『宇宙戦隊キュウレンジャー』 第34話「謎の覆面戦士、現る」:感想

2017年10月15日

【ストーリー】

■伏線
・今回のお話はわりと面白かったです。これまでの展開を活かした流れが良かったです。東映公式サイトに
ちなみに、今回のヤギュウジュウベエさんですが、脚本家の毛利さんが長らくあたためていた企画だったのです!
と書かれていたのも納得です。できればこのくらいの内容をコンスタントにやってほしいんですけどね…

・チャンプの暴走の原因は一度壊れたことが理由だったのでわりと納得しました。しかしチャンプが復帰したのは21話からなので冷静に考えてみるとやっぱり唐突でした。けっこう間が空いてます。「300年間のメンテでジャアクマターの部品を使ったから」とかもうひと押し欲しかったです。

・スティンガーの回との関連性も良かったです。
散々暴走してきたスティンガーに言われてもなぁという気もしますが、一度失敗したから人一倍注意しているので大丈夫なのでしょう。

・更にガルも2人の関係性に一応加わりました。
「え、なんでお前が口を挟むの?」と取ってつけたような感じは否めませんでしたが、関係性を広げることに関しては賛成です。特にガルはラッキーの腰巾着以外の存在感がまるでありませんでしたからね。どういう形であれ、ガル個人として関わるのは良いことだと思います。

■暴走問題
・結局3人の秘密にすることにしていましたが、チャンプの暴走を放置するのはどうなのかと思いました。
機械に詳しいラプター、バランス、ツルギ辺りには相談したほうが良い結果が得られると思います。今回「俺たちを頼れ!」と言っていたのに、技術的な問題で仲間を頼らないのは違和感があります。

■わりと多い
・アントン博士が実はジャアクマターの重要人物だったというのは無理があると思いました。そんな人物だったらスティンガーやリベリオンが把握していると思います。

・前回チャンプが過去でアントン博士を探すと言って出てったときに「300年前だからいるはずないのでは?」と思ったのですが、サイボーグだから生きてたことになっていました。バランスにツルギ、エリスといい、この世界にはけっこう長生きなやつが多いですね。キュウレンジャーの伝承もわざわざ伝説にしなくても伝えていけたのではないかと思えてきます。かつては歴史の教科書にも載っていたであろうツルギの話が伝わっていないこともそうですが、ジャアクマターの歴史改ざん能力はすごいですね。



【アクション】

■新しいマンネリ
・生身のほうと同時に巨大雑魚を倒したりテンポが良くて面白かったです。
特にオリオンバトラーが合体バズーカになるのは良いと思いました。やってることは戦隊シリーズお馴染みの光景だけれども、生身よりも巨大ロボでやるほうがかっこよかったです。全部合体してろくにアクションできなくなるよりも合体バズーカのほうがスマートで良いと思います。ロボのほうが「エネルギーを注ぎ込む」とか設定がやりやすいですし。個人的には定番化してくれて構わないと思える演出でした。


次回はようやくホシミナトにスポットがあたるみたいです。
一話から出演して公式サイトでプッシュされていたわりに全然存在感がなかったのですがいよいよ登場のようです。でも脚本はシリーズ構成の毛利さんではなく下山さんだそうです。なんだか雲行きが怪しくなってきました。結局、誰かの思いつきで入れただけのどうでもいい存在に過ぎないのでしょうか?

コメント

12 件のコメント :

  1. こんにちは。
    >ガルも2人の関係性に一応加わりました。
    何だかスティンガーの周りに自然と仲間が集まってくるように感じます。この前はツルギとキューレットやってましたし。なんだかスティンガーは最初の頃は仲間との関わりを嫌っていたけどナーガはそういう訳でもない割には30話過ぎても相変わらずバランスバランスなのが哀れになってきます。

    31話以降はちょっとガルと接点ができたかな?と思えばスティンガーと仲良くなるし。それとツルギも男性人間キャラでラッキースティンガースパーダ小太郎とは接点があるのに何故ナーガとの接点がないのか疑問です。来週のアイドルの話でハミィあたりと仲良くなってほしいと思うんですが、予告にあるナーガとハミィが会話?している場面はちょっと険悪ムードな感じがして不安です。

