『手裏剣戦隊ニンニンジャー』 第39話「牙鬼の息子、萬月あらわる!」:感想
【ストーリー】
・今回は面白かったです。
強敵出現、敗北からの立ち直り、それでも一筋縄ではいかない敵の強さ、一度は倒せたものの同じ手は二度は通じない、さてどうするどうなるニンニンジャー、とシンプルな展開ながら盛り上がりました。敵が強いから対策を立てたニンニンジャーの強さが際立ち、その対策をしのぐから萬月の強さがより際立つ、とお互いに引き立て合う関係になっていてシンプルながら力強い流れでした。いかにも強い敵はニンニンジャーにいなかったのでより一層際立ちます。
メイン以外も師匠らしいことをしてるお爺さんなど細かい点もそつなくこなしていました。さすが毛利さんです。派手さはないけど丁寧な仕事です。
■返す言葉がない
・萬月が晦のことを「ボンクラ」と呼んだときに同意してしまいました。
普通なら「既存の幹部を露骨に踏み台にするなんて…」と引いてしまう展開のはずなのですが、晦の場合は本当に大した業績がないのでボンクラと言われても事実として受け入れてしまいます。こういうところが何ともニンニンジャーだなぁと妙なところで再認識させられました。
【アクション】
・今回もアクションが素晴らしかったです。
忍術や必殺技のラッシュで圧倒するニンニンジャーとそれをしのいでいく萬月の両方共強くかっこよく見えました。ただのサンドバックよりもこうやって対処されるほうが戦隊側もかえってかっこよく見えると思います。
・換装ラッシュもスピーディでかっこよかったです。
各換装形態の初登場回など単独で活躍したときよりずっとかっこよく見えました。ただ出すだけだとノルマが見え見えで興ざめですが、こういうふうに使ってくれると楽しめます。
・しかしこう最近出ていなかった玩具が一斉登場すると、クリスマスが近いことを感じますね。
しかも今回はいつもよりも早い気がします。まだ3週間あるのですががんがん飛ばしていくようです。次回もまた工夫がありそうで楽しみです。
次回は霞回が終わったと思ったらまた霞がメインのようです。実に謎な流れです。
霞が何か作りそうな感じでしたが萬月ようにロボの全部合体を可能にする改造でも行うのでしょうかね。
それと最近出かけてばかりだったキンジの行き先も明らかになる模様です。九衛門か妖怪の力関連だと思っていましたがどうなのでしょう。
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