『動物戦隊ジュウオウジャー』第26話「大切な日を守りたい」:感想
■まだまだ未熟
・会話がえらく硬かったです。
大和と友達の会話は事務的な感じで仲が良さそうに見えず「本当はお前のことが嫌いだったんだよ!」なんて話になりそうな雰囲気が少し出ていたし、バングレイがレオたちに目的を話す理由がなかったり、話の都合が隠しきれていませんでした。
・シンプルな話なのに満足感が薄かったのもマイナスです。
もっと今回のテーマや大和を掘り下げるか、5人のほうで話を広げて横につなげるか、もっと膨らませていくべきだったと思います。今回の内容は”あらすじ”の段階であり、もっと肉付けしないとお話にはならないと思います。
・アクションでどうにか場が保っていました。
良いアクションには単独で場面が成り立つ力があるものだと再認識しました。ストーリー面での盛り上がりがあればもっと良かったでしょう。
■鳥男の本名?
・バードと呼ばれていました。そのまんまですね。
鳥男と呼ばれていたからバードなんでしょうが、イーグルだと名前がもじり辛いからという理由もあるのかもしれません。ルグーとかグーイとか、あまりまともな名前らしいものが作れません。
次回はセラとタスクの回のようです。
操とセラじゃなくてタスクとは意外です。操にしなかったのはマンネリ化を避けるための工夫でしょうか。
セラとタスクだと二人とも真面目タイプで特にぶつかるところが思い浮かびません。
セラは正しいかどうかなど感情的な面で白黒はっきりさせることにこだわるタイプで、タスクは論理的に正しいかどうかにこだわるタイプだから、同じ真面目系でもそういう差異で話を作るのでしょうか。
監督の杉原輝昭さんという名前に見覚えが全くないと思ったら、助監督から出世した新人さんのようです。ニンニンジャーのテレマガ用のおまけDVDでデビューしていた人なんですね。ルーキーの監督+荒川さんで空気を読まないギャグ調… あまり意味のない捨て回と覚悟しておいたほうが良さそうです。
あと東映公式ページに地味にBOX特典映像のスタッフが記載されていました。
「動物戦隊ジュウオウジャー スーパー動物大戦(全4話)だそうです。下山さんなんですね… トレーラーを見た時点で「これ、ジュウオウジャー?」という印象を受けましたが実際に見たらもっとその思いが強くなりそうです。香村さんの作風は下山さんと相性が悪いと思います。
脚本 下山健人 監督 杉原輝昭」
正確にはバードではなくバドだそうです
返信削除伸ばさないんですか。そうなんですね。
削除鳥男はバードじゃなくてバドさんですよ(字幕でバド表記でした)
返信削除ハングレイはいいキャラだとは思うんですけどだんだん能力の魅力が薄れてきてて
どうせ過去怪人だして決着うやむやだろってなるのがつらいです。
最後まで居座る感じのキャラではなさそうですが
初登場の1,2話から特に広がりがない点は問題ですね。
削除ここ2回はただ嫌がらせをして失敗するだけで終わってしまっているので飽きてきます。巨獣ハンターとしての本来の目的は始まるのはあと2,3話先でしょうし、クバルの動きとかつなぎになるものがほしいです。
>操にしなかったのはマンネリ化を避けるための工夫でしょうか。
返信削除これまで操と他メンバーが絡むときは操の対人関係のはっきりしたステップアップが伴っていましたので、レオと本音でぶつかるという操にとっての大事件の直後に同レベルの変化をもたらすのはまだ早いのかもと思いました。これでセラだけ操との回がなかったなんてことのないよう祈っております。
タスクとのコンビにしたのは二人とも真面目でドツボにはまりやすいからかなと思いました。真面目さではタスクとワンセットにされがちでしかもタスクほど尖っていないセラの個性が次回で出るといいなと思います。
荒川さんは、大和のお母さん回に出てきた記憶の実体化設定をしっかり踏まえてくだされば、ギャクだけで終わりにはならないのでは?と期待半分心配半分です。
>監督の杉原輝昭さんという名前に見覚えが全くないと思ったら、助監督から出世した新人さんのようです。
中澤監督を新ライダーのパイロットに持っていかれたための昇格かと思われますが、ラリーさん回やザワールド回等、中澤香村コンビがパイロットの柴崎監督の時以上に好みで、ドラマと見て分かりやすい演出アイディアの豊富な方だっただけにとても痛いです。杉原さんにも頑張ってほしいとは思いますが。
>杉原さんにも頑張ってほしいとは思いますが。
削除スタッフ移動はいつものことだから仕方ないですね。良い変化もあれば望ましくない変化もあります。
新人育成は良いことだと思いますので杉原監督は様子見です。個人的にはアクションが良ければとりあえずOKです。