    ナーガだけが予告ナレは未だにないしナーガの存在価値って何ですかね?バランスの金魚の糞ですか?今日はリアルタイムで視聴できなかった26話28話31話を録画しておいたDVDで見ましたが、利用していたのは知っていますが、それでもアキャンバーの方がナーガをわかってくれていたのではないかと思います。「かわいそうに。帰りましょう、手当してあげるわ」そのセリフでアキャンバーへの好感度が上がりました。キュウレンジャーの連中なら絶対にナーガにそういう気遣いができないからです。「お前じゃなくなる」「そんなこと誰も望んでない」ってひどくないですか?ナーガは一生懸命感情を手に入れるために頑張って来たのに仲間に全否定されて。他の仲間(スパーダ小太郎ラプターなど)には親身になるのにナーガが悩む時は無関心で平気で話題をそらすツルギ。戻ってきたナーガに対して誰も謝罪なしで悪いのはナーガ。いやー胸糞悪い理不尽なストーリーですね!もういっそのことナーガはアキャンバーと暮らした方が幸せだったんじゃないでしょうか(笑)ナーガが元に戻って泣いてる場面は別の意味で泣きました。利用していようとナーガを気にかけたアキャンバーから離れさせられてまた自分に無関心な連中のところに戻されてかわいそうになりました。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >何だかスティンガーの周りに自然と仲間が集まってくるように感じます。

      単純にスティンガーが準主役で恵まれているだけだと私は思います。
      他のキャラも空気で他人と絡まないキャラはたくさんいます。小太郎なんて最年少で、性格も問題なく、メンバーから可愛がられているはずのキャラなのに空気です。ハミィやスパーダもムードメーカーっぽいのに他者との関わりが希薄です。

      >予告にあるナーガとハミィが会話?している場面はちょっと険悪ムードな感じがして不安です。

      これはたぶん杞憂になると思います。ネタバレになるので言及は避けますが、東映公式ページによるとハミィだけ他のメンバーと対立することになるみたいですからナーガとだけ険悪なわけではなく、他のメンバーとも基本的に険悪になると思われます。

      >ナーガだけが予告ナレは未だにないしナーガの存在価値って何ですかね?バランスの金魚の糞ですか?

      バランスも「あげぽよー」って言う以外は空気だと思います。今回なんて画面にすらろくに映っていません。存在する価値の話で言うと、小太郎もハミィもラプターたちもみんな存在意義が怪しいと思います。その回ごとに個別の出番がないかぎり、十把一からげで「キュウレンジャー」でしかないと思います。

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  2. たしかに小太郎そうですよね。子どもなのに接点のあるメンバーが限られていますね。スティンガーとバランスぐらいでしょうか?しっかりと存在する意味を書いてほしいです。ゴーカイジャーなどではひとりひとりの個性を生かしていたしもう一度荒川さんに脚本を書いてほしいです。

    >公式ページ
    あ、すみません。まだ私公式ページの方はまだ見ていないんです。そういう内容なんですね。安心しました。

    >バランス空気
    うーん…あまりバランスが空気だなんて考えたことなかったですね…。結構台詞も多いし仲間との接点も多いし…。今回はナーガの中にいたから画面に映っていないのも仕方がないんじゃないかと思います。

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    1. >しっかりと存在する意味を書いてほしいです。

      そこはキュウレンジャー全体の問題なので難しいですね。人数が多すぎる以前に一部すら描けていないと思います。

      >あ、すみません。まだ私公式ページの方はまだ見ていないんです。

      いえ、次回に関わる内容を先に見るかは人それぞれなので謝る必要はないと思います。

      >結構台詞も多いし仲間との接点も多いし…。

      台詞や出番は多いんですが、ハミィやスパーダと同じく賑やかし役での出番でしかないと私は考えています。バランス自身の話がナーガとセット以外では全然ありません。

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  3. そうでしたね。それにしても9人ですら扱えないのにどうして12人にしたのかが未だに理解できません。ツルギはそういえば今日もナーガをいないかのように扱っていましたね。ナーガがバランスが入るから眠った後に「メシにしよう」って言ってる場面があったのを思い出しました。他のキャラへの気配りはできるのにどうしてナーガにもそれができないんでしょう。

