『宇宙戦隊キュウレンジャー』 第43話「聖夜に誓うヨッシャ、ラッキー」:感想

2017年12月24日

【ストーリー】

■基本的にノレない
・全体としては予想の付く順当な流れで普通でした。特に面白くもないけど悪くもありません。

・「シシキュータマの奇跡」は個人的にはついていけませんでした。そういうことが起きうるなら今までも起きるチャンスはいくつもあったと思います。特に今回でしか起きない理由が感じられず、ご都合主義感が強かったです。
個人的にはどうせ強引にやるならシーザーを使うか、「キュウレンジャー」にかけて「仲間と協力すればどうとでもなる!」と開き直ったほうがまだマシだったと思います。スタッフはこの作品のタイトルを忘れていないかと心配になってきます。

・それと父親からラッキーへの説得も個人的には違和感を感じました。
本編では「親子」を強調していましたが、個人的には「責任」を強調するほうが自然な流れに見えました。ラッキーが何度も「父さんは民を思いやる立派な王だったはずだ」と連呼していたので、そこからつなげるなら父親も「お前はキュウレンジャーだ。宇宙を救う責任を果たせ。キュウレンジャーである以上ここで死ぬことは許されない!」と責任を問うほうが合っているように見えました。
結局、ラッキーが父さんは立派な王様でと何度も口に出していたのは「いや、だって俺はそれ以外に父さんのこと知らないから」という消極的な理由でしかなかったんでしょうかね。それなら「俺は父さんのことをまだ何も知らないのに…」なんて悲哀を混ぜたほうが自然だと思います。相変わらずラッキーの思考はさっぱりわかりません。

■ドンアルマゲの正体
・今回を見る限りでは正体はかつてのツルギの仲間だったクエルボのようでした。
最近になってもやたらにクエルボを強調していたのはこのためだったんですね。他にツルギでできることがないからかと思っていました。ちゃんと理由があって良かったです。

・ただ、現時点では「結局、乗っ取られただけではないのか?」という印象でしかありません。
「ツルギがドンアルマゲを倒したときにクエルボに乗り移ってそれから身体として利用してきただけ」というのと違いがわかりません。「ツルギの仲間として戦っていた最初からクエルボはドンアルマゲだった」だとツルギたちが間抜けに見えてしまいますし。

・東映公式サイトの

 長らくフードで顔を隠しておられたドン・アルマゲ様の正体が、早速44話で明かされます。 

という一文の意味が私にはさっぱりわからなかったのでそこが関係しているんでしょうかね。私にとっては「フードってとっくの昔に取り去って、脳みそ丸出しの正体を晒してなかったっけ???」という印象です。

・まぁ、それ以前に一番の問題はドンアルマゲへの関心がもう全然無いことなんですけどね。
直接対決を2回もして、分身で怪人役までやってしまったから大物感が欠片もありません。個人的には早く退場して真の黒幕が出てこないかなと思っていたのでまたドンアルマゲで引っ張られても興味がわきません。



【アクション】

・多人数は相変わらず上手ですね。人数を余さず、テンポ良くやっていて感心します。


・ラッキーの父親がドンアルマゲに剣を投げつけるところは残念でした。剣の投げ方がひょろひょろで全然力強さを感じませんでした。
父親が介入するのは良いと思うのですが、斬りかかるとかもうちょっとビジュアル的に説得力のあるアクションが欲しかったです。


次回はドンアルマゲの正体を語るだけでお話としては終わりそうです。
なぜか消息不明だったペガさんが予告に映っていましたが間をつなぐための賑やかし要員でしょうね。

コメント

2 件のコメント :

  1. 親父死んでクリスマスやるとかスコルピオ退場回に匹敵するマジキチ回でしたね
    話の引き出し少な過ぎて同じ展開をかますのにびっくりしました
    これはまた同じ展開かましそうです
    ラッキーのキャラ付けに狂気を感じました

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    1. >これはまた同じ展開かましそうです

      さすがにもう「実は父親は生きていた」ネタは使えないのではないかと思いましたが、よくよく考えてみたら
      「最終回で全てが終わった後にラッキーたちが空を見上げていたら突然ワームホールが発生して中からラッキーの父親が飛び出してきた。
      アスラン『絶対生き伸びると信じていたらできた。よっしゃラッキー!!!』」
      なんて展開を「どうです、ハッピーエンドでしょう?」とドヤ顔でやってきてもキュウレンジャーのスタッフならおかしくないなと思いました。

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