仮面ライダー鎧武 第33話 『ビートライダーズ大集結!』 :感想
【ストーリー】
・人間離れしていく小市民の紘汰
・人間味が強まっていく一匹狼の戒斗
・悪い意味で人間味が極まってる外道の光実
というのが今回の3人の対比でした。
・謎はこの流れで戒斗>紘汰となっていることです。
今回、湊にも光実にも正論をぶつけられて反論の余地もありません。客観的に見ても作中での扱いを見ても、紘汰さんの良いところがまるで見当たりません…
逆ギレしての覇王路線以外にどこで落とし所をつけるのか楽しみです。
■戒斗
・前回・前々回で急に協調路線になったかと思えば、今回は一転して従来の一匹狼路線に逆戻り。
かと思えば舞に口当たりの良い言葉をかけたり、戒斗の変貌には戸惑うばかりです。森でずっと一人ぼっちでいたせいでキャラがぶれてるんでしょうか。「バロンのリーダー・戒斗」になる前の戒斗が描かれていないので、どれが本当の戒斗なのか判断がつきません。昔の戒斗の友達を出していたら、今の展開がわかりやすくなった気がします。
■光実
・知能の低下が著しいようです。
変身途中で背中から撃つ→成功
斬月のふりをして動揺を誘う→何度も失敗
なんでオーバーロードを真っ向から倒した相手にそっちの作戦を選んだのでしょうか、理解に苦しみます。
・紘汰さんに対して「知能に続いて味覚まで…」というツイッターの感想があって思ったのですが、ひょっとして知恵の実って人間の知性を吸って育つのでしょうか?
確かに紘汰さんはベルトを手にする前までは「いつまでもダンスなんてしてないで、仕事して真っ当に生きよう!」と正常な思考をしていました。それが回を重ねるごとに奇行が目立ち始め、人の言うことを鵜呑みにするようになっていきました。そしてヘルヘイム側に身をおいた光実の急速な知能の低下と脳筋のオーバーロードたち… 全ての原因が知恵の実という超自然的存在の仕業だとすれば納得がいきます。
■敵デザインの意味
・オーバーロードが雑魚化してしまいました。
あまり好ましくない流れなのですが、ストーリー上は意味がありそうです。
・次回の敵を見て気づいたのですが、鎧を着ています。
今回の朱雀オバロを始め、オーバーロードには鎧や服の意匠が入っています。
雑魚インベスが動物から変化した存在であることがプロフェッサーの説明にありました。鎧や服の意匠はオバロたちの人間性を示すためでしょう。
・ここで関係してくるのが青龍・白虎インベス。この2体も鎧の意匠が入っています。
白虎はユウヤが変化した姿であり、その他に初瀬の変化したインベス(ヘキジャ)も同様に鎧を着ています。
そう考えると、序盤の時点で「インベスから元人間との戦いへ」という流れはあったのかもしれません。今の流れを見ていると、元人間との戦いで終わらず、その続きもあるように思えます。
*追記
初瀬の変化したインベスを取り違えているとご指摘があったため、確認していて新しい発見がありました。
ヘキジャというのも青龍や白虎同様に架空の動物なんですね。他のインベスは鹿、こうもり、ライオンなど実在の動物の名前になっています。今後もし架空の生物の名前を持つインベスが現れたら、元人間と疑うべきなのかもしれませんね。
【アクション】
・今回のアクションはかっこよかったです。
マンゴーや黒影の槍などこれまで目立たなかった武器で活躍したり、同じ武器でも二刀流にしたりと様々な工夫がしてありました。前回の地味さが嘘のようです。まだまだ武器の組み合わせや必殺技の組み合わせもあります。こんな感じの戦い方ならアクションにも期待が持てそうです。
次回はサッカーでお休みで、放送は再来週です。
公式の次回予告では「光実のチーム鎧武への帰還」そしてタイトルが「王の力と”王妃の復活”」。
また展開が大きく飛びそうな予感がします。
初瀬がなったのはヘキジャです。 今日使ったのは、影松・真と影松の二刀流
返信削除戒斗の前日談は鎧武ガイドていう本に書かれている。
返信削除> 戒斗の前日談は鎧武ガイドていう本に書かれている。
返信削除[色:0000FF]そうなんですか。前日談を読めば、今の展開も理解できるのでしょうかね。[/色]
��初瀬がなったのはヘキジャです。
[色:0000FF]しまった、間違えですね。ご指摘ありがとうございます。修正します。[/色]
��今日使ったのは、影松・真と影松の二刀流
[色:0000FF]これは黒影の使っていた槍の名前ですかね。
十文字槍になっているほうが真かな。
マツボックリも商品ではエナジー化されているけど、本編には出てきていないと噂に聞きました。
わざわざ作るということは、誰か本編でもゲネシス変身する予定があるのでしょうか。
何曜日さん、いろいろ教えていただきありがとうございました。[/色]