リアリティの功罪 ゴーバスターズ 第5話「キケンな熱暴走!」:感想

2012年3月26日
今回もCB01はかっこ良かった。
ソバットとか膝蹴りとか小技が効いてるおかげで剣のかっこ良さが際立ってた。ゴローダーGTといい、やっぱり関節部分が大きなハリボテにしたデザインのほうが動きが良いね。デカイ膝とかロボット的にもかっこいいし、このデザインが主流にならないかなぁ。

GH03、ウサギはともかく地面に潜るのは度肝を抜かれた。ウサギって穴掘って暮らしてるからあれは正しいんだね。むしろ飛んでるほうが異常なのか。もっと異常なのは動けな過ぎて、ウサギ型というよりドラえもん型化してるウサダだけどw

本編は、三人のバラバラ具合が気になってしまう。
性格の不一致とかは序盤だから当然なんだけど、レッドとブルー&イエローで分かれて行動してるから画的にチームとしてまとまってる感じがしない。次回で三体合体みたいだからその前フリだといいんだけど。

それとリアリティ重視でタンクの位置とか地区分けの描写をしっかりしてあるから、乗り物で移動してきたヒロムたちにあっさり追いつくヨーコがご都合主義に見えてしまう。ゴリサキの出てきた位置から考えるとトランスポーターを使ったようにも見えないし。レッドだけバイク持ちなのは現段階ではマイナス要因に見えるなぁ。

三人のウィークポイントの描写も気がかり。
弱点自体の設定自体はいいんだけど脚本では上手く乗ってても、撮影段階で失敗してるように見える。ゴーバスが科学ベースの戦隊でリアリティも重視してる。だけど弱点への対応が全くなされていない。ヒロムの鶏嫌いは少なくともCB01搭乗中はフィルタをかけられると思う。リュウジの熱暴走は止められないのは技術的に無理なんだろうと解釈できるけど、いざそうなったら氷をかけるって…それで対応できるなら機械的仕組みで対処できるんじゃないかと思えてしまう。あのシーンで、ウサダ「そんな程度で何になるのさ?」とか説明があれば、単なるゴリサキの感情的行動で終わらせられるんだけどなぁ。ヨーコに関しても忘れたって転送技術あるじゃんと思えてしまう。どうも実際に撮る上での予算的、現実的絵柄の問題を考慮してないように見える。

次回はいよいよ三体合体、ゴーバスターオー参上!
だけど…カッコ悪い。戦隊ロボの水準で言えばかなりかっこいい。全体のプロポーションもいいし、適度に尖って強そう。両手の武器腕も楽しみだ。なんだけど、エースと比べるとね…
このがっかり感をどう乗り越えるのか。次回も目が離せない。

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