『仮面ライダービルド』 第24話「ローグと呼ばれた男」:感想

2018年2月25日

■詳しくはブルーレイボックス特典で
・と言われても、現時点では「詳しくは言えないけどいろいろあったんだよ。わかれよ」と雑な説明をされてるようなものなので販促としてはむしろ悪い印象が付いて逆効果だと思います。やるんだったらもっと興味を引くカットを入れないと意味がないと思います。

・今回は外伝の宣伝と次回への引きしか内容がなくて退屈でした。
1)外伝の『ROGUE』をよろしくね。
2)幻徳にパンドラボックスが奪われた。
3)美空に異変が起きた。
4)北都勢が味方になった。
これしかありませんでした。前回と次回を見るだけでも充分補完できそうな内容です。

■もう忘れよう…
・一海や三羽鴉の家族のことは忘れたほうが良いんでしょうね。
北都が占領されて人質にされていたはずなので、普通に考えると東都に寝返って表立って戦うなんてしたら人質が危険に晒されるはずです。たぶん家族なんていないことになったか、もしくは前回の時点で全員始末されていたことになったのでしょう。

■ついて行けない?
・ブラッドスタークとの会話は唯一まともな新規要素らしきものでした。
しかしこれも個人的にはピンと来ませんでした。「戦兎は背負いすぎている」と言われていましたが、重荷を捨て去った後に何が残るのか私には想像も付きません。

・これまでの戦兎の印象は
「記憶喪失だから石動や美空の言うことを聞いてヒーローをやってみていて、自分の過去らしい葛城のことを言われても実感が湧かない。他にすがるものがないのでと石動と決別した後もりあえずの薄っぺらい覚悟でヒーローを続けている」
というもので、むしろ何もないからこそ積極的に他人のことを背負い込んでアイデンティティを確立させようとしている印象があります。その真逆の話をするスタークがどんな未来を思い描いているのか全くわかりませんでした。
あのシーンが「誰よりも戦兎の真意を見抜いているスターク」という構図なのか、「自分の勝手な思いを相手にぶつけ、思い通りにしようと企むスターク」といった構図なのか、意味するところがまるでわかりませんでした。

■今週のブロス
・「東都首相室へ急ぐビルドたちの前にブロスが立ちはだかる!」というシーンの後に戦闘もなくビルドが突破したときには盛大にずっこけました。
おかげでその後にも必殺技を撃つシーンしか出番がなかったことへの戸惑いが減りました。ご丁寧に前フリしてくれるなんて親切です。
もう、ライダーとは思わずに雑魚兵A,Bくらいに思っていたほうが良いのかもしれません。


次回は美空の異変と赤羽が死にそうでした。
美空のほうは石動が超能力使えると言い出した時点で何でも有りなので興味が全然ありません。とりあえず説明に嘘がなければいいです。
赤羽のほうは個人的には「今、それやるの?」という印象です。黄羽の仇討ちの件も決着がついていないうちに死なれても困ります。

コメント

14 件のコメント :

  1. 「ハザードトリガーでも(ローグには)通用しねえのかよ…」と万丈は言っていましたが、正直言ってこれまでの描写でハザードフォーム自体に特別「強い!」と思わせる物が無いので、まったく同感出来ませんでした。
    万丈の成長速度設定にしろスクラッシュシステムにしろハザードトリガーにしろそうですが、「実際の描写」と「台詞で説明される設定」が乖離してるので見てる方としては「何言ってんの?」としか言えないです。
    またスタークが抜き打ちハザードレベル検定していましたが、あれは再来週あたりに出るであろう新形態の前フリ以上の意味は無いんでしょうね。

    また当然の権利の様に「西都が東都にスパイを放っていた」等と言いました。またパンドラボックスを巡り誰がスパイなのか犯人探しつつ身内争いでもするのでしょう。
    極み付けは「超能力」とやらに目覚めた美空です。まぁ父親(仮)からして整形・記憶捜査何でもありの無双状態なので、当然それに輪をかけて謎を持ってる美空が超能力で何かしても「まぁそうでしょうね」って感じです。

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    1. >正直言ってこれまでの描写でハザードフォーム自体に特別「強い!」と思わせる物が無いので、まったく同感出来ませんでした。

      ここ3回では味方にもあっさり止められているので全然強い印象はありませんね。
      そもそもハザードフォームが強いのは「暴走した後」であって、暴走し始めたらすぐに止めていては価値があまり無いんじゃないかと思うところもあります。
      戦力的としてはクローズチャージやグリスと大きな差があるように見えないので、ハザードトリガーを使わずに3人で連携を取ったほうが良いのではないかと思います。