    先ほど私が言った26話の話題をそらす件にしてもいくら仲間に加わったばかりで接点がないから仕方ないかもしれませんが、小太郎とかには親切に接してるからこそナーガにも親切にしてほしいのに…。31話で急に手の平返しでナーガに呼びかけた場面も腹が立ちました。

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    1. >9人ですら扱えないのにどうして12人にしたのかが未だに理解できません。

      私はストーリーを考える側からの発案ではなく、外部の持ち込んだ要素だと推測しています。

      >ツルギはそういえば今日もナーガをいないかのように扱っていましたね。ナーガがバランスが入るから眠った後に「メシにしよう」って言ってる場面があったのを思い出しました

      私はあの発言は特に問題を感じませんでした。
      バランスをナーガの頭の中に入れて情報を調べると言い出したのはナーガ自身で、前もってメンバー内で計画していたことではないように見えました。お昼どきに突然そんなことを言い出した相手のために食事の時間を遅らせるのは無駄だと思います。ナーガの結果待ちで待機するのならついでに食事をとっておくのは適切な判断だと思います。ナーガが食事をしたいと思っていたなら食べてから行えば済んだ話でしょう。そうしても誰も反対しなかったと思います。

      >仲間に加わったばかりで接点がないから仕方ないかもしれませんが、小太郎とかには親切に接してるからこそナーガにも親切にしてほしいのに…。

      それは脚本が下手なことが原因なのでツルギがどうこうは関係性が薄いと思います。
      その回のメインのキャラとモブでしかないキャラでは、そのキャラへの扱いもそのキャラ自身の立ち振舞も大きく違うのが普通のことになっていますから。たとえば今回はガルがスティンガーやチャンプ相手に目立っていましたが、これまでスティンガーやチャンプに関わる姿勢を見せたことはなかったと思います。それがメインとモブの違いです。モブのガルは何も言わないけれど、メインのガルは口を挟むのです。
      今回ツルギは戦闘以外ではモブ扱いだったので何もなくて当たり前だと思います。

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  4. こんばんは、はじめまして。名前の通り上の感想コメントを書いた匿名の姉です。

    私も妹と一緒にキュウレンジャーを視聴していますが、何故妹がこんなにもナーガが好きなのか理解できません。歴代特撮キャラの中でトップクラスで嫌いです。何故嫌いかと、全然成長していないからです。キュウレンジャーファンのTwitterをYahoo!のリアルタイムで見るとナーガは成長したというコメントが多いですが、全然ダメな子のままなのにどこが成長したと言いたいんでしょう。実際ただ成長してるとだけコメントしており、具体的にそれが書かれていませんからね。私はツルギ加入前後まではスティンガーも嫌いでしたが、仲間との交流が嫌いだったのに少しずつ仲間と馴染もうとしたり、色々なリアクションをしたりと成長したし、今ではキュウレンジャーの中でも上位になりました。

    それに比べナーガはなんのためにこの作品に存在しているのでしょう。退化していく一方ですし、正直言って必要性が…。最初の頃は仲間を気遣ったり仲間のピンチに怒るような性格だったはずです。ですが16話でチャンプがスコルピオに倒されたのを見たはずなのにそれに対して無反応だったりと仲間への気遣う場面もなくなりました。今でも相手の動きを止める能力はあるものの、戦闘面でも敵に攻撃をまともに仕掛けられないし頭を打ったり顔を殴られただけで気絶するなど攻撃力防御力に弱い。
    30話過ぎてもなおバランスにだけ依存し、バランスの金魚の糞状態で他の仲間と仲良くしようとすらしない。まあバランスを除けば一番仲がいいと言えるのはラッキーぐらいじゃないでしょうか。バランス以外の仲間と仲良くしないツケが回った結果バランスが自分以外の仲間と仲良くすると寂しそうにしたり嫉妬心剥き出しで他に仲がいい仲間がいなくて寂しいアピールします。それとダークナーガ化。17話ラストでバランスがガルと会話してる場面で輪に入れず、「楽しそう…」と思うくらいなら自分もバランス以外の仲間の輪の中に入ればいいのにと思います。バランスしか関心がないからそれもできないんですよね。26話の悪堕ち回ではみんなが計画を立ててる中でひとりだけ後ろの方でぽつーんとして察してアピール。どこからどう見てもメンヘラじゃないですか。28話でバランスにお前とのコンビは解消だって言ったにも関わらず、何事もなかったかのように31話以降もバランスの金魚の糞状態は続いています。ハミィに「バランスにくっつきすぎはだめ」と指摘されても結局はバランスとばかり。バランスに対して解消の話もしないし相手に言われたことは勿論、自分が言ったことさえも忘れてしまうんでしょうか。

