■やらないんかい!
・前回の仲違いもあっさり解決し、戦兎の秘密も暴走もあっさり終わりました。引っ張り方が下手です。始まりが唐突で、終わりは尻すぼみの肩透かしなんて最悪です。
特に興味のないことを「これから話すので聞いてください」と言って無理やり聞かせておいて、「結末を話すのは後にします」と肝心なところを話さないで終わられては、生まれるのは面白さではなくイライラ感だけです。やるなら戦兎の過去についてもっと興味を引いてからでないと成立しません。

・それに説明された内容がどうでもいいものでした。
「実は戦兎もスマッシュの改造と同じようにガスに注入されていたんだ!」と衝撃的な事実なように語られていましたが、個人的には「え、今更?知ってるけどそれがどうしたの?」という感じでしかありませんでした。戦兎も自分が何かの実験をされたことは知っていたはずなのですが、いったい何の実験だと思っていたのでしょう? 戦兎も承知のことだと思っていたので話についていけませんでした。ますます「天才物理学者」の肩書が怪しく見えてきました。

・個人的には作劇としても情報の小出し感が見え見えなのに、作中でも悪役に情報量をコントロールされているのが見え見えなことにストレスを感じます。
片方だけでもウザいのに二重になっていて腹が立ちます。悪役が情報を開示すればいつでも終わるこの状態で謎で引っ張るのは無理があると思います。せめて主人公側の努力と行動で情報を手に入れる形にしてほしいです。

■戦兎と龍我
・戦兎と龍我の話も脈絡がなくて反応に困りました。
どうやら前回の龍我の行動は自分本位で他人を犠牲にしてもいいという考えの元で行われたようです。鍋島の件はただの気まぐれか、子供相手には容赦するといった基準の問題でしかなかったようです。

・それに対する、戦兎のヒーローであろうと努めている話も初耳なのでどうにもなりませんでした。
内容自体は良いと思うのですが、見せ方が下手です。今まで葛藤を描いていないので説明にしかなっていません。そのせいで最後の戦兎と龍我の言動の逆転も「そういう話がしたかったんですね」と生暖かく見守ることしかできませんでした。

■助かった理由
・結局、立弥が助かった理由って何だったのでしょう?
普通に倒して治しただけだと何の面白みもありません。「竜巻切りでガスを抜いた?」という可能性も思い浮かんだのですが、ガスを注入するって風船じゃないんですからそんな物理的にどうにかできることではないでしょう。
龍我のお守役のドラゴンが毒を抜いたのもそうなのですが、何がどうなっているのかわからず、置いてけぼり感が強かったです。


次回は今度は北都に行くそうです。
この前の西都があっさりだったので特に期待するものがありません。何をするんでしょうね。そろそろナイトローグとブラッドスタークの内輪話を聞かされるのにうんざりしてきましたのでそれは終わってほしいです。2人の武器が一般発売されることを考えると期待できそうもありませんが…