鳥人戦隊ジェットマン 1&2話感想

2012年1月30日
東映公式チャンネルで配信が始まった『鳥人戦隊ジェットマン』の1話と2話を見た。

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(2005/06/21)
特撮(映像)、田中弘太郎 他

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雨宮さんらしいリアリティがすんごい面白い!
メンバー唯一の軍人のレッドだけがまともに戦えて、他はどうにか雑魚と戦うので精一杯。素人をいきなり戦わせたら、いくら超人化しててもそうなるよね。すごく納得できる。レッドは冒頭で特殊部隊として強化前の活躍も見てるからなおさらだ。
アクションも他の戦隊とは違った独特な感じがあって良いね。レッドが敵に掴まれながらも冷静に銃を抜いて反撃するシーンなんか戦隊ではまずない。見慣れた戦隊も雨宮風に仕上げるとこうも変わるんだね。

それと戦闘機のシーンに力が入ってたのが印象的。空戦も見応えがあったけど、ビル街を飛んだり、地上の雑魚怪人を攻撃したり、こだわってるのが伝わってくる。2話の寄生されて怪物化した戦闘機との戦いは迫力があった。最後の決着は地上でジェットマンが倒したけど、決め手になったのが空中戦で与えておいた傷ってのが実に渋い。普通だったらジェットマンが倒して、「強いぞ、ジェットマン!」で終わらせちゃうのに。

メイン脚本が大嫌いな井上敏樹なのに楽しく見られた。ブラックとかブルーの台詞回しがいかにも井上的だったけど、全体の流れは雨宮さんっぽかった。この先も雨宮監督が主導権を握っててくれるなら無理なく見られそう。

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