楽しみの裏には何がある? キョウリュウジャー 第14話『あぶなァーい! スピリットベース』:感想

2013年5月20日
【ストーリー】
■楽しみの裏には何がある?
・今回で14話目。全体の3割終了ということもあって、ギャグ多めの軽めの回でした。
そこで選ばれたのがラッキューロくん。期待通りのコミカルな演技で楽しかったです。

・ずっと気になっているのがラッキューロの目
普段は黄色なんですけど、ときどき緑色になってるんですよね。今回はスピリットベースに侵入失敗して教鞭で電撃を食らって吹っ飛んだ直後に色が変わっています。1話の敵同様に光の加減かとも思っていたのですがどうも気のせいじゃないみたいです。吹っ飛ばされて転がるシーンで仰向けになったときも明らかに緑になってました。
その直後のラッキューロの発言も、いつもお気楽なラッキューロらしからぬ他人への負の感情を感じさせるものです。やっぱりラッキューロくん、只者では無さそうです。

■対策の立て方も三条風味
・頭脳派怪人が戦隊の弱点を分析して戦う。という展開は定番です。
たいてい個々のメンバーの弱点やチームワークの隙間を狙いますが、キョウリュウジャーのは違った方向でした。まさかラッキューロくんの弱点とはw

・その後に補給を断つために基地を狙うのが面白いですね。何となく基地を破壊したり、奪われた物を取り返しに来る敵幹部はいましたが、明確な目的を持って来たのは珍しい。こういうシリアスな展開を気軽に入れられるのはコミカル系戦隊の強みだとおもいます。

【アクション】
身近なヒーロー
・今回はスピリットベースや教室内、木の近くなどカメラにとって障害物の多い環境でした。
そのためカメラとキョウリュウジャーたちとの距離が近くなってて、後ろに壁や木を背負うショットが多かったです。
個人的にはこのアップの撮り方好きです。特に変身シーンや名乗り口上のときは引き絵よりもアップのほうがグッと正義の味方って感じがします。視聴者に寄り添うように見える撮り方のほうが戦隊らしさが出ると思います。

■敵と戦わない巨大戦

・レスキューフォースとか他戦隊ではよくありますが、戦隊では珍しい光景です。
。一話の等身大雑魚相手のガブティラ無双もそうですが、今回も冒頭の巨大ゾーリ魔はガブティラたちに任せてキョウリュウジャーたちは怪人や幹部を探すのに専念。爆弾の処理にも迷わず最強のキョウリュウライデンジンを使う。必要だから巨大ロボを持ち出すって姿勢が一貫してるのが良いですね
敵が巨大化しなかったのもラッキューロがいなかったからですし、一貫性のある脚本って、見てて気持ち良いです。


次回は別にゴールドではなくなっちゃったドゴルドさん登場。
予告で映った巨大カンブリ魔は使い終わったドゴルドの肉体なんでしょうかね?
定期的に中身を変えるとすると、物語上の戦力の調整がしやすくて面白いですね。

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