『仮面ライダーエグゼイド』 第30話「最強VS最強!」:感想

2017年5月7日

■引き伸ばし
・前回の次回予告とは裏腹に全然内容がなかったです。
永夢vsパラドは前回の延長線上で新しい要素がなく勝敗も同じでした。メインストーリーである永夢やパラドが動かないなら飛彩たち脇役が動く絶好の機会のはずですが、そちらはテンプレ描写で掘り下げが全くないまま終わりでした。
そうなると消去法で考えて今回の見せ場はポッピーや黎斗のほうのはずなんですが、やったのはダイジェスト展開と黎斗が喚くだけでした。
ラスト5分のあれだけで30分見た甲斐があったと思ってもらえるとスタッフは思っているんですね。スタッフの価値観との相違が著しいと再確認させられました。

■永夢
・ゲーマー適性は全部パラドのおかげだと強調していました。とすると、「天才ゲーマー」の肩書が外れた永夢に何が残るのかが焦点になると思います。
ここで疑問に上がるのが社長に送ったゲームのアイディアです。あの時点ではバグスターウイルスに感染してないから素の永夢の実力のはずです。天才ゲーマーではないけど天才クリエイターだったとでも言うのでしょうか。

・でもこれは通らないはずです。
クリエイターの保さんを無視してプレイヤーである大我がゾンビ対策ガシャットの発案をしていましたし、2クール目での黎斗との敵対もクリエイターvsプレイヤーといった構図ではなかったと思います。永夢を天才クリエイターとするには今までの積み重ねと衝突してしまうと思います。

・となると、永夢は医者としての目線か個人としての目線から天才ゲーマーのパラドに対抗しなくてはならないはずです。 しかし医者としても一人の人間としても明確な個性を打ち出せてきたとは思えません。

・医者としての永夢は行き詰まっていると思います。
元々「天才ゲーマーで医者」としてオペを行ってきましたが、それはパラドの持ち味だったのでもう使えません。研修は適当に流されたので医者としての経験は普通以下で、実績豊富なはずの飛彩や大我に劣るはずです。

・残るは人格面ですが、これも怪しいと思います。
「患者のストレスを重視すること」が永夢の個性だったはずです。ですが最近のクロニクル患者に対しては患者と特に向き合おうとせず、「とりあえずバグスターを倒して治せばいい」と以前の飛彩と同じ態度になってしまっています。人格を後に活かす気ならクロニクルのときでも「自分のプレイでゲーム病を治せるなら自分でやりたいですよね。その気持ちわかります」など患者に寄り添う姿勢を見せていたはずです。この点では飛彩のほうが患者重視にシフトしていて永夢の出る幕がなくなっています。

・この状況で天才ゲーマーの肩書を外された永夢に何が残るのか不思議です。この先どう話を進めるのでしょう?
「全てを失ったことで逆に医者になりたいという元々あった思いが強まる」という話もできないでしょう。今の状況に必要なのは人を救える医者であって、有るのはやる気だけの医者志望ではないからです。人格の描写や成長が描かれず、天才ゲーマーの肩書だけで乗り切ってきた永夢で何をどうしたら物語として成立するのでしょう?

■価値観が合わない
・善悪の基準や命の扱いも個人的には不思議でした。
ポッピーの目の色が変わった話は恐らく医学におけるウイルスの悪性、善性にかけているのだと思いますが、価値観としては全く理解できませんでした。
目の色の話は「この前までのポッピーは悩んでいようが悪性だから悪のままで、今のポッピーは善性だから善です」って意味になってしまうように聞こえました。善悪とはそんな1か0かで語れる話ではないと思います。そんな割り切り方では闇医者の大我は闇医者というだけで悪党になるでしょう。エグゼイドではそうはなっていないはずです。

・作劇としてはそれを語るのがポッピー本人というのが理解に苦しみます。
自分で自分のことを語っても客観性はないから語る内容に客観性を持たせたいなら他人の飛彩にでも説明させるのが普通です。
語り口が適当なように見えて、ちゃんと考えてないんじゃないかと心配になってきます。悪の抹殺を目標に掲げるヒーローもので善悪の基準は適当だと公言することはあり得ないと思うのですが、どういうことなのでしょう。

