『仮面ライダーアマゾンズ』 第6話「FOR WHAT I FIGHT」 (TV版):感想

2016年8月10日


【ストーリー】

■悠の変化
・先のことは白紙ですが、とりあえず今の指針は定まりました。一歩前進です。
あとはこれから何をするのかが課題です。ここでネックになりそうなのが仁です。悠の方針が定まると逆に仁の出る幕がなくなります。仁のほうがスタッフに優遇されている気がするので、悠はしばらく宙ぶらりんのままなのではないかと心配です。

■あのシーンの意味は?
・敵を倒した後のシーンで、なぜか変身を解かずに棒立ちでいるから「あれ早速暴走してる? マモルの死亡フラグ?」とあらぬ誤解をしてしまいました。今までの悠は戦い終わったらさっさと変身を解除していました。正気なら特に変身解除しない理由が思い当たりません。
「変身解除しなければ悠の役者さんをロケ地まで連れてこなくて済むから」という製作面での理由だったのでしょうか?

■がばがば警備
・実験体の脱走事件があったのに警備ががばがばで呆れました。
蝶アマゾンにも逃げられるし七羽にも侵入されるし、ダメダメでした。アマゾンは規格外だから仕方ないにしても一般人の七羽はダメだと思います。
それとも「こういうときのために数年前から研究所で職員として普通に勤務していた」とか、「実は七羽は会長が送り込んだスパイで、アマゾンである仁に好きにさせるために脱出を手引きした」くらいの理由があるのでしょうか?


【アクション】

■刺とアマゾン細胞
・刺が強くて驚きました。あれはスーツに仕込まれた武器ではないですよね?
悠は仁やマモルとも違うアマゾンだそうですが、「状況に応じて適応、変化するアマゾン細胞の力を利用し、悠があの刺を生み出した」とか、裏があるのかなと思いました。

・もしも他の武器も同じような仕組みで生み出されているとすれば、仁が武器を使わないことに納得がいきます。仁の場合、単に今のところ使う必要がないだけかもしれませんが。

■暗くて見えない
・最初からずぅ~とそうなんですけど画面が暗いです。現状だとたぶん、モノクロのほうが見やすいです。
雰囲気を出すために暗くするのは構わないんですけど、そのせいで何しているのか見えないのでは本末転倒だと思います。何にも真っ暗な映像を映して「雰囲気あるでしょう?」なんて言ったらお笑い草でしょう。

・特にオメガやアルファの腕の動きが見づらいです。
色が真っ黒で模様やモールドもないので角度によって全然見えなくなってしまいます。アップで煽り構図だと右手と左手の区別もつきません。画面の色調かスーツのデザインか、どちらかで配慮しないと無理があると思います。

・メイキング映像のCMでは色調補正無しの映像が映っていましたが、あっちのほうが良いと思います。アルファの色は明るすぎて雰囲気に合わないかなと思いますが、それでも見えづらいよりはマシだと思います。


コメント

2 件のコメント :

  1.  流し見で、事細かに画面を注視していないので、このページで細かい所を補完するのが日課となっている今日この頃、日曜8時のストレスをアマゾンズで解消してしますね。前置きはさておいて
     見ていて筆者のおっしゃる通り、仁の優遇されているのがわかりますね。意外に愛されキャラなのですかね?当の本人はゴーブルー時代、そのままの格好で買い物行ったり、飲み過ぎて撮影中に胃のモノをリバースしたりと、ハチャメチャな人でしたから。まんま仁なんですよね。
     特撮において、がばがば警備の方が当たり前でしょう、スマートブレインやユグドラシルなど、その辺は予定調和として見ています。単純に考えて『仁のもしもの為の保険』だと思っています。
     第1シーズンも半分が終わりましたが、『アマゾン細胞』って何だろうと思います。自分がただ見逃しているだけなのかもしれませんが、・本来の目的があったが生物兵器に転用されたのか?・人類の先の進化促進?・変身後に飢餓感が見えることから、ダイエット薬品と言うオチはさすがにないですよね?

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    1. 有効活用いただけて嬉しいです。記事を書く意義があるというものです。

      >当の本人はゴーブルー時代、そのままの格好で買い物行ったり、飲み過ぎて撮影中に胃のモノをリバースしたりと、ハチャメチャな人でしたから。まんま仁なんですよね。

      そうなのですか。私はゴーゴーファイブを数話しか見ていないのでよく知りません。
      仁が優遇されるのはストーリー的には理解できます。「0から1」に向かう悠より、既に確固たる行動指針を持っている仁のほうが魅力的なのは視聴者にとっても製作者にとっても同じだと思います。
      それ以外に人脈の線もあるかもしれません。アマゾンズのシリーズ構成の小林靖子さんはゴーゴーファイブにもローテーションで参加しています。小林さんか他のスタッフかわかりませんが、仁の優遇にはそういう理由もあるのかもしれません。

      >特撮において、がばがば警備の方が当たり前でしょう

      私はその当たり前が嫌いです。
      ちゃんとした理由があるといいのですが。

      >第1シーズンも半分が終わりましたが、『アマゾン細胞』って何だろうと思います

      現時点では根本的なところはまだわかってないという理解で正しいと思います。
      総指揮をとっていると思われる会長の意図が不明瞭なので謎です。
      これまでに描かれた社内情勢を見る限りだと、生物兵器への転用は事業部長の独断であり、想定されていないと思います。また役員や会長の様子からすると、そもそも商業目的で動いているのではないと考えます。進化など壮大なものか、あるいは会長の自殺願望や人間嫌悪の拡大など個人的な理由ではないかと私は考えています。

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