『仮面ライダーガッチャード』 第31話「暗闇のふたり、互いを信じて。」:感想

2024年4月14日
■見れたものじゃない
・演技がズタボロなのはいつもどおりですが、お話もズタボロでした。
冒頭のリンネの即立ち直って即挫折する姿は正気を疑いました。
「お前の弱さのせいだ!→私は弱い…→戦え!→戦う!→あいつが死んだ(死んでない)」のはお前のせいだ!→私は弱い…→(突然の逆ギレ)私は弱くない!」って何ですか?
前のアトロポスへの口撃のときもそうでしたけど、リンネの心情が全然伝わってきません。突然何を言い出すのかと戸惑うばかりです。アトロポスの「リンネちゃんのせい」も100%アトロポスのせいで説得力がマイナスですし、本当にいったい全体何のつもりなんでしょうか。まるで意味がわかりません。

・バトルもかなり意味不明でした。
あの程度の幻覚ならタイマンで戦えばいいだけだし、タイマンで戦って瞬殺されたスパナの立場がありません。
見学してたのにリンネの復活に気づかないアトロポスまで馬鹿みたいでした。

■突然の自分語りその2
・ゲストのほうは突然の自分語りが始まって困惑しました。
知 ら ん が な
としか反応しようがありません。宝太郎の持ち上げにしても雑すぎて逆効果です。

・バトルで戦ってる姿を見ようがリンネに譲る理由にならないところがまた雑だと思いました。
そもそも宝太郎はこのお芝居にそんな乗り気じゃないから「私よりも九堂さんのほうが宝太郎の力になれる…」とか思う必要がないと思います。
「戦いで役に立っていようが舞台では負けん!」と対抗意識を燃え上がらせても問題ないシーンだったはずです。前回までのグイグイ来る押しの強さはどこに行ってしまったのでしょう?

・「でもどうせ記憶消されるんだよな…」と思っていたらやっぱり消されてそこもズッコケでした。
記憶を消されたら少なくともバトルを見ていて負けを悟る流れは記憶に残らないはずなのですが、なぜかそこは変わってなくてまた戸惑いました。そんなピンポイントで記憶を消せるなら最初からやれよ…

■サイズが合ってる
・エクスガッチャリバーはサンユニコーンが持っているほうがしっくり来るなと思いました。
刀身が短くて玩具感が強いのがマイナスだったので、ガッチャードより小柄なマジェードだと悪くないサイズ感でした。
逆に言えばプロップをもっと大きめにすればガッチャードでも見栄えしたはずなんですが、なんでしなかったんでしょうね…? 販促に全然熱心でないスタッフが今更実物変形みたいなサイズ感にこだわるとは思えないのですが。


次回はスピンオフで出ていた組織のハンドレッドが出てきたり、冥黒の王とかいうのが出てきたりするみたいです。
特にやる話や大目標が見当たらないので暗黒の門の向こうにいた悪魔はラスボス用に引っ張るのかと思っていましたがもう出てきちゃうみたいです。
まぁガッチャードクオリティなので冥黒の王二式とか冥黒の王を吸収したグリオンがラスボス化とかラスボスすら延々と引きずり回しても特に驚きませんけどね。






コメント

2 件のコメント :

  1. 次回は坂本監督らしいですね。
    いつもの生身アクションも、クロトーならあまり違和感がないので良いと思います。

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    1. >次回は坂本監督らしいですね。

      そのようですね。
      クロトーと生身アクションは相性は良いほうだと思います。元々序盤は生身で戦っていましたし、クロトーの役者さんはアクション得意な人みたいですしね。

      ただ、ストーリー面ではマイナスに働く可能性が高いとも思っています。
      「クロトーに活躍させてどうするの?」と感じるんじゃないかと予想しています。クロトーが生身で戦えるのは既知のことですし、だからといってライダーやマルガムと戦えるほどではありませんし、ストーリー面ではやる意義が薄い気がします。

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