      >またスタークが抜き打ちハザードレベル検定していましたが、あれは再来週あたりに出るであろう新形態の前フリ以上の意味は無いんでしょうね。

      私はたぶんスタッフは強さの表現としてあれがわかりやすいと思っているんだと思います。上で触れたハザードフォームに関して言えば、まさにスタークの発言こそが「ハザードはこんなに強い!グリスたちとは比べ物にならない!」という説明だったのだと思います。
      強化フォームに限らず、これからも何かある度に数字を出していくんじゃないかと私は予想しています。

      >また当然の権利の様に「西都が東都にスパイを放っていた」等と言いました。またパンドラボックスを巡り誰がスパイなのか犯人探しつつ身内争いでもするのでしょう。

      その可能性も充分あると思います。
      私は北都戦であった「ボトルを隠した場所をなぜか北都に知られている」という設定の回収に過ぎないのではないかと考えています。

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  2. ボトルの移り変わりを本編でも公式サイトでも説明してないので、「置いてけぼりにされたクローズがグリスらを走って追いかけて来た」なんてやられても「ロケットボトル使えばいいじゃん」って思ってしまいます。

    ハザードはもう何て言うか…「何がしたいの?」の一言に尽きます。
    毎週特に何の迷いも無くハザード使って、毎週同じ様に暴走して、毎週同じ様に不意打ちワンパンで変身解除ってこれもう何週連続でやってるんですか?と言うのが視聴してて常に感じますね。
    これが本当に「主人公が記憶喪失の一般市民で与えられた力をそのまま使うしかない」って言うならまだ分かりますけど、自分で武器やベルトすら作れる天才科学者が毎週毎週同じ問題で躓いてるのはどうかと思います。

    相変わらずぶっれぶれな戦兎ですが2周回って今度は「ラブアンドピース」の精神で戦う様になりました。
    何を言っているのか分かりませんが、脚本家のツイッターにそれっぽい痕跡があったので恐らく脚本家の中ではナウなフレーズなのでしょう。

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    1. >「置いてけぼりにされたクローズがグリスらを走って追いかけて来た」なんてやられても「ロケットボトル使えばいいじゃん」って思ってしまいます。

      不思議ですよね。
      少なくともヘリコプターを使えばクローズチャージでも移動できるのは実証済みです。ロケットなど移動に使えるボトルはないんでしょうかね?
      ボトルを除いても、スマホバイクを貸してあげれば済む話でもありますし。

      >毎週特に何の迷いも無くハザード使って、毎週同じ様に暴走して、毎週同じ様に不意打ちワンパンで変身解除ってこれもう何週連続でやってるんですか?と言うのが視聴してて常に感じますね。

      何の捻りも無くて困りますよね。
      途中経過も結果も代わり映えがなくて退屈です。ハザードフォーム自体も暴走しないと普通のフォームチェンジと大差なく、暴走するとどのフォームでもただ殴る蹴るを繰り返すだけとどちらも変化に乏しく、既存のアイテムを使うタイプの強化フォームとしてはいまいちだと思います。

      >相変わらずぶっれぶれな戦兎ですが2周回って今度は「ラブアンドピース」の精神で戦う様になりました。

      何度も強調していたのでしばらくはこれを標語にしていくのでしょうね。
      「正義のヒーロー」は止めたみたいです。

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  3. 戦兎がもはやハザードトリガーを使って遊んでるようにしか見えませんでした
    ローグってもしかして暴走状態のハザードでも適わない?だとしたら的確な攻撃を仕掛けている筈が一切ローグに通用していないとかいう間抜けな絵面が見られるのでしょうね...
    来週で赤羽死ぬみたいですけどどうせ死ぬならオウルさんのいう雑魚兵AかBどっちかと共倒れになるくらいのことはして欲しいです。無理でしょうけど

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    1. >ローグってもしかして暴走状態のハザードでも適わない?

      おそらくそうなのだと思います。
      相手が既にファウストの前科有りの幻徳で西都もパンドラボックスを軍事利用する気満々ですから「殺すかもしれない」可能性と敵にパンドラボックスを持っていかれるリスクを考えたら暴走も視野に入れないと戦兎がかなりヤバい人物になってしまうでしょう。

      >来週で赤羽死ぬみたいですけどどうせ死ぬならオウルさんのいう雑魚兵AかBどっちかと共倒れになるくらいのことはして欲しいです。

      一方的に敵に狙われて死に役になるのは興ざめですね。
      美空を助けるためなど自分からリスクに飛び込んで、力及ばずあえなく死ぬくらいにはしてほしいです。

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  4. L.E.D.ガイスト2018年2月26日 14:07

    2クール目が終了した24話。


    自称、地獄を這い上がってきた男・氷室幻徳。もっとも、あの程度の仕打ちで「地獄を見た」などとよく言えたものだ……
    しかし、袋叩きに遭ってハザードレベルが上がるってどういう描写なんだか。


    一海が龍我をエビフライ頭と呼んでいたけど、何故エビフライ?


