『動物戦隊ジュウオウジャー』第21話「プリズン・ブレイク」:感想
■病膏肓に入る
・ナレーションでも指摘されてしまった操の面倒くささは…、治りませんでした。
うじうじして戦わない症状は改善したものの、別ベクトルでやっかいなキャラになりました。良くなったんだか悪くなったんだか。
・しかし考えてみればレオたちも面倒くさいところがあります。
大和以外はみんな気分屋だし言うことを聞かないこともちょくちょくあります。客観的に見れば戦いへの支障は減った今の操の性格もそれほど問題ないのかもしれません。
■アムの味覚
・2話の段階から開示されていながら、今回初めて活かされました。
っていうか変身時に口開けられたんですね。そっちも驚きでした。
・流れはやや強引に感じました。
海の近くにいても海の味はしないような気がします。うっかり波を浴びたりしてたのでしょうか。まぁ、わずかな塩分でも感じ取れるほどアムの味覚が鋭いということなのでしょうね。やっぱり味覚を活かすのは難しそうです。
■いつものことだけど
・EDのダンスが変わりました。
狼やワニの人や鳥男まで踊っていました。戦隊のEDでは悪役も踊ったりするくらいでいつものことなのですが、どうしても場違いな感じで戸惑います。
特にザワールドの素体にされた3人に関しては、「生きていたらこんな感じに楽しくやれたのかな…」とか思って気持ちが暗くなってしまいます。楽しそうに踊っているように見えるほどギャップが強まります。どうにも気持ちの置き所がわかりません。最終回で生き返ったりすると良いですね。
■小技
・巨大戦で武器になったコウモリが鳴いていました。
こういう小技は好きです。合体パーツが生きている設定の場合、こういう描写が有ると活き活きとして見えて楽しいです。キューブアニマルがしゃべれるようになる回があっても良いんじゃないかなと思いました。
次回も香村さんだそうです。6連続登板とはすごいですね。
次回で全部合体が出るからさすがにこれで終わりでしょうか。それともその次の回で操とレオとセラの交流をまとめて終わらせて、操関連を一通り自分で書き上げるつもりなのでしょうか。
操の人との距離感の測り方、ちょっとしたことで迷惑をかけたと悩む癖が妙にリアルでどきりとします。ジュウオウジャーのメンバーはみんなどこかに実在の人間くささがありますね。
返信削除操は面倒臭い性格ですが、これは脚本が意図的にそう描いているので、視聴者にそう思われるのは狙い通りな気がします。見ていて辛いレベルではないですので、どう成長するのか見守って行きたいです。
操のキャラはリアリティがありますよね。
削除単なる「変な人」ではなく「面倒くさいやつ」という言葉がしっくりきます。
それでいて良い面や改善の兆しははっきりしているのでストレスが緩和されています。バランス調整が上手くできていてストーリー構成に信頼感を持てます。スタッフがちゃんとわかっているところを見せてくれると、引っかかるところがあってもきっとそのうちどうにかなるだろうと安心して見ることができます。
>最終回で生き返ったりすると良いですね。
返信削除私はちょっとそのあたりは悲観的です。他の宇都宮P作品で香村さんも参加したゴーカイやウィザードも死んだ人を生き返らせることには否定的だったし、今作も挿入歌の歌詞に「返せない命には重い約束が」とある等、いったん貰った命、奪われた命は戻せないということを徹底しているように感じるからです。
妄想3匹組が前回限りでなく今後も出続けるらしいことから、生き返らない代わりにいつか別の形で何らかのフォローをしていくのではないかと思えています。香村さんがアキバレンジャーで見せた妄想使いの手腕に大変感心したことがあるために、結構期待してしまっております。
あと、香村さん、もうしばらく1人で書くのでは?と思います。次回全合体でも操話が一段落にはちょっと早いような。また、どうしても宇都宮P&小林さんのパターンを念頭においてしまい、もう一波乱起こしてからでは?と思えてなりません。
>私はちょっとそのあたりは悲観的です。
削除私もあまり期待はしていません。
ラリーさんの話でもあったように不可逆のものとして扱われていますからね。まして完全に死んでいるサイたちは奇跡が起きない限り無理でしょう。現実的な範囲なら3人の子供や家族に会って、意思を継ぐなど代償行為を見つける程度かと思います。
>もう一波乱起こしてからでは?と思えてなりません。
その可能性もあると思います。ジュウオウジャーでも最初の11話はゴーストとのタイアップ回を除けば、10話も一人で書いていますからね。12話以降のローテーションも劇場版を書くために休んだだけかもしれません。(劇場版の脚本家が香村さんなのかは知りません)