    仲間との交流を嫌うスティンガーですら仲間と仲良く(おとといの回はガルと)なれるようになったのにナーガは何一つ成長や進歩がないし見ていて苛々します。いつまでたってもバランスにくっつきすぎだから仲間に相手にされないんじゃないですかね?本当は小太郎やガルなど他の仲間と仲良くなりたいだろうに、いつまでもナーガに付きまとわされ、ナーガの面倒を見ていなければならないバランスが本当に気の毒でなりません。挙句の果てにはダーク化したナーガにキューシックルで足を刺され、踏みつぶされる始末。かわいそうです。ナーガは仲間には謝罪しましたが、肝心のバランスには謝罪していないんですよね。自分の願望のためだけに敵を選んで仲間を裏切り、一般人を襲うという特撮ヒーローとしてあるまじき行為。最近のナーガのやることすべてが本当に見苦しくて視界に入ってくるのも苦痛です。歴代特撮ヒーローと歴代シルバーに土下座してほしいくらいです。

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    1. はじめまして。

      >全然ダメな子のままなのにどこが成長したと言いたいんでしょう。

      0から1になるのも成長ですし、10が100になるのも成長です。同様にマイナス100がマイナス99になっても成長と呼べるので、仮にナーガがダメな人間だったとしても情緒に変化があった以上は成長したと言うこともできると思います。それが良いと思うかどうかは個人の価値観によると思います。

      >それに比べナーガはなんのためにこの作品に存在しているのでしょう。退化していく一方ですし、正直言って必要性が…。

      ご自身の考えを正当化されたいとうことでしたら、私はまず他のキャラの必要性も疑ってみることをオススメします。ラッキーに、スティンガー、ガル、ラプター、大半のキャラの必要性が感じられるのにナーガだけ無いとしたらその考えは正しい可能性が高いと推測できると思います。

      >ナーガの面倒を見ていなければならないバランスが本当に気の毒でなりません。

      そういう見方もできるでしょうね。もっとバランスがナーガの面倒を見ることを楽しんでいる様子が見うけられると余計な心配をしないで済むでしょうに。

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    2. それでも情緒の変化もよく描写されてないのが現在のナーガだと思います。まあ確かに怒りは覚えましたが…。31話何故あのとき泣いたのかさえよくわかりませんし、何の説明もないのが…。

      ラッキーはリーダー、ラプターはパイロット、スパーダは料理、ガルはラッキーが落ち込んだ時の支え(アンラッキー回など)、スティンガーはチャンプと相棒でチャンプが暴走した時の支えという役割がありますから…。ナーガはバランスの相棒ですが、あまりバランスの支えになっていないと思います。バランスの誕生日が奪われたときにバランスが必死でそれを取り戻すべく追いかけた時も見てるだけでしたから。

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    3. >それでも情緒の変化もよく描写されてないのが現在のナーガだと思います。

      描かれていないのは確かですが、キュウレンジャーとしては珍しくない水準だと私は思います。今回のガルにしても「こんなに仲良くなれるなら、どうして今まで関わりがなかったのか?」という問いかけには答えられないと思います。

      >31話何故あのとき泣いたのかさえよくわかりませんし、何の説明もないのが…。

      涙に関しては劇場版が関係しているのかもしれません。
      風のうわさでは劇場版でナーガが泣いたらしいです。私自身は見ていないので不確かですが。ひょっとしたら劇場版を見ていれば意味が通るシーンだったのかもしれません。

      >役割がありますから…。

      その程度の「役割」でいいのなら、ナーガにもあると思います。
      個人的にはその考え方で問題ないのか確認したいです。その価値観を前提とすると「役に立たないやつは要らない」ということになるでしょう。あなたは戦隊にそんな殺伐とした内容をお求めということで間違いないでしょうか?

