『仮面ライダーゴースト』 第2話「電撃!発明王!」:感想
【ストーリー】
・設定の説明中心だった前回とは異なり、今回はタケルの人物描写が多めでした。
ただ、個人的にはむしろタケルの性格が余計にわからなくなりました。気持ちの切り替えが激しいように感じたからです。
・御成とアカリを鬱陶しがったり、アイコンを探すために人のところにどんどん押し入ったり、自分中心に考えてるかと思えば、自分より子供を優先したり博士を励ましたり他人優先で動くこともありました。これ自体はわからなくありません。普段は他人を思いやる人でも余裕が無いときは自分中心に考えたりするものです。そこまでは特に不思議はありません。
・しかし切り替えの落差が激しく、急なように感じます。
まるでスイッチがあるかのようにスパっと変わって、タケルの気持ちについていけませんでした。自分で考えて行動する点から考えると自信があるようで、キメ台詞は「俺は俺を信じる」と自信の弱さを感じさせる言葉だったり、2面性があるように思えます。どこでこの2面性がつながっていて、何が切り替えポイントになっているのかが掴めません。
・2話でタケルの人となりが描かれて少しはタケルのことがわかるかと思いましたが、まだまだ時間がかかりそうです。
■割り切り
・話の構成はかなり割り切っているみたいですね。
前回は説明中心で人物描写はカットして、今回は話を進める手段は御成の弟子からの情報任せで時間をかけずに話を進めていました。こういう話の展開を割り切っているところは嫌いじゃありません。面白みのない過程をすっ飛ばすのは有りだと思います。
【アクション】
・今回はバトルが超簡素でびっくりしました。
イグアナは勝手に暴れて巨大敵を倒し、ゲートはキック一発で破壊。怪人はいきなり必殺技で即死。前半の前哨戦以外、アクションというアクションがほとんどありませんでした。ストーリーの展開の割り切りは嫌いじゃありませんが、バトルは割りきらないでほしかったです。
・特にエジソンフォームは驚かされました。
ストーリーで「ひらめき」が強調されていたので、てっきりひらめきで電撃に対処するものだと思っていました。剣を投げて避雷針にしてキックで倒すとか、近くのものを絶縁体にして防御するとか、そういう工夫をして勝つと思い込んでいました。
そしたら、「電撃→元々効かない」「倒し方→正面から必殺技で撃ち殺す」ととてもマッチョな戦い方で意表をつかれました。小細工が要らないくらい強いんですね。
販促作品には欠かせない圧倒的強さは伝わってきましたが、これでいいのだろうかという疑問は残る結末でした。
■ゴーストは何の偉人?
・怪人もフォームチェンジも全て偉人で間違いないようでした。
こうなると浮かんでくるのが「基本フォームのゴーストは何の偉人なのか?」という疑問です。名前が「オレ魂」となっているのでタケル自身なのかとも思うのですが、変身シーンでは内側から湧き出てくるようには見えません。アイコンを送ってきたのは父親→「俺=父親」など仕掛けがあるのでしょうか? ここは掘り下げられるところなのかどうか、少し気になります。
次回は早くも3つ目のフォーム、ロビンフッド?が出てくるようです。
どうやら今作も販促の量は異常なようです。またグダグダになりそうで早くも不安でいっぱいです。
アイコンが15個あるということなので、15もフォームが有るんですよね……さすがにうんざりです。
返信削除後、エジソンに汎用性があまりなさそうです。
どうなんでしょうね。そこは気になっています。
削除単純に考えると15個フォームがあるんですが、作るの大変だと思います。そうなると一部のアイコン以外は単なる能力発動や武器召喚程度かもしれないと考えています。イメージとしてはフォーゼのスイッチみたいな感じですね。フォームチェンジできるエレキやファイアも他のスイッチも同じアストロスイッチだけど、エレキやファイアは特別。そんな感じになるのかもしれないと思っています。
OPも主人公の周りを飛んでいるのは4種類(だったかな?)のパーカーだけだったのでフォームチェンジも4種類くらいかなと。
もしかしたら本当に15種類もあり得るかもしれませんとも考えています。
ゴーストのフォームチェンジに外見上必要なのは「上に羽織るパーカーと飾り・マスクの表面」だけなので、作る手間自体は少ないのかもしれません。ドライブのタイヤ交換パーツが10種類以上あったので、ゴーストのフォームチェンジであれば15種類も可能なのかもしれません。
あなたの言う通り剣を避雷針にすればユルセンの助言(二刀流は雷が落ちやすい)が活きてくるので良いかもしれないですね。
返信削除むしろ、ああいう助言を何らかの形で利用しないとユルセンの存在価値が薄くなるのではないでしょうか?後半はタケルもベルトの操作に慣れてくるでしょうし。
