『仮面ライダーエグゼイド』 第6話「鼓動を刻め in the heart!」:感想

2016年11月13日

【ストーリー】

■飛彩の心境
・医術ばかり優先してすれ違ったまま恋人を失った飛彩が、「病気さえ治ればそれでいい」という考えに至ったことが理解できませんでした。
後悔して患者の心を読み解こうとするようになるほうが自然なように思いました。「死んだやつ(恋人)のことなんてどうでもいい」と以前から公言してるようなキャラだったら逆に頑なになってしまったのだと思えるでしょうが、グラファイトに執拗に執着したり明らかにそうではありませんでした。どういう流れなのかわかりませんでした。

・個人的には恋人の最期の言葉が問題だったと思います。
「私のことは忘れて(医者として患者を救って)」とか、「医者としてあなたは生きて(私のことは引きずらないで)」といった良い意味にも悪い意味にも受け止められる言葉のほうが適切だったと思います。実際の台詞だと、ああ言われてどうして飛彩が今のような考えになったのか理解しがたいです。「飛彩は悪い意味で『見限られた』と受け止めたが実際は恋人は最後まで応援していた」という流れのほうが話に合っていたと思います。

・それ以外にはゲストの恋人役だけでなく、飛彩のポジションである男のほうにも話を振ったほうが飛彩説得の流れが自然になったと思います。
ついさっき事情を聞いたばかりの永夢がいきなり飛彩に語りかけるのは無理があります。「お前に何がわかる!」とキレられていてもおかしくありませんでした。永夢に出番を与えようとしたのでしょうが、かえって印象が悪くなったように感じました。


【アクション】

■ドレミファビートフォーム
・ブレイブのフォームチェンジのドレミファビートフォームが登場しました。心肺蘇生法に絡めたことは面白いと思いました。

・でも音ゲーってそういうものではないと思います。
心臓マッサージは決まった周期で手を動かすもので、 音ゲーは逆に”曲のリズムに合わせて”動くものだと思います。心肺蘇生法で解決するのは無理があると思います。
またしてもスタッフとの間にギャップを感じました。エグゼイドのゲーム要素に関してはそろそろ完全に見切りをつけるべきかもしれません。

・必殺技が剣で普通に切るだけだったのも残念でした。
通常の格闘戦も必殺技もどちらもリズム感が特に感じられませんでした。あれならレベル1形態で敵の音に対応してたときのほうが音ゲー感があったと思います。フォームチェンジなのにアクションに変化が薄いのは物足りません。

■バトルがめちゃくちゃ
・今回はバグスター分離後のレベル1の格闘戦のほうが面白かったです。目新しさはシンプルな要素ですがやはり存在感が大きいです。

・だけどバトルの流れがめちゃくちゃだったのはいただけません。
分離手術は一瞬で終わらせて、その後にレベル2にならずに分離後の怪人と戦い続けるのは設定上明らかに間違っています。おまけに怪人がレベル1に圧倒されていて、レベル1が強そうというより怪人が弱いように見えてしまったのもマイナスでした。

・それと怪人がまたしても棒立ちたったことも大きくマイナスでした。
二度も続けて棒立ちでよそ見していて死ぬなんて、さすがにこれは意味があるんですよね?

・裏があるとすれば誰かが糸を引いていると考えるのが妥当でしょう。個人的には社長の線は薄いと思っています。
グラファイトが生み出して指示しているのにそれを無視できるほど社長に上位権限があるとしたらグラファイトも含めて社長の思い通りになってしまいます。状況を左右できる都合のいい力が一人に集中することは面白くありません。エグゼイドたちが強くなることを楽しんでいたパラドがわざとガシャットを明け渡していると見るほうが妥当だと思います。


次回、レーザーが人型になるようです!
ガシャットを使えばなれるんですね。そうなんですか。自転車は装着者無しで動けるのに、どうしてバイクは装着者がいないと使えないようにしたのでしょうね? そもそもドライバー自体が選ばれた人しか付けない前提なのだからセーフティは必要なさそうに思えます…
九条も打ち解けて仲間になるっぽい感じですが、今のところ「どうせ裏切るんでしょ?」という印象です。次回でこの印象が変わるのでしょうか?

コメント

5 件のコメント :

  1. 今回の飛彩に関しては、元々 嫌いだった甘い物を食べるようになった辺り けっこう恋人のことを意識してるんだと思います。医師としての立ち位置は・・・・・・元々なのでしょう。

    宝箱を取るようになったり、柔軟さが増してきてるように見えました。

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  2. 追記:社長もエグゼイドと同じゲームで返信していたようですね。通りで、同じ姿になるわけです。

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    1. >今回の飛彩に関しては、元々 嫌いだった甘い物を食べるようになった辺り けっこう恋人のことを意識してるんだと思います。

      飛彩にとって恋人は重要なのだと思います。
      ただ、視聴者がそれを知ったのは今回、前振りで見ても前回だと思います。初登場時にそれを欠片も見せず、医者として云々と永夢に偉ぶっていたのに今更「医者としての考えは飛彩にとってどうでもいいです」と言われても納得できません。構成がおかしいと思います。こういう展開にするなら2話の時点で「でも飛彩がこう言う裏には何か事情がある」と認識させておき、医者としてのスタンスと恋人の一件がつながるようにしないと成立しないと思います。

      >宝箱を取るようになったり、柔軟さが増してきてるように見えました。

      マイナスをゼロにしただけなので個人的には評価しません。
      永夢は最初からやっていて、かつそれを「ゲームなら当然の行為」と評されていたので患者を救うと言ってるわりにはアイテムを使わないほうが不自然に見えました。せめて「ゲームを本気でプレイする者にしかアイテムは見えない」なんて設定でもあれば言い訳できたのですが。

      >社長もエグゼイドと同じゲームで返信していたようですね。

      CMによると「プロトタイプ」という設定のようですね。

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  3. 今回の嬉しい誤算はレベル1が思ったより動けたことですかねー、見せ方の工夫で小さい動きしか取れないのをどうにかごまかしているのかもしれませんが、可愛かったですし、戦闘時のエグゼイドの頭突きみたいな動きなんかもキャラクターが出て良かったです。
     前話のスナイプのレベル1の戦闘描写といい、レベル1の描写全くやる気がないわけでもないんだなと・・・まあ、まだ6話の段階で判断するのは早計ですがほっとしたのは確かです。


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    1. >今回の嬉しい誤算はレベル1が思ったより動けたことですかねー

      レベル1のアクション自体は良いことだと思います。
      近年のアクションはおざなりで工夫する気が見受けられない内容が多かったのでやる気が見られたことは嬉しいです。

      ただ、私はあれが限界だろうと思っているのでエグゼイドの今後の好材料としては貢献しないだろうと考えています。
      スナイプのように結局は予算を使わないと更なるクオリティアップは難しいでしょう。お金をかけずに今よりもどんどん進歩していくなら見応えがありますが、このままのクオリティで続けても10話、20話もすれば新鮮味が薄れ、「レベル1はもういいや」と飽きてしまいます。少なくとも、ただ戦わせるだけではなく、「なぜ分離後にレベル1で戦う必要があるのか」という必要性を作らないとレベル1の明るい未来は見えないのではないかと思います。

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