『爆上戦隊ブンブンジャー』 第10話「ウキウキなミッション」:感想
■何の話だったの?
・玄蕃のエネルギー運びは緊張感がないし明らかに奇妙に見えて話にノレませんでした。
そもそも落とすだけで爆発するような繊細な物なら人の手で運ぶよりも免震機構をつけた乗り物などで運んだほうが適切だし、街一つ吹き飛ぶにしては警護も薄過ぎると思いました。
と思っていたらそれはハシリアン対策の囮作戦だったと説明されました。だけどそもそも玄蕃が未来に説明するまでハシリアンがエネルギー源に気づいてるように見えなかったんですよね… 気づいてないしどこにいるかもわからない相手用の囮作戦って何なんですかね。
・個人的にはどこまで行っても何の話かわかりませんでした。
結局、囮であって運び屋はやってないように見えてしまいました。何も運んだように見えないのに玄蕃が何に達成感を感じてるのか全然伝わってきませんでした。
玄蕃に運び屋をやらせることで玄蕃という人物の掘り下げをしつつ運び屋がどんなものかも掘り下げることを期待していたのですがどちらも特になくて期待外れでした。
・玄蕃の話にも未来と玄蕃のペアの話にもなってないのが余計にマイナスです。期待とは違っても別の話として成立してればそれはそれで良かったんですが…
最初は夏休み回ならぬゴールデンウィーク回だから気の抜けた内容なのかなと思っていましたが玄蕃を咎め続ける未来などギスギス感が強く、そういう路線としてもいまいちでした。タイトルなら「ウキウキなミッション」のウキウキ要素が1ミリもありませんでした。
■ビルダー・ワゴンカスタム
・変形したワゴンの重機っぽいデザインを活かした組み合わせが良かったです。せっかく玩具に組み換えギミックがあるのだからこういうのはどんどんやったほうが良いですよね。
・地味に3台のブンブンカーを組み合わせてるのでそれは大丈夫なのかと少し不安になりました。1台に二人乗るのも車デザインを活かしていて好きなんですけど、戦力的には合体するブンブンカーを増やすほうが良いですよね。舐めプ感が出るのもマズイのですがバランスは大丈夫なのでしょうか。
次回は大也の先生にあたる人物が出るそうです。個人的には大也の過去よりも現在の価値観を掘り下げたり裏付ける方向だと嬉しいです。
それとは別に新幹部も登場するようです。「改造隊長」って何だ?と思いましたが、予告の感じだと「マシンのカスタム」という意味での改造っぽいですね。苦魔獣を改造したり、人間に直接影響するタイプの怪人を生み出すでしょうか。幹部ごとに侵略スタイルを分けて進めるのはバトルやお話にわかりやすい方向性をつけつつ話のバリエーションを増やせて4クール向けの展開になりそうです。
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