『爆上戦隊ブンブンジャー』 第6話「シロとクロ」:感想

2024年4月7日
■掛詞はがんばっていた
・今回の脚本は樋口達人さんでした。
トイレ怪人の「建前を流せば本音が出てくる」
ブンブンの「便は急げ!」「今日の卵はエッグいよ」
など今回メインのトイレネタにちなんだ掛詞はがんばっていました。小ネタが多いのはギャグ多めの戦隊とは相性が良いと思います。戦隊はストーリーがシンプルで弱めなのでこういう小ネタを挟まないと途中は退屈しがちです。その点では良かったです。

■本筋はいまいち
・小ネタは良かった一方、お話の本筋はパッとしない印象でした。
メインストーリー的にはメインであろうマッドレックスとレッドのバトルは盛り上がりに欠けました。
バトルの同時並行がレッドが出れない理由にしかなっていませんでした。戦闘がぶつ切れでトイレグルマー側の描写を入れて中断を挟んでいるから臨場感もありませんでした。2つのバトルの展開のシンクロだとか「レッドがいなくて勝てるのか?」といった要素もありませんでした。
東映公式ページの感じだと、「レッドがいなくても勝てる!」というのが今回やりたかったことの一つのようなのですが、そういう話にはなっていなかったと思います。そのコンセプト自体が「自分のハンドルは自分で握れ」が基本のブンブンジャーには合っていないとも思います。見ていて、プロデューサー?がちょっと見当違いな方向を向いている気がしました。

・本音云々の話も面白みに欠ける印象でした。基本明るくて裏表のない登場人物だからそういう話に特に心当たりがないんですよね。一番隠し事をしてるのが大也とブンブンなくらいですし。
そもそも建前がどうのって話は前回の錠の変身過程で半分やってますよね。流れを汲むなら今回も「かっこいいヒーローになりたい!」が本音の半分になると思います。その辺もしっくり来ませんでした。

■今後への影響のほうが不安
・実は素直だった射士郎の本音自体は問題ないんですけど、この先で不都合が起きないかと心配になりました。
この手の話は普通なら30話辺りで「たまには役者に別の演技をさせたい」という都合でやりがちな話のように見えました。序盤でやると違和感が強くてキャラ崩壊につながりかねません。
「戦隊のクール系や一匹狼的なキャラってそういう性格のは序盤だけですぐになぁなぁになりがちですよね。だったら本当に序盤だけにしてさっさとキャラを崩しちゃいましょう」と割り切った考え方ならそれも有りだと思いますがそうなのでしょうか?

■アクション
・マッドレックスとのバトルはマンホール盾がかっこよかったです。
回転を加えるのが説得力を生み出す一工夫だと思いました。ただのマンホールで防げると攻撃がしょぼいだけに見えかねませんが、ブンブンジャーらしい回転を加えることで何か説得力が生まれます。

・刺股カッターと聞いたときには「あれ刺股なの?!」とびっくりしました。
テレ朝の公式ページを確認してみたら頭のパーツは「ブンブンスパイク」が正式名称のようです。刺股なんて一言も書いてありません。
さすがに今回言ってみただけの独自の見立てだったようです。公式設定はまだ常識的で安心しました。

■トレイグルマー
・見た目はスタイリッシュでかっこいい! でもよく見ると便器とトイレットペーパー… というバランスが面白かったです。
便器の水をかけるとか見るからに不快そうな攻撃も良かったです。あれはストレスを感じそうです。視聴者に不快感を感じさせなくても「あれは不快だろうな」と感じさせることは可能だと証明できるわかりやすいネタだったと思います。


次回はオレンジが参戦するようです。次回の感じからすると「マッドレックスに対抗するため」とかではないみたいですね。以前から変身アイテムを持っているのに参戦しないならそういう理由付けをするかと思っていたのですが。
脚本は森知夏美さんだそうです。冨岡さんの知り合い枠のようです。個人的にはデジモンで見かけた気がするくらいで印象が何もありません。若手で実写は初めてとなると出来栄えにはあまり期待できなさそうですがどうなるでしょうか。







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