『仮面ライダーガッチャード』 第33話「伝説ライダー?100年早いな!」:感想

2024年4月28日
■なんか出た!
・基本的には前回の予告から想像がつく内容しかない後編でした。
ただ、ゼインまで出てきたのは驚きました。アウトサイダーズは見たことないんですけど、アウトサイダーズってガッチャードやハンドレッドと関係があったんですか?
いつもどおり「アウトサイダーズのスタッフも初耳だからびっくりしてるよ」で終わりそうな案件の気もします。

■なかなか出ない
・仮面ライダーレジェンドは逆になかなか出てこなくて、あれ?と思いました。残り10分切っても出てこなくて戸惑いました。

■まだ続くの?!
・レジェンドはやっと出たけど、肝心のレジェンドの強化フォームが出ないんだが?とまた不思議に思っていたら次回もレジェンド中心にやるみたいです。
しかもなぜか学園編のようでした。レジェンドで学園話って誰が喜ぶんでしょう…? 学園どころか元々の世界での様子すら視聴者はよく知らないと思うんですが。
ハンドレッドの幹部もほぼ全滅しちゃったんですけど、あの変身アイテムに撃墜されたダークキバのやつだけでもう1話やるんですかね? 敵役としては賞味期限切れどころか腐ってると思うんですけどねぇ。

■坂本監督
・当然のごとく生身アクションがありました。
スパナの人はまぁまぁで宝太郎とリンネの人が動けないのはイメージ通りでした。そこらの普通の人より硬いんじゃないかなと思うくらいにぎこちない動きでした。

・アクションは良かったんですけど話の流れは一段と滅茶苦茶でした。
「なんとか逃げられた…(のろのろ逃げていくのを棒立ちで見送ってた)」
「危ない!(狙われてるのは宝太郎だから宝太郎が子供に近づいたほうがもっと危ない)」
と実際の光景と台詞が矛盾しまくっていました。脚本との齟齬にも程があります。

・クロトーが乱入するところはとびきり酷かったです。
「もう我慢できない!」と言って乱入したのになぜかヴァルバラドたちを吹き飛ばした後にはヴァルバラドたちがグレアを倒してる間は何もせずに遠くに行っていました。
そもそもこずかれたグレアと吹き飛ばされたヴァルバラドたちにマジェードがやられた状況では大して有利になっていないはずなのにヴァルバラドたちがチャンスだと意気込む理由すらわかりませんでした。

・ゲスト出演した坂本監督と言えば最近はフォームチェンジの多用が定番になりつつありますが、今回はパッとしませんでした。
作中基準でも格上の現行最強フォームがあるので下位フォームをたくさん使っても舐めプ感が強すぎます。しかも最初から劣勢の同じ相手に使っているので違和感がすごかったです。
フォームの実力差が少ないエックスレックスの前辺りだったら映えたんでしょうけどね… アイアンガッチャードに至っては反動があるから使わないほうがマシでした。
フォームチェンジを多用しようという気概はあっても、こういう設定やパワーバランスには気を払えないところは坂本監督の欠点ですね。

■ラケシス版ヴァルバラド
・武器の使用だけでなく変身までするんですね。
販促になるので再利用は良いことだと思うんですが、人数が更に余るのは微妙ですね… 元々味方に3人もいて敵より多いので更に増えても喜べません。

■仮面ライダーレジェンド
・肝心の強化フォームが変身するだけで終わったので今回は過去作フォームがメインでした。個人的にはアギトと555のアクションが良かったです。
アギトのキックは見慣れない角度で新鮮でした。もうずっと「キックと言えばこの角度」って感じにどのライダーでも固定されてるのが当たり前でしたけど、今回のアギトは違いました。やっぱり違いがあると良いですね

・555はナックルと剣を使っているところが嬉しかったです。
本編だとどっちも大して使ってないんですよね… ナックルに至っては最序盤に必殺技用に使う以外に出番があった印象すらありません。ナックルは格闘戦主体のライダーにも合ってるし、良い武器だと思うんですけどねぇ… 子供がマネすると危険性が高いから敬遠されがちなんですかね。

・一方、響鬼は音がおかしいと思いました。太鼓のバチで叩いているのに剣戟のキンキン音だけで響鬼の太鼓の音どころか打撃音ですら無かったです。編集ミスかと思うくらいにおかしいと思いました。


次回はカグヤが学校に来たりするみたいです。どこからツッコめばいいのかわからないくらいにやる必要性が不可解な展開です。スタッフは何がしたいんでしょうか?




コメント

0 件のコメント :

コメントを投稿

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。