『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第33話「新たな刺客」:感想

2019年11月10日

【ストーリー】

■ナダの死
・流れとしては問題ないのですが今ひとつでした。
こういう情感のある話にするには積み重ねが足りません。何話かナダもいっしょに戦う回を繰り返してからやれば印象は違ったと思います。ガイソーグとして出ていた間に話を広げられなかったことも響いています。

・あのビデオレターはいつ撮ったのか不思議に感じました。
卓球と言っているから戦闘前までに撮ったっぽいのですがナダが抜け出す場面は見当たりませんでした。「今度卓球をやる」という話を聞いて、終わったら離脱しようと思って予め撮っておいたのでしょうか。


【アクション】

■マックスリュウソウレッド
・最強フォームっぽい感じでしたが格闘系でした。珍しいですね。騎士モチーフで格闘になったことも意外でした。

・動きは重厚だけど脚を狙ったりソウルを組み合わせたりテクニカルな戦法もあって面白いです。ソウルは単独でもバトルに幅を持たせていたので組み合わせでもっと面白くなることを期待したいです。

・アイテムの登場の仕方に関しては少し物足りませんでした。
「鎧の上に鎧(ガイソーグ)を着込む」という変身の構造から考えるとガイソーグの意味合いを描けていれば変身シーンが感慨深くできたんじゃないかと思います。劇場版を見ていれば印象が違うのかもしれませんが。
死者のソウルからアイテムが生まれることも1話のマスターで同じようなことをしておけば唐突感が減ったと思います。


次回は新幹部のプリシャスがもうやってくるみたいです。二人より格上っぽくてワイズルーとガチレウスは完全に死に時を逃した感じがします。
メインストーリーに関わりそうな話なのに脚本は荒川さんだそうです。プリシャスもガチレウスみたいな間を保たせるためのどうでもいい幹部なのでしょうか?

コメント

2 件のコメント :

  1. ヒューガライゾー2019年11月10日 14:03

    強力な新幹部と宣伝されてましたがウテンは実質ゲスト怪人枠でした
    残り話数的にみるとガチレウスのような復活はまずないでしょうね
    どうもタンクジョーといい身内を殺してしまった幹部は処分する方針のような気がするんですが
    この法則だと最終盤におけるワイズルーとガチレウスの扱いが大きく気になるんですが

    ナダの殉職は確かに急かつ意外でした
    戦士枠七人では話を引っ張るのは困難だと判断されて
    鎧解放から一気に殉職させようと決まったのではないかと推測してますが

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    1. >残り話数的にみるとガチレウスのような復活はまずないでしょうね

      まともな復活はないと思います。再生怪人みたいな戦闘要員としての再利用ならあるかもしれませんが。

      >どうもタンクジョーといい身内を殺してしまった幹部は処分する方針のような気がするんですが
      この法則だと最終盤におけるワイズルーとガチレウスの扱いが大きく気になるんですが

      「ドルイドンは排除する」が基本方針なので生きる見込みは少ないと思います。自主的に宇宙に逃げるくらいでしょうか。
      現状だと幹部の数がだだ余りなのでありそうな死因は、
      1)上位幹部(プリシャス?)のパワハラで捨て駒にされて死亡。
      2)ドルイドン内での粛清により死亡。
      3)手柄を焦って独断専行して敗北。
      4)リュウソウジャーなので脈絡なく適当に死亡。
      あたりかなと思っています。

      >戦士枠七人では話を引っ張るのは困難だと判断されて鎧解放から一気に殉職させようと決まったのではないかと推測してますが

      前回死ぬかと思ったら生き延びたからしばらくはガイソーグの販促に使うのかなと思ったらやっぱり死にましたね。
      今回を踏まえた結果論から考えると、「ガイソーグ=ナダはもう処分するけど、せっかくだから最後にガイソーグを味方扱いしてから殺そう。そのほうがガイソーグの玩具の売上が良くなる」くらいの再利用でしかなかったのではないかと私は考えています。
      最初から殺す気にしても味方化するつもりだったにしても期間が短すぎますからね。始めから正規メンバーにはカウントされていなかったのではないかと思います。

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