『魔進戦隊キラメイジャー』 第4話「亡国のプリンセス」:感想
【ストーリー】
・また人格に問題のある人物が増えました。マブシーナもノブレス・オブリージュも糞もない身勝手な人物でした。これでメンバーの7割が問題人物であることが判明しました。キラメンタルとはいったい… キラメンタルじゃなくてキレメンタルじゃないかと心配になってきます。
■エピソードゼロを見てないせい?
・お話自体は裏切り者の罠だと思ってたら罠でしたという話でシンプルなはずなんですが全体的にお話についていけませんでした。
・まず主人公の夢とか言われても知らないんですよね… 共振とかも初耳ですし。エピソードゼロを見れば「あれはそういう意味だったのか!」と思えたのでしょうか?
個人的には「俺には確証がある! 夢で見たからだ!」という話にも説得力が出るのかが気になります。常識的に考えると狂人の言い分だと思うのですが。王様も「夢で異世界のことを見たことがある」と話しているとかそんな描写があったのでしょうか?
・邪面獣の不自然さも引っかかりました。
キラメイジンが駆けつけたときに「あれ、邪面獣は倒したのかな?」と思っていたら普通に生きていました。キラメイジンにいたメンバーは邪面獣を放置して来たのでしょうか?
出てくるタイミングもご都合主義丸出しで萎えました。もうちょっと自然な展開にできなかったのでしょうか?
たとえば「スモッグジョッキーが必殺技を撃ってレッドがピンチ→そこにキラメイジンに吹き飛ばされた邪面獣が飛んできて必殺技に命中→ ガルザがキレて処刑」とか。
■ガルザの好感度が無駄に上がった
・全然そんなキャラでもお話でもなかったのにガルザに対する好感度が上がりました。その理由は人物描写が自然だったからです。
自分の作った魔進を自慢したり、「処刑だ!」と楽しそうだったり、素振りの一つ一つから「あぁ、こういう性格なら兄貴の手下扱いされるのは我慢ならないし、喜んで寝返りもするわ」と見ていて納得できました。
無理くりに持ち上げられてる充瑠たちに比べて描写が自然で作品として好ましい形に見えた結果、変なところで好感度が上がりました。こういうのはメインキャラのほうでやってほしいんですけど…
【アクション】
・アクションは今回も良かったです。
生身アクション大好きな坂本監督にしては珍しい撮り方のように見えました。エフェクトのほうが目立っていました。未だにキラメイジャーのアクションの特徴が掴めていないのですが、エフェクトを付けることが多いのが特徴でいいのでしょうか?
■スモッグジョッキー
・怪獣って感じの恐竜型ロボでした。しっぽのチェーンソーを自慢していたわりには必殺技以外に使ってませんでしたね。振り回しづらい造形なんでしょうか。仲間になったらしっぽが武器になるんでしょうね。
・怪獣と言えば邪面獣も怪獣感がありますよね。
怪獣って戦隊ではわりと珍しいですよね。等身大戦と巨大戦でスーツを共有することが多く、アクションしやすい人型にすることが多いからなのでしょう。等身大戦のほうを優先するのは当然だと思いますが、それはそれとしても巨大戦は別の敵が出てくることは単純に新鮮味があって楽しいです。キラメイジャーは怪人も怪獣もデザインがシンプルだと思いますが、コンスタントに2種類毎回出てくるなら個人的には全然OKです。
次回は為朝の個人回であり、ロボの換装パーツも登場するみたいです。
他のメンバーにダシに使われて割りを食っている印象が強い為朝ですが個人回くらいはまともに目立たせてもらえるのでしょうか? 換装パーツが出る関係上、結局は充瑠の当て馬に使われて終わる可能性を危惧しています。
こんにちは。
返信削除1話でマブシーナが「想像を実体化出来る能力=ストーンを変形させる能力は、クリスタリアでも父のオラディン王にしか持っていない能力」とか言ってた割には普通にガルザも同様の能力持ってましたね。
好意的に捉えるなら、前置きに「未熟な自分(マブシーナ)は覚醒してないから除外、ガルザは裏切り者だから除外」とかついてたのかもしれませんけど。
アクション面や特撮面は色んな意味で「昔の坂本監督」っぽかったです。良くも悪くも無難な出来で特別印象には残りませんでした。
キラメイジャーのキャラクター像は概ね奇人or変人で通す様なので、残りの2人の回もそんなにハードル上げない方がいいのかも分かりませんね
>まず主人公の夢とか言われても知らないんですよね… 共振とかも初耳ですし。
エピソード0では、ガルザ&ヨドン軍によるクリスタリア侵攻&オラディン王処刑→マブシーナが5色のストーンと今回のホワイトストーンで地球漂着→学園で充瑠が居眠りしてるシーンに切り替わりと言う構図なので、完全にエピソード0を見てる事前提のシナリオですね。
エピソード0のラストで、充瑠のスケッチブックの最後部のページにガルザ(今回のあのイラスト)が描かれているカットも入ってます。
ただし0話でも「充瑠の意識がオラディン王の意識とシンクロしてた」「オラディン王が充瑠を通じて地球を見てた」みたいな説明や描写は存在し無いです。
そもそも0話は、ガルザ&ヨドン軍がクリスタリア城の王室に侵攻する所から始まりますし。
マッソさん、こんにちは。
削除>1話でマブシーナが「想像を実体化出来る能力=ストーンを変形させる能力は、クリスタリアでも父のオラディン王にしか持っていない能力」とか言ってた割には普通にガルザも同様の能力持ってましたね。
どういう意味だったんでしょうね?
