■負の連鎖
・ナレイン側の交戦規定アルファ発令より悪い事態が起こりました。真矢が自分の判断で人を殺すことになってしまいました。これはきついです…
正当な理由があったことがまた辛いのだと思います。爆撃機は脅しても聞かない、説得しても聞かない、撃墜しなければ確実に数百倍の人数が死んでいた、たとえ後で軍事法廷にかけられても問題なさそうなくらい理由が揃っています。だからといって「仕方なかった」と思ってしまっていいのか。そこが真矢の苦しみの原因のように思えました。

・一騎が真矢の負担を減らそうとしていましたが、それが別の負担を真矢にかけることになってしまっているのがまた辛いところです。最近ずっと、一騎の負担を減らしたいと思ってがんばってきた真矢にとっては励ましの言葉も逆効果です。むしろいっそ「辛いだろうけどみんなのために頼む」と言われてしまったほうが今の真矢にとっては楽だったでしょう。

・この状況を外から変えられるとしたら溝口さんくらいでしょうね。
真矢が信頼している大人は多くありませんし、何より溝口さんの専門は対人戦のようですから。人殺しの苦悩はよく知っているはずです。日本に核を撃ちこまれたりしてもなお、竜宮島の大人たちは子供たちに歴史を伏せて平和を教えてきたのか、その意義を改めて語るときなのかもしれません。

・個人的には総士の行動は少し意外でした。
脅すだけで誰も殺していませんでした。単に「殺すと次の襲撃のときに躍起になってくるから」という戦略的判断の可能性もありますが、少なくともキャンプを襲った戦闘機とファフナー部隊に関しては被害を防ぐために落とすべきだったはずです。これはいつも冷静なものとして描かれてきた総士の心境が掘り下げられていく前兆なのでしょうかね。そうなると状況に合うように行動している一騎と足並みが揃わなくなっていきそうです。

■オルガさん
・生きてて良かったです。だけど人類軍が狙ってる状態で島に辿り着けるのか不安です… 撃墜された高速機を回収して島が事態を把握、なんてことにはならないでほしいです。
また、島は島で第2クールが始まってからまだ一度も竜宮島の描写がないので、辿り着いても島がどうなってるのかわからなくて不安です。

■援軍
・「ま、まだ操や甲洋がピンチに助けに来てくれるから大丈夫だから!」と思ってきた切り札が切られてしまいました。保険が早くもなくなりました。作中の状況と同じく、視聴者も追いつめられてきえています。

・援軍は内装の感じからは劇場版に登場した操のコロニーのように見えました。他の可能性があるとしたら甲洋か、いつの間にかできてるかもしれない共存派(ミョルニア派)くらいですし、援軍は操でしょうね。操と合流することで同じミールの分裂体であるアザゼル型のことがわかってくるのかもしれません。

■宇宙のフェストゥム
・共食いアザゼルと交信した通信衛星っぽいやつが宇宙にいました。
あれがフェストゥムの作戦行動や人類軍の奇行の黒幕なのでしょうね。気になるのは単なるアザゼル型が操る端末なのか、それともあいつが北極ミールの本体でアザゼル型を操っているのかという点です。
1期のラストで宇宙に上がろうとしていたミールの本体は一騎の攻撃で破壊されたと思っていましたが、実は生き残っていたのでしょうか…?
ウォーカーの本体が別にいるという仮定を踏まえると余計に怪しいです。

■さらっと言ってたけど
・エメリーが「私たちのミールがコアを吸収すればエネルギーを生み出せる」と言っていましたけど、やることは共食いアザゼルと同じですよね?
こちらもかなり怪しいです。最近大人しくしていましたがまた怪しくなってきました。援軍を呼ぶのもコアが狙いなのではと疑ってしまいます。

■カノンの未来視
・今回のザインvs共食いアザゼルのシーンはカノンが未来視で見たものと同じカットがありました。
カノンがいない場所の光景も見られるんですね。驚きました。実際にカノンが見ることになる光景を先取りできるだけかと思っていました。
これって下手するとカノンが「いない」未来でも見えてしまうんじゃ… お墓のシーンがあったから少なくともカノンが後輩たちより先に死ぬ心配はないかと思っていましたが、そうとは言えない状況になってきました。


次回のタイトルは「命の行方」。また犠牲が出そうで不安です。