『仮面ライダービルド』 第7話「悪魔のサイエンティスト」:感想

2017年10月15日

【ストーリー】

■指示待ち人間
・今までも前回の後も葛城巧について全く調べてなかったことに唖然としました。戦兎も龍我も言われないと何もしない指示待ち人間なのでしょうか。記憶喪失であることに不安を抱えている人間と冤罪で逃亡犯扱いされていることに憤っている人間が指示待ち人間になることが私には信じがたいです。普通だったらどちらも積極的に動くと思います。作中でも正義のヒーローのはずなのにヒーローが指示待ち人間とは何とも頼りないです。

■またも謎反応
・「葛城巧がファウストを作った」と告げられて戦兎までショックを受けていたことが不思議でした。何も知らされていないかもしれない龍我はともかく、戦兎は葛城巧がネビュラガスの人体実験をしようとして解雇されたことを知っているのですからファウストに葛城巧が関与している可能性を疑ってしかるべきだと思います。

・ビルドの登場人物のリアクションは不思議に思えることが多いです。
龍我を作中公認の馬鹿キャラにしたのは「戦兎は天才だから既に推測済みで驚かすわけにはいかないので龍我をリアクション要員にするため」かと思っていたのですが、今のところ戦兎も驚きまくりです。龍我の馬鹿さはギャグのためであって、狂言回しとは特に関係ないんでしょうかね。

■龍我
・鍋島の家族の一件がイレギュラーで、前々回の立弥への仕打ちのような態度のほうが龍我の基本姿勢のようです。勘違いしていました。子供に対しては優しいか、気まぐれに過ぎないようです。

・それなら会う人みんなに脱獄犯扱いされるのも納得の凶暴さです。これまで事あるごとに「うわ、脱獄犯だ」とすぐ気づかれていたのはそういう意味だったのかもしれません。

■ナイトローグ
・大方の予想どおり氷室補佐官がナイトローグの正体でした。うん、知ってたって感じで特に言うことがありません。

・その一方、ナイトローグとブラッドスタークの関係は謎が多いです。
戦ったらあっさりやられるわりにブラッドスタークが強気だったかと思えば、一度従ったかと思えば思いっきり裏切っていました。どういう関係なのでしょう? 力関係も互いの相手への認識もよくわかりません。2人の付き合いはそれなりに長いのかと思っていましたが、実は最近会ったばかりでお互いによく知らないのでしょうか?


【アクション】

・アクションはナイトローグやブラッドスタークの普通の格闘戦が一番面白く感じます。回し蹴りなどビルドに比べて肩や脚の可動範囲が広く、ダイナミックでかっこいいです。

■今回はいまいち
・今回のバトルでの龍我の活躍は微妙でした。
龍我+ドラゴンがビルドより強いとは思えませんでした。ドラゴンの炎に当たった龍我「あち、あち!」で済んでいたのが原因です。ドラゴンのボトルを使ってるから火に強いとか設定があるんでしょうかね?
「そもそもブラッドスタークが北都まで来たのはあのボトルを渡すため」とかあっさり奪えた裏があるとまだいいのですが。


次回は葛城巧の実験データをめぐって動くようです。
「ファウスト/スマッシュ化実験の裏には葛城巧が関与している」ということは既にわかっていますから、続く展開は「葛城巧を殺したor支援していた第三者がいた。今度はそいつを探す」くらいでしょうか。もうちょっと話の膨らみがあるといいのですが。


コメント

8 件のコメント :

  1. >それなら会う人みんなに脱獄犯扱いされるのも納得の凶暴さです。

    今回葛城の母親を助けたり、前回被験者にされた一般人をさりげなく避難させたりしているんですけとね。人格が割とブレブレですね

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    1. >前回被験者にされた一般人をさりげなく避難させたりしているんですけとね。

      これが難問です。
      「自分と同じ被験者だから優しくした」と考えようにも、立弥も被害者のはずなので一貫性に欠けています。龍我の気まぐれ以外で考えようとすると、共通項が「戦兎、及びその関係者」となり、「戦兎とその知り合いに対しては態度が悪くなる」というバディものというコンセプトを否定しかねない仮説に至ってしまいます。

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  2. そもそも北都へ行くきっかけは、指示されたとはいえ氷室が研究データを見せたことですよね? その彼がローグだったので、結局自分で北都行きを阻止するという点に疑問を感じてしまいました。

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    1. あれは何だったのでしょうね?
      「氷室という人物としては戦兎に対して協力的な態度を取りたいが、調べられるのは困るのでナイトローグとして阻止しようとする」って表と裏の話だったのでしょうかね。思いっきり変身してたので氷室とナイトローグが別人って線はないと思うのですが。

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  3. ふと思ったのですが、北都行き及びその目的が葛城巧を調べること、というかなり細かい情報をスタークが知っている理由についてはどう考えているんでしょうね? 天才物理学者ですし、カフェで話しただけの内容が何故漏れたのか疑問に思うシーンが次回にでもあれば良いのですが。

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    1. どう思っているのでしょうね? 今のところ私には戦兎は特に疑問に思っていないように見えます。本当にそうだと間抜けですが。

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  4. L.E.D.ガイスト2017年10月17日 11:58

    「スカイウォールによって日本は三つに分断された」という設定が、死に設定化しそうな気がしてならないと思った7話。


    主さんの仰るように、主人公二人の消極的というよりは受動的な姿勢には頭を抱えたくなりました。脱獄犯である以上は動きに制限が掛かるだろう龍我と違い、戦兎は動きに制限はない筈。なのに積極的に調べようとしない。スタッフは、紗羽が居るから主人公二人が積極的に動く必要はないとでも思っているのでしょうか。


    自分で情報を渡しときながら邪魔をするあたり、ブラッドスタークが氷室/ナイトローグに戦兎達の北都行きの情報を渡す意味はあったのでしょうか?

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    1. >「スカイウォールによって日本は三つに分断された」という設定が、死に設定化しそうな気がしてならないと思った7話。

      私は大した意味はないだろうと思っています。「町内の○○地区」くらいの意味しかないと思っています。本来の目的は世界観のために無政府状態を作ることだけで、分割自体は副産物だと思います。

      >自分で情報を渡しときながら邪魔をするあたり、ブラッドスタークが氷室/ナイトローグに戦兎達の北都行きの情報を渡す意味はあったのでしょうか?

      どういう意味なのでしょうね?
      矛盾した行動に意味があるのか、それとも単にからかいたかっただけなのか。



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