『騎士竜戦隊リュウソウジャー』 第38話「天空の神殿」:感想

2019年12月15日

【ストーリー】

■お話はいまいち
・新アイテムを手に入れて逆転するストーリー展開自体はシンプルなわりに全体としてはグダグダしていた印象です。
マイナソーが最大の脅威として存在しているのに、マイナソーを放置して雑魚戦や弱ったガチレウスと戦っても強さの証明にならないと思います。むしろ緊張感が薄れてマイナスです。しかも結局、ガチレウスも死なないので遠回り感が強かったです。

・ストーリーの趣旨もよくわかりませんでした。
最後の試練の結末はカナロが「仲間を優先」しただけのようにも見えてしまいました。戦う前と後の違いがわかりません。そもそも「自分の一族を守る」 という与えられた使命よりも地球全体を守ることなどを優先しているカナロが使命を優先すると言い出すこと自体に違和感があります。
何の話でどういうオチだったのか、個人的にはピンと来ませんでした。

■なぜこういうマイナソーに?
・ガチレウスのマイナソーが水をエネルギー源にする貯水槽型だったことも、どういう意味なのかも理解できませんでした。
テレ朝公式のマイナソーのページでは「『プリシャスに心臓を奪われ、もう後がない』と追い詰められたマイナス感情から生み出された」らしいのですがなぜああいう能力になったのか納得がいきません。
海に潜ったり砲台付いてたりしてますし、一応カナロに対応した幹部っぽい登場でしたし海関連のモチーフだからという話なのでしょうか?


【アクション】

■ノブレスリュウソウレッド/ゴールド
・公式によるとあのマント付きフォームはこういう名前らしいです。
アクション面では今のところ特に面白さを感じません。刃渡りもソウルを入れるギミックもリュウソウケンと違いを感じません。唯一、ゴールドが長剣を使うことに新鮮味があるくらいです。今後面白い使い方やギミックがあるといいのですが。

■久しぶりの組み換え
・ずいぶんと久しぶりにキシリュウオーの組み換えがありました。
玩具の主要ギミックですし、ストーリー的にも変化があって面白いのでもっとやったほうが良いと思います。


次回はクリスマス回のようです。ガチレウスも巨大化して今度こそ決着がつきそうな雰囲気です。これで退場しなかったら本当にいい加減にしてほしいです。



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