仮面ライダー鎧武 第31話 『禁断の果実のゆくえ』 :感想

2014年5月26日

【ストーリー】

■一歩進んで二歩下がる
・紘汰さん、オーバーロード相手に啖呵を切って苦節31話にしてようやく自分の頭で理解した…!
と感慨に浸っていたら結局いつもの紘汰さんでした。
一度納得したはずの「話し合いの前にとりあえず無力化」を忘れて手加減して被害を広げ、戒斗の言葉の文脈を読まない低知能。
真意をすぐに理解したザックとは対照的です。
禁断の果実の前に知恵の果実を探したほうがいいと思います。

■スリーアウトチェンジ
・まさか死ぬときまで株を下げ続けるとは思っていませんでした。
「二人がかりならなんとかなるかもしれない」→一人で突っ込む。
味方を後ろから撃ったやつを置いて先に行く。
勝てない相手に勝算なく戦い続ける。
見事なスリーアウトからの退場でした。
もう死んで当然のアホさです。シドは「馬鹿は死ぬまで治らない」と教えるためのキャラだったのかなと思えてきます。
紘汰さんに死ぬ気配がないので違うと思いますが。

■戒斗
・あからさまに沢芽市のことを心配したり、考えが駄々漏れになってきた今日この頃。
この急な変化はいったい何が原因なのでしょうか。
本当はオーバーロードに会えばなんとかしてくれるかもしれないと期待していて、裏切られた反動でしょうか。
次回予告ではライダーたちの指揮をとっていたり、目覚ましい活躍です。
実は別の誰かが化けた偽物だったと言われても納得してしまいそうです。

■衝撃の事実
・警察いたんですね…
警察がいるのに一企業が公然と路上を封鎖してる沢芽市っていったい…?
沢芽市警察24時が見てみたいです。
待機ばかりで番組にならない気もしますが。

次回は鬼に金棒、キチガイに刃物、紘汰に最強フォームとなるようです。
状況的に見て、鎧武最強フォーム>>>ライダー4,5人となりそうで本格的に危機感を感じます。
主人公が強くなるほど危機感が増してくるヒーローものは初めてです。
「強くなるほど暴走する可能性が上がる」というタイプならありますが、鎧武の場合「こんなやつに力を与えて大丈夫なのか…」と不安が募るばかりです。
文字通りの意味で底が見えない作品です。

コメント

10 件のコメント :

  1. おはようございます。
    突っ込み所が分かりやすい親切設計のおかげで、メイン脚本担当回の鎧武は感想が上がるのも早いですねw
    個人的には、シドの在庫処分が終わり、順番的にいよいよザック@ナックルが退場を匂わせてきたのでヒヤヒヤしてきました。
    戒斗といい、チームバロンのライダーのキャラ描写はテコ入れの匂いがキツく、鎧武の杜撰さの象徴の一つなのですが、
    それでもザック@ナックルはデザイン、設定含めて好感の持てる方ではあったので。
    ちなみにシグルドも、8bit風の変身音と肩アーマーのギミックが面白くて実は結構好きです。ただこちらは変身者にまったく魅力を感じないのですが…w

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  2. > 突っ込み所が分かりやすい親切設計のおかげで、メイン脚本担当回の鎧武は感想が上がるのも早いですねw
    [色:0000FF]わかりやすいですからね。
    入れた要素が溶け込むことなく浮き上がっているのでまとめる必要もありません。
    [/色]
    > 戒斗といい、チームバロンのライダーのキャラ描写はテコ入れの匂いがキツく、鎧武の杜撰さの象徴の一つなのですが、
    [色:0000FF]紘汰や戒斗などチーム鎧武関係者はユグドラシル側と違って目的がないので人格だけでストーリーを進めないといけないですからね。
    でも人格を描けてないのが原因だと思います。
    下地がないので強引テコ入れに見えてしまいます。[/色]
    > ちなみにシグルドも、8bit風の変身音と肩アーマーのギミックが面白くて実は結構好きです。ただこちらは変身者にまったく魅力を感じないのですが…w
    [色:0000FF]シグルドもシドも作中で良いところなかったですね。
    いくらでもやりようはあったと思うのですが。
    せめて最後のはなむけにロシュオ相手に奮闘してほしかったです。
    [/色]

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  3. シドの存在の意味や死ぬ意義が全くもってなく(あったのかもしれないが)苦笑いしましたw
    あの人人間超えたいなんて考えてたんですね…なんだこれw

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  4. > シドの存在の意味や死ぬ意義が全くもってなく(あったのかもしれないが)苦笑いしましたw
    > あの人人間超えたいなんて考えてたんですね…なんだこれw
    [色:0000FF]全然死んだ意味なかったですね。
    秘めた願望も突拍子がなく、余計に底の浅さが際立つだけでした。
    ただ、個人的には殺したこと自体は良いことだと思います。
    使い道のなくなったキャラは殺して、きっちり終わらせたほうが物語がすっきりします。
    問題はシドが生きた価値がなかったことです。
    「錠前ディーラー→実はユグドラシルの幹部で、新ライダーとして紘汰たちの前に立ちふさがる」
    これ以上の存在意義がまるで感じられない描き方でした。
    存在感のないキャラを殺しても、なんとも思わないですよね。[/色]

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  5. リョウマはなんでオペレータールームにいながら変身してるんだろうといつも思うw戦わないなら変身すんなw

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  6. > リョウマはなんでオペレータールームにいながら変身してるんだろうといつも思う
    [色:0000FF]変身しないとあのシステムが使えないわけではないと思うので、作中での意味はなさそうですね。
    役者さんの都合がつかなかったことが原因の大人の事情でしょう。[/色]

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    1. マルゲリータ2021年6月4日 22:19

      横から失礼します。私も気になって調べたところ、恐らくデュークには情報処理能力が搭載されているようで、情報の処理をコンピュータに任せていたのではないでしょうか。まぁ、それならそれでヘルメット内部からモニターを見ているシーンを、入れて欲しかったところですが。

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    2. そうなんですか? 画面を見ている上ではそんなふうには見えませんでした。

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  7. 個人的には、今回は結構面白かったと思います。
    戦闘中心で中二台詞が少なかったことと、戒斗の街を守ろうとしていた姿勢を評価したいところです。今回の彼、口ではアァ言ってますが、行動だけ見れば立派なヒーローでしたから。
    半面、紘汰はウジウジ女々しくて、見てられませんでした。

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  8. > 戦闘中心で中二台詞が少なかったことと、戒斗の街を守ろうとしていた姿勢を評価したいところです。今回の彼、口ではアァ言ってますが、行動だけ見れば立派なヒーローでしたから。
    [色:0000FF]かっこいいことはかっこいいのですが、そこに至る流れがないので私は評価できないです。
    私の中の戒斗のイメージだと、ああいうことは胸に秘めていても表には出さないと思うんです。
    ここ数回で大きな変化があったとも思えません。
    あれは「きれいな戒斗さん」という感じで、たとえ性格が良くてもしかるべき過程がなくては受け入れられません。
    [/色]

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