『仮面ライダーガッチャード』 第34話「オンリーワン!すべての道はゴージャスに通ず」:感想

2024年5月5日
■1作目を見ずに続編から見てるみたいな気分
・カグヤ様回でした。カグヤ様がカグヤ様らしくゴージャスに動いている…ようでした。
だけど私はカグヤがどんな人で、どんな性格で、ゴージャスって具体的にどんなものでカグヤにとってどんな意味があるのか全然知らないんですよね… 「ゴージャスは嫌か?」とか言われても具体的に何にキレてるのかすらわかりませんでした。
当然そのキャラのことを知ってる条件で話が展開されていて、まるで1作目を見ないで続編から見たようなついていけなさでした。

・宝太郎が謝ることもだいぶ理解不能でした。
記憶が消えるのは不可抗力だし、カグヤもそうなることは知っていたのでは? なんで知らないし記憶も消えてる側よりも知ってる側が配慮されるべきなのか全く理解できませんでした。
意味がわからなすぎてなぜか正解を選べる宝太郎まで気味が悪く見えてしまいました。そんなコミュ強キャラじゃなかったと思うんですけどねぇ。

■まだ続くの?!
・つまんなかったな~と思っていたら次回もまだカグヤがメインみたいでびっくりしました。本気ですか?!
シンプルな感想としてはカグヤのお話とキャラクターがつまらないのでとっと退場してほしいのですが、販促的には「レジェンドの玩具を売るからにはこれくらい出さないと意味ないよな」と肯定したい気持ちもあるので複雑な心境です。
肯定的と言っても全肯定ではなく、ガッチャードが出てる意味が特に感じられないので「これ何の番組だっけ?」とか「そんなに玩具を増やしたいなら1年に1ライダーじゃなくて、2クール1ライダーで1年に二人ライダーを出すほうが良くないか?」など根本的な疑問も感じているので割り切りづらい感情が強いです。

■仮面ライダーレジェンダリーレジェンド
・コンプリートフォームからディケイドやビルドなど各ライダーのコンプリートフォームになって何をするんだろうな…と思っていたら特に何もしませんでした。
当たり前のことですけど、コンプリートからコンプリートになってもコンプリート要素が被ってる上にいきなりそのライダーのフォームチェンジの能力を使っても過去作を知らない人には全然伝わらないから相性最悪ですね。無計画にレジェンドやコンプリートを粗製乱造してきた末路がこれですか。

・レジェンダリー自体も全然パッとしなかったです。
基本的に普通に殴ってるだけで過去作フォームの特徴付けもレジェンダリー自体の個性も特に感じませんでした。
バトルに至っては説得力が全然ありませんでした。いや、ディケイドを学習されただけならフォームを変えればいいじゃないですか。何のためのフォームチェンジですか。
と思っていたらゼロツーに切り替えたら一人でも圧倒し始めて呆れました。おまけに最後は一人でも勝てそうな相手に横から蹴りを入れる卑怯な勝ち方でかっこよさがマイナスでした。ゴージャスさの欠片もありません。


次回はカグヤと敵対するようです。登場人物にとっても「いきなりなぜ?!」という感じなので根っこの部分からついていけてない身には余計に意味がわかりません。
特に味方というイメージが強いわけでもないので「別にどうでもいい」という気持ちもあります。それよりも気の抜けた展開の間に部外者に世界を滅ぼされそうになってる冥黒の王さんのほうが心配です。ただでさえ空気なのにこのままだとこの先何やっても「でもこいつあのとき世界が滅ぼされそうなのを見学してんだよな」というツッコミどころができてしまいます。なんでこのタイミングで出したのかますます不思議になりそうです。カグヤ編が終わってから出して困る要素が見当たりません。





コメント

2 件のコメント :

  1. マルゲリータ2024年5月5日 15:22

    お疲れ様です。前回不具合か、何かでコメントが送信出来てなかったようです。

    >まだ続くの?!

    今回一番の驚きでしたね。つまらなさで言えば、本筋とどっこいどっこいなのが、余計辛いですね。目新しい情報や、華があるだけで、面白いとは言えません。

    カグヤが、宝太郎に忘れられたのがショックだったというのは、全然分かりませんでした。ジェラミーみたいに、行間読め!!って怒るタイプでなくて、良かったです。
    忘れらていたことがショックだったと、ホッパーワンとリンクさせたのは、良いと思いましたが、ホッパーワンもカグヤもそんな素振りを、見せてないんですよね…
    また導入も、いつもながらの下手なやり方で、役者さんの演技を見て欲しいのだと思いますが、戦闘中に相手をちょっとどかしただけで変身解除して、話し出すのはいい加減やめて欲しいですね。

    >コンプリートフォームからディケイドやビルドなど各ライダーのコンプリートフォームになって何をするんだろうな…と思っていたら特に何もしませんでした。

    制作陣の最終形態に対する扱いは、ちゃんと原作再現していて苦笑いでした。
    ジーニアスは、本編でも高速移動とダイヤモンドシールドぐらいしか能力を使ってませんでしたし、今回も不発に終わるライナーフォーム…

    >おまけに最後は一人でも勝てそうな相手に横から蹴りを入れる卑怯な勝ち方でかっこよさがマイナスでした。

    あそこに割り込んだら、ガッチャ―ドに当たりそうなんですけどね…

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    1. マルゲリータさん、こんにちは。

      >忘れらていたことがショックだったと、ホッパーワンとリンクさせたのは、良いと思いましたが、ホッパーワンもカグヤもそんな素振りを、見せてないんですよね…

      つながりは理解できるんですけど、なぜ今そう思ったのかや宝太郎の心境は特にピンと来ませんでしたね。そもそも論で言うと錬金術師である宝太郎は記憶を消してる側でもありますし。ガッチャードのこれまでのお話には馴染みにくい話に見えました。

      >戦闘中に相手をちょっとどかしただけで変身解除して、話し出すのはいい加減やめて欲しいですね。

      世界の破滅を企む相手にやるには悠長ですよね。しかも実際に仕留め損なったせいで世界破滅時計?ができちゃってますし。世界の守護者気取りで余裕ぶってるカグヤとは特に組み合わせが悪いと思います。

      >ジーニアスは、本編でも高速移動とダイヤモンドシールドぐらいしか能力を使ってませんでしたし、今回も不発に終わるライナーフォーム…

      普通だったら「本編でできなかったことをやろう!」とか思うところなんですけどね… レジェンダリーすらパッとしないのでどうしようもありませんね。

      >あそこに割り込んだら、ガッチャ―ドに当たりそうなんですけどね…

      敵は吹き飛ばずにガッチャードだけすり抜けていて不思議な光景でしたね。キックじゃなくてケミー融合能力のほうを使うか、レジェンドと角度を合わせてWキックみたいにすればどうとでもできたでしょうに。

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