・復活した黎斗の扱いも不思議でした。生前と同じ人間として扱われていましたが、私にはそうは思えませんでした。「元人間がバグスターになった存在」という印象で、永夢たちが黎斗を人間扱いすることが不思議でした。
バグスターと同じように死んでも生き返れるデータ生命体って、それはもう人間の定義には当てはまらないと私は思います。永夢がそんな黎斗が語る命とゲームをやりたいわけでもない一般人の命を同列に語ることが理解しがたいです。私だったら「お前の身勝手な考えを他人に押し付けるな!」とはねつけます。

・もしもそんな存在が作中では人間として扱われるのなら、逆にバグスターも人間扱いされてしかるべきだと思います。これは「悪性のバグスターだから問答無用で殺すのが当たり前」と公言してきた経緯と反するように見えます。作中での価値観がどうなっているのかさっぱりわかりませんでした。

■リプログラミングの効果
・以前リプログラミングをくらわせたモータスのバイクに乗る能力が今回もなくなったままでした。どうやらリプログラミングの効果は永続で間違いないようです。
しかし今度はバイクに乗るのと遜色ないほどの早さで走れるようになっていました。これが不思議です。
能力を初期化しても後で埋め合わせられるなら、リプログラミングの効果は大したことないように思えてきます。簡単に消せるならともかく、必殺技級の攻撃を当てないとリプログラミングできないのでは有効性が低いでしょう。

・もう一つ疑問に思ったことがあります。
リプログラミングが万能でないとすると、マキシマムゲーマーがレベル99になった理由は何だったのでしょう?
素材は保さんのゾンビ対策ゲームと九条の残したリプログラミングのデータ、それとドライバーやガシャット関連の基礎技術なので大幅なレベルアップは見込めそうもありません。そんな簡単にレベルを上げられるなら飛彩や大我用に高レベルのがシャットを用意しているはずです。
リプログラミングで自分のレベルを書き換えるくらいのことができるのかと思っていましたが、そうでもないようです。あれもパラドのおかげだったのでしょうか?


次回は新人監督の上堀内佳寿也さんがライダー本編に初めて登板するようです。
経歴を見ると、ゴーストのBR特典の短編『アラン英雄伝』やVシネの『スペクター』の監督を務めた人だそうです。私はまだどれも見たことがないので上堀内佳寿也さんは次回が初めてです。ライダーの撮影や映像に関しては下り坂の一方なので新しい風を巻き起こしてくれることを期待します。


コメント

16 件のコメント :

  1. モータスが存在意義を奪われていたのはリプログラミングが残っていたから。興味深い着眼点です。
    しかし、リプログラミングって結局なんなんでしょう。万能? 無能?
    話の都合で価値が変動しているようにしか感じられず、何が出来て何が出来ないのかよく分かりません。よく分からないものが中心に据えられて活躍しても面白くないです。
    あと、エムとパラドの戦いを傍で見守っていたマキシマムアーマーはギャグでいいんですかね。何故脱いだ、というのが正直な気持ちです。
    今回ゲーマーMの全てがパラドであったかのように言われていましたが、さすがに後の回で否定されますよね。分かりきった話なので謎解きの面白みはないですが、否定しないと過去の言動がますますおかしくなりますから。

    これは間違っていたらすみませんが、文中の「論理感(ろんりかん)」は「倫理観(りんりかん)」の書き違いではありませんか?

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    1. >何が出来て何が出来ないのかよく分かりません。よく分からないものが中心に据えられて活躍しても面白くないです。

      私もそう思います。エグゼイドに限らず「何でも有りは何にも無い」と思っています。話の都合で何でもできたり無効化されたりする状況ではドラマが生まれません。

      >エムとパラドの戦いを傍で見守っていたマキシマムアーマーはギャグでいいんですかね。何故脱いだ、というのが正直な気持ちです。

      鎧のアクションのできなさはどうにもなっていませんね。
      私は脱ぐくらいなら不自由な身体でしょぼいアクションを続けるほうが破綻しない分だけマシだと思います。分離して2vs1に持ち込むならともかく、脱ぐだけ脱いで放置は無いです。

      >今回ゲーマーMの全てがパラドであったかのように言われていましたが、さすがに後の回で否定されますよね。

      私もそうだろうと考えています。Mに見えたものが全てパラドだとすると、永夢の決め台詞の「患者の運命は俺が変える!」がおかしくなると思います。
      パラドが前回この言葉を引き合いに出して永夢を煽っていましたが、「俺=ゲーマーM=パラド」だと、あの台詞を言っていたのがパラドになってしまい、自分で自分を煽るパラドとなぜかそれで凹む永夢という意味不明な状況になってしまいます。明らかにおかしいのでゲーマー人格の全てがパラドではないはずです。

      >文中の「論理感(ろんりかん)」は「倫理観(りんりかん)」の書き違いではありませんか?

