仮面ライダードライブ 第37話「究極の味覚を狙うのはだれか」:感想

2015年7月12日

【ストーリー】

■「新章突入」に突入
・本番は次回のようで今回は新章突入というほど話が進みませんでした。
006と008が登場し、これで一桁ナンバーは004以外出揃いました。このタイミングで出れないと004が登場するタイミングが無さそうに思えます。004は番外編送りなのかもしれません。

■原因は次回予告?
・ギャグ調のタイトルとシリアスな前回の次回予告がどうつながるのだろうと不思議に思って見ていたのですが、特につながりませんでした。ギャグはギャグで完結していて相乗作用は無いように見えました。この手のギャグは米村、井上時代によく見かけた内容でしたが、誰の趣味なんでしょうね?

・見終わってから思ったのですが、ひょっとしたら前回の次回予告が悪かったのかもしれません。
本来ならギャグ調で始まって油断させておいて、ラストのソースをかけて実験するメディックとそこに現れるハートで急にシリアスになって驚かせる仕掛けだったとも考えられます。これならそれなりに機能したように思えます。推測でしかありませんが、そうでも考えないとギャグの存在意義がわかりません。


【アクション】

■久しぶりのアクション
・ドライブでこの項目を書くのは久しぶりです。今回のアクションは見応えがありました。活躍したのは敵でしたけどね。どうせならあの調子でタイプトライドロンを活躍させたほしかったです。

・今回の監督はドライブ初登板の舞原監督でした。
最近のドライブのアクションは手癖の演出ばかりでやる気がまるで感じられないことがほとんどでしたが、舞原監督に変わった途端にアクションが冴えていました。別に予算がかかりそうな演出はありませんでしたし、こうなると「やはり人の問題なのでは…」と疑念が深まってしまいます。題材がどうこう、玩具がどうこうというよりも撮影スタッフの変化こそが必要なのかもしれないと思いました。


・次回はハートが超進化したり、メディックが死にそうだったり、進ノ介がロイミュードは倒さなければいけないのか、という内容がメインのようです。
進ノ介やハートにとっては新情報なのでしょうが、どれも視聴者にとっては今更感のあるネタです。そのままやっても消化試合になってしまい盛り上がらないでしょう。既知の内容ばかりの流れでどうやって盛り上げるのか、お手並み拝見です。


コメント

8 件のコメント :

  1. 初めてコメントさせていただきます。今回は仰る通りアクションが良かったです。進化前のロイミュードの軽快な動きはおっと思いました。あれならマッハとチェイサーが手間取るのも納得できます。最近はドライブに限らず弱い敵を倒しきれない時のアクションが弱かったので。ああいう画を撮れるなら新しい人を入れていくのもいいですね。
    ただ、アクションが画一的な一因はスケジュールにもあるのではないかと思います。ベテランの監督は一つの作品で何本も撮りますから、一本に細かく気を遣えず、つい慣れた同じ動きに頼りがちなのかもしれません。見ていらっしゃるかは分かりませんが、昨年放映していたウルトラマンギンガSでは前作のウルトラマンギンガから監督を入れ替え、スケジュールに余裕を持たせることで予算は大差ないらしいのに見違えるほどの特撮をしていました。東映も制作体制を見直す時期かもしれません。

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    1. はじめまして。
      「強敵」を台詞に頼らず映像で表現できていた点は素晴らしかったですね。映像作品はこうあるべきです。敵が強く描かれているようで、チェイサーも2人相手にも関わらずしっかりと相手の攻撃をガードして反撃していてチェイサーも強く見えました。
      ドライブは従来のライダーと異なり「幹部と雑魚」ではなく「108人のロイミュードのうちの1体」なので幹部以外のロイミュードもこれくらい強くて良いと思います。

