『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第36話「超速のボディガード」:感想

2019年12月1日
■バトルの展開は良かった
・ストーリーはいまいちでしたがバトルの展開は悪くありませんでした。
ストーリーのほうはゲストが身勝手過ぎて守りたいと思えなかったり、トワの「期待されなくても自分がやりたいと思うことをやればいい」という主張がゲストに全然あてはまらないような気がして説得力を感じられなかったり、前半ではスリルが足りないなど自己主張していたワイズルーがいつの間にか戦闘からフェードアウトしてたり、いろいろ穴だらけなように見えました。

・一方、バトルは悪くなかったです。
「あの敵にはトワの速さが必要だ」と言っておきながらミスリードにしてトワ無しでソウルを使って攻略したのは少し意外性があって良かったです。個人的には「柔らかソウルだけで良かったのでは? ミストはどこに使ったの?」と不思議に感じるところはありましたが、柔らかソウルだけだとトランポリンみたいに反発して動きを封じることができないとか理由があったのでしょう。

・巨大戦への移行も良かったです。
いつも等身大戦からの移行が投げやり気味で、もう最初から巨大化するまで待っててもいいんじゃないかなみたい雰囲気になることがありますが、今回は「等身大戦を必殺技で倒せそうなタイミングで巨大化」したので等身大戦のほうにもやった意義が感じられました。

■今後の前フリ?
・急に戦いの後のことを考えるとか言い始めました。コウの「外の世界をいろいろ知りたい」なんて1話以来ですね。
今回限りのアドリブなのか今後そういう話も詰めていくのか、どういうつもりで言っているのか判断に迷いました。試練はストーリー面でも活用するためにあったのでしょうか? 一応、既出の要素としてはリュウソウ族の使命を放棄した総理とか使命にこだわり過ぎて道を踏み外したナダとか妄執のごときガイソーグの存在そのものとか、いろいろあることはあるんですよね。今までずっと思いつきでやっただけで特に意味はないのかと思ってきましたがこれも意味があったのでしょうか?


次回は久しぶりにティラミーゴが出るようです。
ワイズルーとガチレウスがタッグを組むらしいですが今更感が強すぎますし、次回のティラミーゴとコウのタッグに合わせて用意しただけで最後にケンカ別れして終わりそうです。
 

コメント

2 件のコメント :

  1. ヒューガライゾー2019年12月1日 15:30

    >ストーリーはいまいちでしたがバトルの展開は悪くありませんでした
    箸休め回なのでそんなもんですかね、その分戦闘演出向上に特化する姿勢はまあ悪くないんじゃないかと

    あと序盤からずっとコメディリリーフしてたクレオンが久方ぶりに悪党役を見せてました
    次回はプリシャスに側近として勧誘される描写があったのでここの所のクレオンの扱いがちょっと気になります

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    1. >その分戦闘演出向上に特化する姿勢はまあ悪くないんじゃないかと

      ストーリーかバトルどちらかしかできないという前提でならば、バトルのほうに力を入れることには私は賛成です。

      >次回はプリシャスに側近として勧誘される描写があったのでここの所のクレオンの扱いがちょっと気になります

      クレオンは今回は直接的な暴力を振るったり悪役度が高かったですね。ひょっとしたらクレオンも終盤に向かって悪役としての地位を固めたいのかもしれません。
      もっともクレオンの性格や立ち位置が回によって変わるのは珍しいことではないと思います。今回の態度をどこまで真に受けるべきかは私には判断がつきません。明確な方向性が見えてくるまでは半信半疑で様子見です。

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