      誤解を招いてすみません。言葉の使い方が造語的で正しくないのですが、倫理観とは別です。
      作中の登場人物の論理や感性、つまりどういう判断基準で何を考えるかのことで、常識的な規範を意味する倫理観とは意味するところが異なります。

      しかし言葉尻が似ていて誤解を招く表現なのはご指摘のとおりだと思います。何か別の言い方がないか考えてみます。

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  2. 今回はライダーやガシャットの色の違いをやたらと台詞で強調されてたのが気になったのですが、よく考えたら正しい判断かもしれませんね。ただでさえ数が多い上にぱっと見ただけで分かりにくい変化ばかりでしたから。ゲンムに至っては長いこと登場してなかったので元のデザイン完全に忘れてましたし(苦笑)

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    1. はい、販促としては悪くないと思います。
      ガシャットの基本フォルムが同じで、しかもプロト系のように色違いまでありますからね。

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  3. はじめまして

    この「フクロウの目」というブログでコメントを投稿するのは今回が初めてなのですが何故そういうことになったかの経緯はと言いますとある特撮マニア達の巣窟となっているサイトがありましてそこでこのブログの管理人さんのことが話題になっていて気になったからです

    具体的な書き込みを幾つか挙げると「フクロウの目の管理人は何のために特撮見てるのか分からない真の奇人変人」とか「わざと揚げ足取りをする為だけに仮面ライダーを見て揚げ足取りしてストレス発散を解消するゴミ人間」などです

    さて肝心の本編に関することですが実はドライブからあまり毎週欠かさず視聴することをしていないのでもし所々間違いがあるかもしれませんがご了承下さい

    ストーリーは正直面白いか面白くないかで言ったら面白い方なのかなと感じますね
    粗はこんなチャチでくだらない子供向け番組ですからあって当たり前ですからそんなに私はそういうところはあまり気になりませんが強いて一つ挙げるなら何故エナジーアイテムをパラドクス以外のライダーが殆ど使用しないのか?というところです
    その時その時の戦況下で役立ちそうなエナジーアイテムが周りになかったからと脳内補完できなくもないですが何かしらの使用条件みたいなものを設けるべきだったかもしれませんね

    あと鎧武からやけに怪人の種類が少なくなりましたね
    ドライブはここ数年の仮面ライダー作品ではまだ種類は多い方でしたがゴーストやエグゼイドでは再生怪人の登場が多いなぁと常々思います
    恐らくそうなってしまう一番の理由は作品制作に使える予算が昔とそれほど変わっていないのに度重なる販促の為にライダー側のスーツやアイテムに金をかけないといけないからだと思いますが少しさびしいです



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    1. 匿名さん、はじめまして。

      >強いて一つ挙げるなら何故エナジーアイテムをパラドクス以外のライダーが殆ど使用しないのか?というところです

      今回も使っていませんでしたね。
      「最強vs最強」というタイトルは消去法で考えると、エグゼイドvsパラドクスのバトルを指すものだと思うのですが、そのわりにお互いにアイテムを使わないことが不思議でした。「格上相手にはアイテムを使うのが常識」ならば、パラドは永夢を格下とみなし、ライドプレイヤーや飛彩たちを格上とみなしていたのでしょうか? 何とも不思議な話です。

      >その時その時の戦況下で役立ちそうなエナジーアイテムが周りになかったからと脳内補完できなくもないですが何かしらの使用条件みたいなものを設けるべきだったかもしれませんね

      役に立たないアイテムというのは考えにくいと私は思います。少なくともこれまで登場したアイテムはどれも強力だと思います。
      短所もありそうな縮小化など形態変化系を除けば、どれもとりあえずとっておいて損はないと思います。パラドクスに至ってはたとえ周りに落ちて無くてもパズルゲーマーの能力で自分で生み出せるはずですし。

      使用条件は有るほうが普通だと思います。何の制限もないと疑問点が増えますからね。
      たとえば1クール頃のようにブロックの中に入っている形なら「壊してる暇がない」「どれにアイテムが入っているかわからないのにリスクは犯せない」という状況が作れます。

