『仮面ライダーガッチャード』 第9話「ダッシュで京都!修学旅行!」:感想
■宣伝になってない宣伝回
・太秦の宣伝回なのかなと思っていましたが、時代劇要素は全く目立たずお化け屋敷や京都観光地のほうが目立っていました。
前回の東映公式ページに「『学生らしいイベントを1回はやっておきたいね!』ということで太秦でロケをすることになりました」みたいな話が書かれていましたが本当に本気でそのためにやっただけで宣伝する気はゼロだったんでしょうか?
一番悪いパターンはこれで充分宣伝になると信じてるパターンなんですが、スパナが出てるだけ状態が続いているガッチャードのノリからすると普通に有り得そうで怖いです。
■不自然過ぎる展開
・お話は不自然な展開が多すぎて話に入れませんでした。
まず学生が「職場どこ?」って聞くって何です? 学生から出てくる発想じゃないと思います。普通Lineとか連絡先でしょ。
しかもなんで職場を聞いて、職場に探しに行って、そこから別の場所でお茶するって流れになるんですか。二度手間にも程があります。ここの職員だってわかってるなら「職員の聖さんに会いたいんですけど」って係員に聞くほうが早いでしょ。
この展開なら普通に何も聞けないうちに「仕事に行かなくちゃ!」と行かれてしまって、修学旅行の行き先の太秦で偶然再会するっていう流れのほうがスムーズだと思います。これだと宝太郎たちが積極的に関われないから違うのにしたんでしょうけど、その結果がこれでは肯定できません。
・ケミーカードの扱いもめちゃくちゃ謎でした。
「冥黒の三姉妹がどこに現れるかわからない」ってわかってるなら先生は必要なカードは持ち歩いておけって事前に指示しておくべきことでしょ。そんなこともしないで何先生ヅラしてるんですか?!
そもそもケミーカードはいつも持ち歩いているし、学校にもホッパー1を連れてきてたやつが何を今更常識人ぶってるのかも理解できませんでした。
使えるケミーカードを持っていたリンネもアホかと思いました。それなら先生に言われた時点で丸腰の宝太郎に渡しておけよ!
そこからの謎巨大化とバットキングロボにも頭を抱えました。このタイミングで巨大化なんて初耳要素の登場って… 最初からやれよだし、これ記憶消去どうするんでしょう? ロボから記憶抹消ビームでも撃つんですかね。おまけに弱くてびっくりしました。巨大化できて初期フォーム以下って… もう何なんですか、これ。
・スパナはあからさまに異常でした。
痕跡調査はまともなんですけど、前回のうちにやらなかったことが奇妙でした。宝太郎の加勢に行くわけでもないなら逃げられた後すぐにやるべきことでしょう。時系列が狂ってないなら修学旅行の準備が進んだ分、数日以上は経っているはずです。
ついでにヴァルバラドの戦闘ノルマや幹部怪人も消化しておきたいというメタ的な都合が見え見えな感じでうんざりしました。
■残された謎
・メールを送った相手は聖の兄で、予告の台詞からすると昔見た人魂=兄の作り物。
最初のUFOは存在が宙に浮いたままなので消去法でレベル10ケミーですかね。
・個人的には「だから何?」というのが一番の謎です。
レベル10ケミーや宝太郎と聖関連の話に関係が無さ過ぎてまとまる気がしません。
「オカルト=何かを信じる力」みたいにして、聖のことで人間不信になり、オカルトも信じられなくなったオカルト青年が宝太郎の説得でまた信じ始めて事態が好転し、そこにUFO(レベル10ケミー)が現れて「UFOはやっぱり実在したんだ!」とかで綺麗にまとまるとかですかね?
■敵の目的
・フラスコの悪意とか前々回に言ってましたが、その成果はベルト作りのようでした。幹部もライダーになるんですかね? 小競り合いが更に増えそうです。
次回は後編です。なんかいつものフォームチェンジより豪華で最初の強化フォームっぽいやつが映っていました。もう10話ですし、フォームチェンジはそろそろ終わりですかね。個人的にはノルマが終わってすっきりするならいっそ登場人物も全部捨ててリフレッシュしたほうがマシなんじゃないかなという心境です。
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