■季節もの
・夏休みシーズンの軽めの内容と、視聴者にとっても大和たちにとっても操に馴染んできた展開がマッチしていた。
ザ・ワールドや操など、どうするんだこれ？と思う内容が続いていたので一休みするのは良いと思います。

・軽めのノリのおかげで新しい合体を考案するときの流れも話に溶け込んでいたと思います。
合体を試行錯誤するシーンが個人的には好きでした。実際、子供もああやっていろいろ試してみたりするでしょう。正しい合体方法以外のやり方も肯定していく姿勢は良いと思いました。

■緊張感
・身近なものが突然爆発する今回のゲームはリアルな緊張感がありました。
怖さが伝わってきてゲームとして納得がいく内容になっていました。既に地球に有る物を利用するところが余計に悪辣に感じました。

・同時にリアリティがありすぎて余計な心配もしてしまいました。
海外で起きているような爆弾テロ事件が日本でも起きたらこの回は欠番にされそうです。この辺りのさじ加減は難しいですね。

■アム
・アムの対応がとても現実的で若干引きました。正しいし合理的だけど非人道的です。
こういう感じが序盤のアムっぽかったです。アムはそういう人でしたよね。

■操の特技
・サイは手（肌？）の感覚が鋭いことだそうです。
サイの、ってことは残りの狼とワニにも特技があるんでしょうね。

・「ジュウオウジャーのメンバーには”五感”の特徴が割り振られている」とよく言われていますが、私は懐疑的でした。レオの”声がでかい”特徴が五感に当てはまらないからです。
今回のサイの特徴は”触感”にあたるものですが、私は枠組みとしては「5人＝頭部のパーツ、もしくは機能、操＝首から下」ではないかと考えています。これだとレオの”声がでかい”も喉や発声に相当するものとして説明がつきます。

・狼とワニの特徴は何でしょうね？
狼というと鼻の鋭さや足の早さくらいしか思いつきません。鼻はタスクと被りますし、足が早いだとストーリー的には使いづらそうです。
ワニも牙が鋭いとか皮膚が硬いとか泳ぐのが得意くらいしか思いつきません。どっちも人間離れしていて合わなそうです。水中関連だと鮫のセラもいますし…
アムの味覚のようにものすごく狭い特徴も盛り込んでくるのでどう来るのか楽しみです。

■ワイルドトウサイキング
・身体のフォルムに凹凸があってかっこよかったです。
「ジュウオウジャーのロボ＝箱型」というイメージが強いので、ブロックの大小でデコボコしてるワイルドトウサイキングがスタイリッシュに見えました。

・全体像をよく見ると、ほとんどトウサイジュウオーのままなんですね。
頭部と胸部を差し替えて武器を持たせたくらいで、あとは肩にキューブを乗せ、足の下にも置いたくらいしか変わっていません。いろいろな意味で上手いことやったなぁと思いました。

・必殺技は串刺しで、「あ、もう助からない」って感じがするところがRXのリボルケインっぽく見えました。一応、剣のはずなんですけどね。


次回は新しい敵、第三勢力の巨獣ハンターが登場するそうです。
第三勢力というか、夏休みシーズン用の季節の敵＋劇場版の下地作りなのでしょうね。ジニスたち以外の宇宙人も出しておいたほうが劇場版や本編終了後に敵を出すときにスムーズになります。