      >恐らくそうなってしまう一番の理由は作品制作に使える予算が昔とそれほど変わっていないのに度重なる販促の為にライダー側のスーツやアイテムに金をかけないといけないからだと思いますが少しさびしいです

      私も怪人の数が減っているのはライダー側の人数やフォームチェンジが増えたことが大きな原因だろうと考えています。予算が必要な販促対象を増やすのに予算を増やさないことはおかしいと思います。
      しかし個人的に一番残念なのは、この状況に対応する話作りが一向に見えないことです。ジュウオウジャーの場合、再生怪人を出す理由として「新しく登場した幹部が記憶を読み取って実体化させる能力を持っているから」と理由付けをしてストーリーに上手く組み込んでいました。ここ数年のライダーの場合、上手くいった事例が思い浮かびません。可能性を感じる工夫が見えてこないことが何より辛いです。

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  4. 横から失礼。

    今回だけで言えば、アイテムを使わない理由は分かる様な気がします。
    アイテムを使うのが常套なスマブラでさえ、ガチ対戦だとアイテム無し設定ですし。
    今回はお互い自分の実力だけで勝ちたいという意地があったのではないでしょうか。
    まぁこの考えは、普段からアイテムを使っていればこそですが。
    お互い種族の為とか言うくせに意地を優先するあたり、ゲーマーという人種をよく描けてると思います。

    アイテムばら撒きは今でも改悪だと思います。あれってパズルの為ですよね。
    基本パラドクスしかアイテムを使わないんですから、パズルの能力は『ブロックを操る』がベストだと思いました。
    集めて消す(ぷよぷよ方式)→アイテムが出る
    これなら大量にブロックを消したのにアイテムが2個しか出ない→ブロックには外れがある
    と映像だけで説明できますし、回りがアイテムを取りにいかないのも納得できるかと。

    個人的にはホッピーの目よりも、また変身した事に驚きました。
    普通に考えればそんな事はないと分かるのですが、何故かもう出てこないと思ってましたよ。

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    1. >今回はお互い自分の実力だけで勝ちたいという意地があったのではないでしょうか。

      私のパラドのイメージだと真逆です。使わないほうが変だと思います。
      これまでの言動を見る限り、パラドは永夢と勝負することを大きな目標にして活動してきました。パズルゲーマーはそんなパラドが選んだスタイルです。パズルゲーマーがアイテムの使用を前提にした戦闘スタイルであることは明らかです。最初から本気の勝負ではアイテムを禁止して戦うつもりだったならそんなスタイルは選ばないと思います。
      むしろ使うとしたら「永夢がアイテムを使おうとしたところをパズルゲーマーの能力で取り上げ、パラドは使わずに捨てる」といった具合にアイテム禁止の俺ルールを永夢に押し付けるためだと思います。

      >アイテムばら撒きは今でも改悪だと思います。あれってパズルの為ですよね。

      そうなのかなと思ったこともありますが、パズルゲーマーは周りに配置されていないアイテムを生成して取り出したように見える描写があったので違うのではないかと考えています。
      パズルゲーマーの能力にアイテムの生成も含まれるなら周りのアイテムを剥き出しにせず、何もないところから突然取り出すほうが強そうに見えると思うからです。

      >基本パラドクスしかアイテムを使わないんですから、パズルの能力は『ブロックを操る』がベストだと思いました。

      そういう能力のほうがまだバトルの辻褄を合わせられたでしょうね。

      >普通に考えればそんな事はないと分かるのですが、何故かもう出てこないと思ってましたよ。

      前々回でバグヴァイザーを投げ捨てていましたから、そう思うのは自然だと思います。「実はこんなこともあろうかとニコか永夢が拾っておいた」なんて展開をやるのかなと思っていたら何にもありませんでした。
      変身ヒーローもので「かつて望んでいないのに押し付けられた呪われた力を今は自分の意思で振るう」なんて絶好のシチュエーションを使わずに捨てるなんて大胆だと思いました。

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    2. 私はアイテム単体でしか考えていませんでした。
      アイテムを使わない事と能力を使わない事は別、という事ですね。

      ならばパラドがアイテムを使わない理由は『舐めプ』しかありません。
      永夢に対して「オリジナルの俺に勝てるわけがない」と言っています。驕りがあります。
      そして永夢に勝つよりも遊ぶ事に固執してるように思えます。
      普通にやってもどうせ勝つし、どうせなら長く永夢と遊びたい。だからアイテムを使わないんです。

