『仮面ライダーゼロワン』 第11話「カメラを止めるな、アイツを止めろ!」:感想

2019年11月17日

■中身などない
・どういう話なのか前回では掴めませんでしたが、今回もパッとしないまま終わってしまいました。「ヒューマギアの殺人が社会的に問題になる」、「ZAIA社長を怪しく見せる」以外の内容は無かったようです。

・仮にもタイトルになった大和田さんのことは全く理解できないまま終わってしまいました。
或人の話の感じからすると、大和田さんにバイアスがかかっていたのが問題で、役者ヒューマギアには落ち度はなかったということでいいのでしょうか。
大和田さんが演技中に死んだことで役者ヒューマギアに人間性が無いことが発覚するなど何か仕掛けがあるのかと思いましたが何もありませんでした。当初危惧していたように「有名な役者さんにオファーが通ったのでせっかくだから出番を増やしてみました」以上の意味はやはり無かったようです。

・ヒューマギアの殺人が今更問題になることも全く理解できませんでした。
台詞からすると「暴走しなくても人を殺した」ことが問題になっているみたいですが、私にはその違いがわかりません。「暴走して変形したら人を殺すのも仕方ないけど変形してないのに殺すのは大問題」ってどういう感性なんでしょう。暴走の可能性がある時点で危機感を持つべきだと思うのですが。

・しかも殺したのが暗殺ちゃんだったのでますます理解に苦しみました。
今までに襲ってきたときの映像を抑えてあれば、「あれはテロリストが改造したヒューマギアです」と証明できるし、今までの反応からすると世間もそれで納得すると思います。せめて「他のヒューマギアに変装して暗殺する」くらいはやってほしいものです。暗殺者なのですからそれくらいの工夫は有りでしょう。


次回は1つ目の強化フォームが登場するみたいです。
アイテムの登場の仕方は相変わらず雑っぽいですね。ついにイズが発注してもいないのに勝手に製造されていました。もう「衛星ゼア」なんて隠語は止めて「バンダイ」って言えばいいのにと思いました。「よくわかんないけどお手軽に強くなる暗殺ちゃんvs勝手にできてたアイテムで強くなった主人公」なんて最高の対戦カードですね。

脚本はゼロワンには初参加の三条陸さんだそうです。なんで強化アイテムが初登場する回を初参加の人が担当するんでしょう。しかも手癖感がありありの探偵ヒューマギアって…

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