『牙-KIBA-』 13~15話感想

2014年6月29日
【13話】
・ジーモット編完結。井上さん単独脚本でフルスロットルな回。
全開過ぎて、「お前らどっから入った?!」とつっこみたくなる井上ワープまで全開です。

・この回はとても印象深い回です。
ストーリーも怒涛の展開で、バトルも盛りだくさん。
一番印象に残ったのはレベッカの護衛のエルダが殺されたことです。
良くも悪くもジーモット編終わりか…と思ったら、用済みとばかりに粛清祭り!
更にレベッカまで…
「ここまでするのかよ…!」と恐ろしくなりました。
この綺麗にすっきりとまとまっているのに残るわだかまりが、やがて癖になっていくとは思っていませんでした。

・レベッカ父親の王様がまた濃ゆい。
娘を利用した忙殺に会ったというのに、その手腕を高く評価し正式に次期国王として認める。
この王様にして、この国有りだと痛感しました。
キャラと世界観がしっかりつながっていることは、地味ですが牙の面白さの一つだと思います。

【14話&15話】
・ジーモット編が終わっての幕間回。
ミッキー編の前後回なのでまとめて語りたいと思います。

・ミッキーって意外と濃いことしてたんですね。
普通の人でリア充という記憶だけで、全然印象に残っていませんでした。
ここですっきりし過ぎたのかもしれません。
ミッキーに限らず、ロイア・ロベスなど牙世界では良い人化=空気化の傾向があるように思えます。
顔芸などこれだけのことをやっても、更に濃い印象で上書きされてしまうのが牙の恐ろしさですね。

・今回はスピリットの影響など後の伏線になっている部分がいくつかあります。
この辺りで既に示していたんですね。改めて見ると意外です。

・そして次回は1話の間に3度も視聴者が絶句する、牙最大の問題回です。
次回予告を見て「え、レベッカ生きてたの?! それに地下闘技場のイケメンさんも! いや~良かった良かった」とほっとしたものです。
そして視聴者は思い知るのでした、牙がそんなに甘いわけがないと…

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