後は、個人的な意見ですが通常技(『ドライブ』で例えるとシフトレバー3回倒し)が欲しいとおもいました。
剣を避雷針にする→通常技で頭部のアンテナ破壊→銃でオメガドライブ なら上手くまとまるかなと。
ユルセンは今回ほとんど出ていませんでしたね。出さないなら出さないで
削除ユルセン「ちょっとやることがある(イグアナの準備)」
と、最初に伝えて消えれば、流れとしては問題ないしイグアナの前ふりにもなったと思うんですけどね。エジソンの戦いといい、何もしないで済ませているのが不可解です。悪い意味じゃないといいのですが。
ユルセンも意図的に出番を減らしているのか、何も考えてないのか判断しかねます。
技はどうなんでしょうね? 玩具の仕様を知らないのであるのかないのかわからないのですが、今回4回引くとゲート用の必殺技と言っていたので、他にもあるのかと漠然と考えています。
通常技に関しては今後手に入れるアイコンに、ドライブで言うところのタイヤ交換(能力)があるのかなと今は思っています。
今回はヒロインの方にあまり魅力を感じないという感じですね
返信削除御成のほうが目立っていて
フォームチェンジについてはパーカとマスクを替えるだけでコストの方はそんなに掛からないかなと思います
個人的には武器のガンガンセイバーがお気に入りで前作の武器よりもかっこよく見えてしまいます
アカリは今のところ要らない子ですね。ウィザードの瞬平のような存在です。
削除印象悪い、性格良くない、役に立たない、主人公に必要とされてない、と良いところがありません。科学的な面で役に立つのかと思ったら、今回の博士の発見も御成の部下で充分で本当に必要性が見当たりません。
ガンガンセイバーは見た目がかっこいいですね。抜いて構えただけでも盛り上がります。
しかしまだ目立ったアクションがないので、良いかどうかは判断を保留しています。
2話で言うのも早いかもしれませんが、ちょっとよく分かりませんでした。
返信削除タケルはなんで「自分を信じる」のでしょうか?彼の自信に関するエピソードが分からないのですが、何かありましたっけ?力を得たからということなのでしょうか。
最後にわざわざ「ゴーストハンターをやって眼魂を集める」と宣言したのも少し引っかかりました。他に彼に残された道は黙って死ぬ以外にないと思うのですが。戦いを恐れている様子もなく、自分を信じているタケルがあらためて宣言をしたのはどうしてだろうと思いました。
アクションもなんだかイマイチに思えました。バイクは意地でもどこから来たか見せないんですね。眼魔が英雄の魂を取り込んでもただ少し巨大になるだけで普通にイグアナに任せておけば倒せる程度だったのはショックでした。敵としての眼魔には当分期待できなさそうですね。
怪人との対決もわざわざ電撃対決にしたのは何か意味があるのかと思いきや特に何もなく撃ち殺して終わりという非常につまらないもので残念でした。武器の組み換えギミックは特に活かされることもなく、今作もアクションはダメですかね。
それでもまだ2話なので、販促が落ち着いたら楽しく見られると信じておきます。
タケルの心境や考えは私も全然わかりません。
削除「俺は俺を信じる」とか「人間は道具じゃない」などいろいろ言っていましたが、どういうバックグラウンドの上で発言がなされているのか伝わってきませんでした。現時点では「台詞」であって、タケルの言葉とは思えません。
ゴーストハンター宣言は謎でしたね。そもそもゴーストハンターの修行をしてきたはずなので成るも何もないと思うのですが。
それとアカリも誰も反対しなかったのも不思議でした。タケルの最優先目標は「アイコンを15個集めて生き返ること」のはずです。そしてゴーストハンターはアイコン集めと関係ないはずです。アカリかユルセンが「今はそんなことしてる場合じゃないだろ!」と反対してもおかしくないと思うのですが…
全体としてはタケルの立ち位置をはっきりさせないことが不思議です。
「死にたくないと必死」でも、「思いがけない形だけれどゴーストと戦う力が手に入って喜んでいる」でも「唐突過ぎて混乱し、場当たり的に行動しているだけ」でも、今のタケルの心境を表すことで物語に安定感が出ると思います。特に視聴者には今の状況が良いのか悪いのか判断するものさしが必要です。タケルでなくユルセンや仙人でもいいので、現在の流れを示すキャラクターが必要だと思います。
アクションは今のところあっさりしていて淡白な印象ですね。
あくまで販促のために戦っているだけで、アクションの方向性が見えません。販促が減れば良くなるのかなと思いたいです。エジソンフォームの扱いはとても不安に感じるものでしたが…