『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第38話「魔女っ子は八雲がお好き?」:感想

2015年11月22日

【ストーリー】

■わりと雑
・今回は毛利さんの登板でしたが展開はけっこう雑でした。
八雲を掘り下げるわけでもなくゲスト中心でもなくギャグ回でもなくバトルもいまいちで、これといったものが見当たりませんでした。ゲストのマジイエローのスケジュールが決まらなかったとか理由があるのでしょうか?

・お話としては文脈が見えずついていけないところがありました。
「八雲がイギリスにいた頃」が文脈として使われているのにその話が全然出てきません。八雲が嘘を突き通そうとするところなど、何か理由があるのだろうとは思うものの内容にはあまり踏み込まず、かといってゲストの魔女っ子はそれほど魅力的ではありませんでした。全体にわたって話の主軸になるものが欠けているように感じました。

■レジェンド枠
・今回で4人目のレジェンド枠はマジイエローでした。
でも微妙な出演でした。あんまり出る必要が感じられません。後付けのおまけという感じでした。八雲が雷の術を「先生直伝」と言っていましたが八雲がいつも使ってるのは水なんですよね… マジブルーが先生だったら整合性がとれたのですが。しょせん後付なので苦しいところです。

・ボクサーのはずのマジイエローをどう設定付けるのかと思っていましたが、「臨時教師」ということになっていました。ヒカルや兄妹に頼まれたとか経緯はいろいろ考えられるのでまずまずの設定だと思います。

■まさかの理由
・ラストでいきなり出産していて心底驚きました。
有明の方が若さを欲しがっていた理由が高齢出産のためだったとは… まったくもって予想外でした。若作りババァとか思ってすみませんでした。

・しかしこのタイミングで幹部を増やしてどうするのでしょうね?
ただでさえ幹部がたくさん残っていてラスボス候補の牙鬼幻月も未登場で未解決の問題が山積みなのに更に増えました。現状だと生まれた若君は踏み台にされる以外に道がなさそうですが、どう活用するつもりなのでしょう。


【アクション】

■もったいない
・「前に刀が折れたときは大騒ぎになったけどいいのかな… 珍しい折れた刀での二刀流が見られるならまぁいいか」と思ったら、アカニンジャーの出番が全くありませんでした。何のために折ったのか… せっかくのチャンスだったのに見れなくてもったいなく感じました。今回の内容と関係ないのでカットされても仕方がありませんが。


次回は今回生まれた若君が暴れるようです。
しかもなぜか脚本がまた毛利さんになっています。毛利さんが担当するのはわりとどうでもいいつなぎの回だけで本編に関わるような話はしてきませんでした。それが実質初登場の新幹部とはこれはいったい…? 新幹部かと思った若君があと1,2話以内に使い捨てられそうで不安に感じてきました。毛利さんの登板の真相はどういうことなのでしょう。


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