『宇宙戦隊キュウレンジャー』 第14話 「おどる!宇宙竜宮城!」:感想

2017年5月14日

【ストーリー】

■笑いの感覚が合わない
・今回は下山さんのギャグ回でした。
ニンニンジャーで散々体感したことですが、やっぱり下山さんとは笑いの感覚が合わないと再確認しました。こんなので個人回を潰されたガルはアンラッキーだと思いました。

■謎の人物の正体
・ハミィが救出した青塗りの人がやけにど真ん中で目立つように映されていて何の関係者なのかと不思議に思いました。
東映公式によると、今回のロケ地だった宴会場のある旅館の支配人さんだそうです。なるほど、道理で誰だかわからないわけです。納得がいきました。

・しかし映した意味に関してはかえって謎が深まりました。
支配人のおじさんを映しても宣伝効果はないような気がします。それよりも他の場所や旅館全体を映してもらうほうが宣伝になると思います。よくわからない配慮だと思いました。



【アクション】

・今回はリアリティを感じるやり取りが良かったです。
ザコ敵を一箇所に集めて待ち構えていた味方の必殺技で一掃したり、敵の鎖攻撃を武器で地面に縫いとめて使えなくしたり、バトルの流れが自然でリアリティを感じました。

・リュウテイオーのソバットは別撮りで部分的に撮っていかないと無理なんですね。そこは残念でした。
裏を返せば部分的に動きを撮っていけば変わった動きも見せられるということなので、マンネリ防止のためにたまに入れるアクセントとしては充分使えそうです。


次回はギャグ回ではないけどふざけた雰囲気だから毛利さんじゃないのかと思いましたが毛利さんだそうです。
ハミィの個人回のようですが、素性をあっさり流された分を挽回できるでしょうか?  個人的には久しぶりに登場したラプターのアクションに期待しています。ハミィ回だから特に何もなさそうな気もしますけどね。

コメント

2 件のコメント :

  1. 前々から凝ったアクション・敵味方両方軽いノリ・自由度の高い戦闘スキル・赤偏重のメンバー格差・微妙にズレた歪な脚本という点でキュウレンジャーはニンニンジャーに酷似していると思っていたのですが今回の下山さんの登板で改めてそう感じました。
    ガルの扱いは確かに閉口ものでしたが、今迄の彼の描写が既にかなりフラついていたせいで「適当な役回りで可哀想」という感情すら湧きませんでした。「ガルならこの程度だろ」もしくは「キュウレンジャーならこの程度だろ」という諦めムードをより一層強めてしまったと思います。まあ、人数が多すぎるから人物描写は捨てて薄くした方が良いという肯定意見もありますし一概に悪手とは言えないですが…それでもやはり内容の伸びしろが期待できないと見ていて面白くないですね。

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    1. ガルは残念でしたね…
      こんな形で貴重な個人回を浪費するだけでも不幸なのに、しかも一族滅亡のトラウマも今回で克服してしまったみたいでした。こんな内容で中核になる要素を消化されたらこの先どうしたらいいのかわかりません。早くも不遇枠が一つ決まってしまった感じがしました。

      次回のハミィ回がまともな内容で、「ガルはダメだったけど他のキャラに期待しよう!」と思えるといいのですが。

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