私はあまり続けるのは無茶かなと思うので一休みしてほしいと思っています。操の話を一段落させて、ついでに鳥男探しなど大目標を再設定してからローテーションにバトンタッチし、数話経ってから香村さんでメインストーリーを進展させるほうが順当かなと思っています。
操の面倒臭さが可笑しみとリアリティのあるレベルでまとめられていて見やすかったです。香村さんの本気って所でしょうか。どうせならやや不遇感のあるセラと絡める回も書いてほしいです。
返信削除ただ今回の敵はさすがにガバガバすぎたような気がします。地下牢獄に幽閉というよりただの洞穴に移動させただけでしたよね。突っ込むのは野暮かもしれませんが。
アムの味覚は面白いと思いました。もしかしたらこれから探偵さながらに手がかりを舐めて何かを掴む、なんて場面も増えるかもしれませんね。
ザワールド素体の皆さんはどうなんでしょうね?デスガリアンとキューブ関連の話は単純にミスリードなのでしょうか。個人的には操と素体が実際に対面した時のリアクションを見たいという気持ちがあります。
>どうせならやや不遇感のあるセラと絡める回も書いてほしいです。
削除セラもあると良いですね。
販促の関係上、しばらく操が話の中心になることを考えると有っても不思議はないと思います。
>ただ今回の敵はさすがにガバガバすぎたような気がします。地下牢獄に幽閉というよりただの洞穴に移動させただけでしたよね。
今回のゲームはいい加減でしたね。
真っ暗闇というわけでもなく、身動き一つ取れないわけでもないし、処刑準備などを見せつけるわけでもなく、特に恐いところもゲームとして面白いところもありませんでした。
>もしかしたらこれから探偵さながらに手がかりを舐めて何かを掴む、なんて場面も増えるかもしれませんね。
最初はそんな感じに使われるのかと思ってました。
ただ、子供への影響を考えるとその辺の物を舐めるのは難しいかもしれません。真似しやすくて危険性の高い行為ですので。
>デスガリアンとキューブ関連の話は単純にミスリードなのでしょうか。
ジニス製の王者の資格は気になりますね。
タスクも指摘していましたし、あれきりとは思えません。単に見ただけでコピーできるジニスの技術の凄さを示しただけとは思えません。
棚上げになっている鳥男の王者の資格と関係しているのか、それともジニスとジューワールドに関係があるのか。どういう方向性なのか気になります。
>個人的には操と素体が実際に対面した時のリアクションを見たいという気持ちがあります。
死んじゃってますからね…
あったとしたら、操はひたすら謝って落ち込んで、サイたちは妄想の中のキャラと合わせてワニは茶化して狼は文句を言うような感じになるのではないかと思います。
ぬいぐるみの手作り設定、更にしっかりキャラに落とし込んできましたね。動機はジューマンへの恐れを払拭するため、ぬいぐるみの超絶クオリティもお中元の手作りゼリーの出来映えを見せられたら、「あ・・・こういう人なんだ・・・」と、インパクトとともに納得せざるを得ません。同時に彼がこれまでにどんな生き方をしてきたかもうっすら見せられた気にさえなります。販促のためにねじ込んだとしたらそこから逆算してここまでキャラを立たせてきたのかとびっくりですね。
返信削除ゼリーも手作りだったので、きっとあのお中元の箱や包み紙も自作なんでしょうね。
削除この先、操がまた何か持ってくる度に「自作か?!」と思ってしまいそうです。
さすがにぬいぐるみの販促のために操の性格を作ったとは思えませんが、手作りのお土産はぬいぐるみのためのものだろうと思いました。上手く絡めたものだと感心します。
操の手づくりぬいぐるみは本当に上手くストーリーにはまりましたね。
返信削除昨日テレ朝夏祭りのイベントに行ったのですが、握手会参加券がついてるのもあってかかなりの人が購入していたようです。
我が子も欲しがっていますし。
(余談ですが、握手は他の無料イベントでもできるので昨日は買いませんでした)
イベントも雨だったのに大盛況でしたよ。
大和とアムちゃんは真面目な感じて丁寧にお話ししていて好感が持てましたし、オープニング曲とエンディング曲のライブでは子供たちが目をキラキラさせていましたよ。
あと半年、このままいい作品になるといいなぁ。
イベントに行かれたのですね。盛り上がっていて楽しそうです。
削除ぬいぐるみの先行販売って握手券付きだったんですね。番組でぬいぐるみへの購入意欲を煽り、握手券で後押しするとは効果的です。この調子で順調に行ってほしいですね。