      そうですね、根本的にはスケジュールの問題もあると思います。手癖でやりがちなのは忙しいときですから。
      ただ、私は現在の問題はスケジュールが主な原因ではないだろうと考えています。スケジュールが原因であれば今回担当した舞原さんであっても撮りたいものが撮れず、微妙な結果に終わっていたと思います。問題なのは撮る側の姿勢や余裕、それにアイディアの在庫の問題のほうではないかと考えています。実際、戦隊のほうは同じようなスケジュール体制であるはずなのに毎回アクションはちゃんと工夫しています。
      人を入れ替えたり、ローテーションの人数を増やして一人あたりの負担を軽減することが効果的ではないかと考えています。この辺りは現場レベルではなく、制作体制全体でやることなので会社として早めに問題認識して改善を図ってほしいです。

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  2. 今回のアクションを見て、もしかして、ハートの下にいる連中は弱い奴らなのかと思ってしまいました。

    そうとしか思えないぐらい動きに差が有ります。

    ドライブの動き一つとっても、それは同じです。

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    1. 006の部下が特別強いという可能性は有ると思います。
      006はチェイスが知っているほど有名だったようですから、引き連れてきた部下も強くても不思議はありません。
      私としては他のロイミュードも特に理由なく、あれくらい強くても歓迎しますけどね。弱い相手を倒すより強い相手を倒すほうが盛り上がりますから。

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    2. 同じ作者で作った方が話に一貫性を持たせられると思っていたのですが、今回のアクションを見て考えが分かりました。

      要は、制作陣をローテーションさせた上で共通認識を如何に持たせられるかが重要だという事なんでしょうか?

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    3. そうですね。人が増えると作品のカラーも増えて作品全体のテーマ性がぼやけてしまうことはよくあるので、一貫性という点ではローテーションの人数を増やすことは良くないと思います。しかし現状ではそれよりスタッフの疲弊のほうが問題だと今回を見て私は考えました。
      余裕のある人数にしつつ、作品の根幹になる考えを共有できることが理想的だと思います。

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  3. 懲りずに見てみましたが、仁良とブレンのくどい演出がなくて見やすかったです。そもそも本筋じゃない話のほうが見やすいような気がしてきました。今回一番うれしかったのはこの間まであんなに盛り上げていた親父の敵編がなくても話が成立しそうなことです。早くなかったことにして次に進むことにしました。

    話自体は別段おもしろいものでもなかったわけですが、アクション面はなかなかすごかったですね。006とその部下たち対マッハ・チェイサーのアクションは私が何か言うまでもなくすごかったですね。安易に多機能を使いこなせない武器を使わなくてもこんなにカッコイイアクションができるんだ!というのを久々に見せてもらいました。しかし今まで進化前ロイミュードはただの戦闘員扱いに近いものがあったので、「これってまたマッハの死体蹴り?」と個人的には気になってしまいました。
    一方トライドロンはものすごい勢いで坂を転げ落ちていきますね。相変わらず乗り換えは意味が分かりませんし、今回は気持ち的にもドライブが弱くなる要素はなかったうえ、クリム状態でも苦戦していたのでもう挽回は無理ですね。デッドヒートで勝ちかけてたハートにボロ負けするとは。弱い描写に合わせてこなくてもいいんですけどね。今更ハートに「戦った相手より強くなるんだ!」なんて言われても困るんですよね。
    もうストーリーはいいので、せめてアクションだけはもっといいものを追求し続けてほしいです。

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    1. 父親の一件は進ノ介の物語ではなく、001に箔をつけるための設定に過ぎなかったみたいですね。あまり気にしないほうが良さそうです。

      今回のアクションは久々に良かったですね。ギミックに頼らずに純粋なアクションだけでかっこよく見せていました。
      個人的にはマッハが弱いようには見えませんでした。幹部相手にパッドを庇いながらにしてはまずまずだと思います。

      タイプトライドロンは最強フォームとは思えない扱いですね。活躍できないのはタイヤセットの販促方法がいまいちだからではないかとも思えます。救助に使ったりするせいで、「冒頭の戦いで最初からトライドロンで登場し、敵に逃げられる」という形になってしまい、かませみたいな扱いになっているように感じます。もっと上手いやり方があると思うのですが。

      ハートの設定は唐突でしたね。もっと前に前振りを入れておくべきだと思います。それかデッドゾーンという設定があるので、「これまでの戦いを経て、デッドゾーンをコントロールできるようになった」とするほうが納得がいったと思います。ラスボス候補の大幹部でこれは酷いです。

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