■1話すら必要ない
・1クールも使った五番勝負が遂に終わりました。
2章が始まったときの「飛電を買収します→しました」と1話どころか3分で終わる展開に1クールも使ってしまいました。五番勝負をやった意味を全く感じないことが問題です。

・少なくとも普通に買収すればいいのにわざわざ勝負するのだからZAIA社長にとって意義があることでその意味くらいは描くだろうと思っていましたが何にも伝わってきませんでした。尊敬する前社長に選ばれた或人に対して対抗意識を持っているのかと思ったらずっと見下しているだけで何の心情も伺えませんでした。
社長としての或人の様子を描くためかと考えようにも全く社長らしい行動を見た覚えがありません。相変わらず役に立たないしやる気もない印象が強まっただけです。
不破も唯阿も特に何もありませんでしたし、本当にこの1クールが存在した意義を感じません。五番勝負やZAIA社長の間抜けさなど問題点を大量に生み出した分だけ中だるみどころかマイナスです。

・「ヒューマギアvs人間」という構図にしておきながらこの世界におけるヒューマギアという存在の説明すらできていないところは致命的だと思います。
掘り下げるどころか最後は「ヒューマギアは社会に必要ない」という論調で終わってしまいました。これまでの描写とだいぶ食い違う展開だと思うのですがどういうことなのでしょう? 別にいなくてもいいものをこれまであんなにありがたがってきたのですか? ヒューマギア以外に事業が見当たらない飛電社がどうして大企業扱いされてきたのでしょう? 全く意味がわかりません。東映公式ページのポエムを読む限りではプロデューサーは何かをした気になっているようですが。

■不破
・特にこれといったことは何も起きませんでした洗脳を打ち破っていました。
全部この1話の中で始まって完結した話なので「そう、できるんだ」としか反応しようがありません。実質的に「なんかパワーアップアイテムもらえた」という内容で終わってしまいました。そもそも相手がもはやクソ雑魚のサウザーと怪人とどう違うのかわからないジャッカルなのでパワーアップの必要性すら感じません。

・不破を持ち上げるために主人公の或人まで下げているところが相変わらずさすがだと思います。
不破が自力で脳に埋め込まれたチップすら無効化していたのに、或人はメタルクラスタになったとき社員の思いがないと自力では指一本動かせませんでした。こんな展開を立て続けにやったらどう思われるかなんて考えなくてもわかるでしょうに。

・唯阿は引っ張るのも面倒だからここで不破の洗脳解除を口実にZAIA社長から離れるのかと思っていましたがまだ続けるみたいです。もう不良債権だと思うのですが続けて何になるのでしょう? バルキリーの出番も全然ありませんけど、強化フォームがあるのでしょうか?

■罪状追加
・不破に埋め込まれていたAIは滅亡迅雷ネットの亡のものだそうです。そして亡は兵器開発のための手駒だとZAIA社長は語っていました。
また罪状が増えました。もうゼツメライザーを持ってるからテロリストなんてレベルではありません。完全にテロリストの関係者です。「さっさと逮捕しろ」と思うばかりです。

・「不破が滅亡迅雷の作ったアサルトグリップを使えたのは変身チップが亡のだから」と説明されていました。この理屈でいくと或人が変身できたことにも理由がないといけませんね。ちゃんとあるんでしょうか?

■仮面ライダーバルカン・ランペイジガトリング
・変身シーンや必殺技はエフェクトが凝っていてかっこよかったです。これでバトルの展開がまともだったらだいぶマシだったのですが…

・ただ、恐らく最強技であろうオールブラストが一番地味だったことはダメだと思います。
下位技であろうスピードやパワーのほうがよほど強そうに見えました。これでは説得力がありません。アクションはアクションで単体で完結するものだとはいえ、作品の内容に合わせた演出を心がけることは当然だと思います。


次回は社長でなくなった或人がまた社長になるみたいです。今回の不破と同じパターンってことですね。相変わらず何が面白いのかさっぱり理解できません。
ヒューマギアの不法投棄が問題になるって話も理解できません。「テロリストの道具だ!」って1クール目に問題視されていたものをそこら辺に捨てるなんてアホです。テロリストの前に「ご自由にお使いください」と武器を置くようなものでしょう。