    よく龍我は馬鹿だ馬鹿だと言われるけど、馬鹿なのは万丈龍我ではなくて、脚本の武藤将吾なのではと最近思う。


    ラビットタンク以外のボトルでもハザードフォームになれるなら、何故スパークリングでやらないのだろう…… まぁ、ハザードフォーム自体の必要性が有るのか謎だけど。


    ホークガトリングで飛んで移動するなら、クローズにバイクなり飛行可能なボトルを貸してやるかしてやれよ。そもそも、バイクが有るのに何故使わん。


    非効率な変身をするブロス共はなんなんでしょう。

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    1. >しかし、袋叩きに遭ってハザードレベルが上がるってどういう描写なんだか。

      ハザードレベルの条件は未だにはっきりしませんね。
      「ハザードトリガーを使えばハザードレベルを上げられる」という設定が出てきたりシステマティックなものなのかと思えば、龍我や幻徳のように精神的なことで実力が上がる人もいてよくわかりません。一応、ハザードトリガーが精神や脳に作用するものであるとすれば、精神的なものとして辻褄は合わせられそうですが。

      >一海が龍我をエビフライ頭と呼んでいたけど、何故エビフライ?

      私もあのギャグは全然わかりませんでした。茶髪で髪型がもこもこ気味だからでしょうか?

      >ラビットタンク以外のボトルでもハザードフォームになれるなら、何故スパークリングでやらないのだろう……

      できないとしたらハザードトリガーやフルボトルは葛城巧が作ったもので、スパークリングは戦兎独自のアイディアだから、という線でしょうかね。
      そもそもスパークリングハザードができないのかどうかが不明ですが。

      >非効率な変身をするブロス共はなんなんでしょう。

      私はむしろ一つのアイテムで2人も変身できるなら効率的だと思いました。
      片方が変身解除させられるともう片方も勝手に解ける、なんて設定があるなら不便でしょうが。

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    2. ツイッターで見てみたところ、龍我はああ見えて頭頂部から後ろにかけて数カ所三つ編みを作ってるようなお洒落さん故にエビフライ頭と呼ばれたみたいです
      そう言われると的確ですが、ちょっと解りにくい(^_^ ;)
      こういう時こそ、ギャグ演出入れた方が良かった気がします

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    3. 髪型ですか。そう言われても一瞬でイメージが湧いてこないほど印象にないので東映公式ページで映っているものを確認してきました。
      なるほど。確かに三つ編みのように編み込んだ部分がありますね。
      もしも「龍我の外見から一番エビフライっぽく見える箇所を探しなさい」と問いを出されたらこの髪のパーツが最もそれらしく見えるでしょう。

      個人的にはやっぱりピンと来ませんが。
      このパーツを指して何に見えるかと問われたら「クロワッサン? ツイストドーナッツ?」と答えてしまいそうです。

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  5. 子供向け故に仕方ない面もあるのかもしれませんが、
    大切な決闘に負け、更に仲良くしてた子分も失ったばかりのカシラがみーたんみーたん言ってるノリが軽過ぎて怖かったです

    それはさておき、ついこの前まで主人公チームと同等かそれ以上のライバルとして描かれていた北都組があっさり雑魚噛ませ化して萎えました
    西都の首相も北都首相と同じくただの小物でしかなさそうなのも含めて、北都戦の時からワンパターンな事をまた繰り返してる感が強い…

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    1. >大切な決闘に負け、更に仲良くしてた子分も失ったばかりのカシラがみーたんみーたん言ってるノリが軽過ぎて怖かったです

      私は割り切っているか、もしくは周りに心配させないための空元気かなと思いました。
      個人的には戦兎にいっしょに戦わせてくれと頼むときに「お前なら俺たちの心火に~」とポエムを言い出したことに違和感を感じました。戦兎が青羽の墓参りしたときは真面目に話していたのにこの場面でポエムが来るとは予想外でした。

      >西都の首相も北都首相と同じくただの小物でしかなさそうなのも含めて、北都戦の時からワンパターンな事をまた繰り返してる感が強い…

      今のところは予想どおりな印象です。
      「パンドラボックスを奪いに北都が攻めてきた!」の北都を西都に変えただけですからね。マンネリに感じるに決まっています。この先に何か捻りがあると良いのですが。

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    2. なんというか、『作者より頭の良いキャラは描けない』の典型例ですよねスタークとその周りって
      「皆スタークの手のひらで動かされている」という前提で描いてるのが見え見えな為か、どいつもこいつも考えも無しに新しく貰った力使って突撃してくるだけの展開なので飽きてきます

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    3. 私はスタークが暗躍するだけならまだマシだったと思っています。
      戦兎や幻徳など登場人物たちがスタークの仕業だと知っている、っていうかスタークが自分から言っているのに何も手を打たず、あまつさえスタークを信用したりすることが非常におかしいと思います。
      スタークの行動が馬鹿げているように見え、そのスタークに振り回される主人公たちはもっともっと馬鹿に見えてしまいます。

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