■鼻の秘密
・今回は内容は序盤からの既定路線であり次回の本番の前座だったので特に語ることがありません。

・唯一、マモルのアマゾン形態の鼻のギミックはなるほどと思いました。
開くとガーベラのような形が特徴的なモグラ獣人の鼻の形になると同時に口が露わになりました。全てが野座間製薬の設計図どおりなのかはわかりませんが、普段は口が開かないようになっていたんですね。ギミックも面白いし見せるタイミングも良く、面白かったです。

■バランス取り？
・トラロック発動前にちょうどよく雑魚の大量覚醒が起きたことが意外でした。
「今トラロックを発動しないと 被害が増える」という必要性を作るためだったと思われますが、その必要性を必要とするのは悠の母親だけでした。仁や悠ならともかく、母親に関して印象が悪くならないようバランスを取るとは思っていませんでした。個人的にはメインキャラクターだとは思えないのですが、第二シーズン用の調整なのでしょうか？　それともタイミングの良すぎる大量覚醒に裏があるのか…


■集中できない
・アルファの多人数戦とシグマの人体破壊描写は良かったです。毎回こんな感じだと良かったのですが。

・ただ、話の進み方が遅いこととバトルの相性が悪く、集中できませんでした。
なかなかのアクションが見れたと思う一方、しょせん雑魚戦なのでストーリー展開には寄与しません。こんなどうでもいい雑魚戦よりもストーリーを進めてほしいと思うところもあり、素直に楽しめませんでした。この辺りは小林さんのアクション軽視思考との相性の悪さがもろに出ちゃったように感じました。ストーリー展開とバトルが切り離されているから同時進行することがほとんどありません。どちらかを進めるともう片方が一時停止になるので個々のシーンの面白さが半減してしまいます。この癖はいつまで経っても好きになれません。



次回で第一シーズン最終回です。
今のところ「あ、これで終わりなんですか」と物足りない感じです。まだ8話くらいしか見ていない気分です。
次回のオリジナルは正味39分と書いてあるのでそこそこカットされるはずです。第二シーズンの存在といい、片がつくのかいろいろ不安です。