      他のライダーやライドプレイヤーにアイテムを使う件ですが、
      パラドは仮面ライダークロニクルをバグスターが人類を滅ぼすゲームだと言っていました。
      永夢と黎斗以外の人類は、彼にとってはただの雑魚NPC。どうでもいい存在です。
      綺麗に掃除するために、念を入れてアイテムを使っているのではないでしょうか。

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    3. >ならばパラドがアイテムを使わない理由は『舐めプ』しかありません。

      そういう線も考えたのですが、パラドには当てはまらないと私は考えます。
      これまで何度も「本気でやらないとつまらないだろ」と言っていたはずです。これまでにやってきた永夢との勝負のお膳立ても手が込みすぎていると思います。どうせ勝てる勝負にそこまで手をかける理由がわかりません。本気で舐めきっているのならもっと挑発したり、これ見よがしにハンデを付けてきたりするのではないかっと思います。黙ってアイテムだけ使わないというのは筋が通らないと私は思います。


      >普通にやってもどうせ勝つし、どうせなら長く永夢と遊びたい。だからアイテムを使わないんです。

      長く遊ぶ気は無いと思います。今回勝ったときに永夢を殺そうとしているように見えました。

      >綺麗に掃除するために、念を入れてアイテムを使っているのではないでしょうか。

      念を入れて、というのは考えにくいと思います。飛彩たち相手に負けることをパラドが想像したことがあるとは思えません。
      つまらない消化試合だから手早く片付けるためならあるかもしれませんが。

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  5. 主人公のゲーム病の件で思ったのですが、ゲーム病は最終回までに治ると思いますか?

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    1. >ゲーム病は最終回までに治ると思いますか?

      これは「永夢のゲーム病」という意味で合っているでしょうか?

      永夢に関しては私は作劇の都合から治さないだろうと思っています。
      治ったら変身できなくなってしまいますからね。パラドを何らかの方法で摘出/沈静化させるだけだと思います。

      変身するだけなら今のゲーム病(パラド)を取り除いても方法はあると思いますが、やらないと思います。
      適合手術を受けたり、ポッピーのゲーム病にわざと感染したり、手はいくつもありますが、どれも段取り臭くて面白みがありません。そんな展開を入れるくらいならゲーム病を治さないほうが手っ取り早いでしょう。

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  6. 仮面ライダースナイプ(花屋大我)の白髪は、プロトガシャットの副作用によるもので間違いないですね?それから、パラドは主人公側について改心しないパターンでしょうか?パラドは最後までアランのように味方にはならないんですかね?

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    1. >仮面ライダースナイプ(花屋大我)の白髪は、プロトガシャットの副作用によるもので間違いないですね?

      公式設定として間違いないかという点は私は知りません。一番そこが描かれているであろう外伝の『仮面ライダースナイプ』を見ていませんので。
      私の推測としては、主な要因はプロトガシャットと戦闘回数のせいだろうと思っています。現行のドライバーも副作用はあると思いますが、永夢たちへの影響が全然描かれていないのでどの程度あるのかはわかりません。

      >パラドは主人公側について改心しないパターンでしょうか?パラドは最後までアランのように味方にはならないんですかね?

      私は無いだろうと思っています。
      ちゃんとした仲間になるにはパラドは悪行が多すぎて収まりがつかないと思います。
      「パラドにとっても都合の悪い黎斗の野望を防ぐために一時的に共闘」という線も時間の都合から無いと思います。既に30話なので一旦味方になって、一段落したらまた敵になるなんて展開をやっている時間はないでしょう。

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  7. パラドは最後はどうなると予想できるでしょうか?

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    1. まだ可能性を大して絞れません。ラスボスにならない可能性さえあります。

      基本的には倒される方向だと思います。
      永夢が許さない限りパラドが生き残れる道はないと思いますが、永夢がパラドを一つの命として認める道筋が一向に見えません。そうした場合、それまで問答無用で抹殺してきたバグスターたちが問題になりますから。そんなことをやる土壌は無いでしょう。

      今のところは、パラドが死ぬときに満足して死ぬか、未練や不完全燃焼で終わらされたことへの憎悪を抱いたまま死ぬか、どちらかになるかなと考えています。

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