      >バランスの誕生日が奪われたときにバランスが必死でそれを取り戻すべく追いかけた時も見てるだけでしたから。

      これも定義次第だと思います。
      役に立つかどうかで言えば役には立っていないでしょう。しかしバランスがナーガを相棒としている理由が「役に立つから」であるかと言えば、私はそういう基準で相棒と呼んでいるわけではないと思います。
      たとえば、世の中の親御さんには「子供が自分の心の支え。子供がいるからがんばれる」なんてことを言う人がいます。実用主義の観点から言えばこれはナンセンスでしょう。子供は役に立ちませんから。
      そういう実用性以外のものをバランスが求めているとすれば、ナーガが役に立っているかどうかは問題にはならないと思います。

      私はバランスがナーガの行動に否定的でないならば、その関係に口を挟むべきではないと考えます。

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    4. 今日の夜妹が隣町のTSUTAYAで超スーパーヒーロー大戦のDVDを借りて私も見せられました。妹はナーガがいっぱい写っていて楽しかったみたいですが、今の自分にとっては何度もナーガの顔を見せられて苦痛でたまりませんでした。確かにナーガが泣く場面があり、妹はそのインタビューを見たそうで役者の山崎大輝さん曰く何故ナーガが泣いたのかわからないそうです。

      正直言ってナーガは綺麗事言いまくりの偽善者です。やたらと「かわいそう」という場面がありますが、かわいそうと言っているだけで相手のために行動しようとすらしません。「スティンガーが悲しいのにパーティーなんかしていいのか?」とか言っていますがそれならその意見をどうして仲間に言わないのでしょう。あ、そういえばバランス以外の仲間に関心がないからそういう意見も言えないんでしょうね。31話では「感情をバランスや仲間と見つけていく」と言っていましたが、仲間と関わろうとしないし結局はできもしないことを口だけで言っている綺麗事に過ぎないのです。バランス以外に関心がないのに仲間を気遣うふりをする偽善っぷりが見苦しいです。

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    5. >確かにナーガが泣く場面があり、妹はそのインタビューを見たそうで役者の山崎大輝さん曰く何故ナーガが泣いたのかわからないそうです。

      そうなんですか。少なくとも役者さんは理解されていないようですね。

      >かわいそうと言っているだけで相手のために行動しようとすらしません。

      「可哀想だから助けてあげよう」ということ自体が感情に基づく行動なので、ナーガが自然にできないことは当然だと思います。無感情系のキャラだと「こういうとき人間は○○すると本で読んだ」というパターンもありますが、ナーガはそういう模倣は好きじゃないらしいので無理でしょう。といって「問題があって苦しんでいるのだからその問題を取り除いてあげればいい」と論理性で動くタイプでもありません。
      「偽善者」という価値観が当てはまるとは私には思えません。ガルやバランスに「お前なんて人間じゃない!」と言うようなものだと思います。

      ナーガの行動が思索ばかりで行動を伴わないことは確かですが、ナーガの目的に「感情を理解し、他人が喜ぶことをして喜ばせたい」といった趣旨は見当たりませんので個人の行動としては特に問題ないと思います。

      >それならその意見をどうして仲間に言わないのでしょう。

      「感情を理解できていないから言わない」という可能性も考えられると思います。
      機械であるチャンプとラプターを除けばメンバーの大半は感情を当たり前に持っています。そのみんながスティンガーが悲しんでいるとわかっているのにパーティをやろうと言っているなら「悲しいときにはパーティをしたほうがいいのか?」という疑問を持ち、様子を見守ったとしてもおかしくないと思います。ナーガが口を挟むのは素人がプロに意見するようなものですから自粛したとしても不思議はないでしょう。
      「疑問に思ったのならメンバーに質問するべき。ナーガには積極性が足らない」というのはいずれにしても言えるでしょう。

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