「魔進を特定の形に変化させることは王族ならできるがそれは決まったパターンのみで、新規にイメージを作り出せるのはオラディン王だけだった」とかいう話なんでしょうかね。無難に行くなら「闇のエネルギーでできるようになったのだ!(そのために裏切った)」とかやるほうが簡単だと思いますが。
>残りの2人の回もそんなにハードル上げない方がいいのかも分かりませんね
基本的には「どんな変人だろうなー」くらいに覚悟しています。楽観視できる材料がないので。
>エピソード0のラストで、充瑠のスケッチブックの最後部のページにガルザ(今回のあのイラスト)が描かれているカットも入ってます。
ガルザの絵自体は既出だったんですね。超能力の話は初耳でいいのですね。超能力のほうが理解できないのでエピソードゼロを見ても違和感は変わらなそうですね。
今週は邪面人と邪面獣の扱いの悪さが残念でした
返信削除ネアンデルタール邪面はナレで処理され頭から下が出てない
邪面獣の方はガルザに横槍を入れるという形で強引な感じで粛清でした
邪面人が実質出てこなかったのはスーツアクター代と放映時間の節約の為ですかね
やはり邪面人+邪面獣でゲスト怪人枠が一回でほぼダブルというのは
地味に予算と脚本負担に響いてるのかも
ガルザがキラメイジャー達を見逃した理由もコテコテでしたし
一方でガルザに関しては内幕が大体わかったので今後の脚本次第でしょうか
誇り高いが故、裏切った王族将軍というポジなので扱いがそれなり難しいと思いますが
>邪面人が実質出てこなかったのはスーツアクター代と放映時間の節約の為ですかね
削除基本的には尺の都合だと思います。
「邪面士がいないと邪面獣は出せない。邪面獣という選択肢は販促上存在しない」という大前提の結果、邪面士は倒されたことにして、浮いた邪面士のパートをガルザが担当して話を進める形になったのだと思います。
>一方でガルザに関しては内幕が大体わかったので今後の脚本次第でしょうか
誇り高いが故、裏切った王族将軍というポジなので扱いがそれなり難しいと思いますが
個人的には誇り高いのかどうかはよくわかりませんでした。せこい作戦で騙そうとしたり小物として描かれているようにも見えるので。
ガルザに関しては終盤に改心してヨドン軍にやられるって構成なのかなって印象を持ちました。あの恐竜っぽいロボットは味方になりそうですし。
返信削除やはり夢で確信するって説得力がないとおもいました。夢に重大な意味があることが以前に描かれていれば別ですが。そんな不確かなことを根拠に疑われても認めなければ思惑はバレないのにと思いました。ガルザはちょっとバカなんでしょうか?
黄色は唯一のまともキャラっぽい描きかたをしようとしているようにも感じられるので、次回でどうなるか興味ですね。一番普通の人っぽい雰囲気出しているように思うのですが…。
>あの恐竜っぽいロボットは味方になりそうですし。
削除魔進が仲間になる可能性は高いと思っていますが、ガルザも仲間になるとは限らないと思っています。魔進は形を変えられますから設定上も問題ありませんし、たとえば1クール目でガルザを倒して、まっさらな状態に戻った魔進の石に合うパートナーの人間を見つけてそいつが追加戦士になる&スモッグジョーキーのリデコが2号ロボになる。そんな展開も充分あり得ると思っています。
>そんな不確かなことを根拠に疑われても認めなければ思惑はバレないのにと思いました。
私も不思議に思いました。夢というのはクリスタリアの住人にとってそんなに意義深いものなのでしょうか。全体的にどういう理屈と感情で話が進んでいるのかついていけませんでした。
>一番普通の人っぽい雰囲気出しているように思うのですが…。
私は合理的な思考なのかなという印象です。「プロゲーマー=合理的で機械的」なんて認識はいかにもありそうですし。
いずれにしても充瑠びいきが酷いので、
為朝「俺は間違っていた。こいつはなんてすごいやつなんだ!」みたいな全面降伏な展開にならないことを祈っています。