。