マジンボーン・第7話 『ボーン研究所』:感想

2014年5月14日
■何気ない伏線
・今回はいろいろ気になっていたところに踏み込んでくれて、おもしろかったです。
敵のボーンファイターが地球外生命体だという所長の説明は嘘だと思いました。研究所に迫る2人のカットをところどころに挟む演出やレナード博士のフォローと食い違っているように感じます。ただ、この嘘のリアリティは感心させられました。
前々から早穂の趣味として出てきていたので、宇宙人と言われてもそれ自体は気になりませんでした。
何も説明がなかったら「このおっさんはいきなり何言っているんだ…? 大丈夫か?」と余計な疑問が浮かんでいたことでしょう。
既出の事項として重要でない宇宙人という用語はあっさり流させ本筋に絞る、上手い構成だと思いました。

■前振りが大切
・スコーピオンの死に際に人の影らしきものが映っていたり、格闘技のような動き方なので、そうかなと思ってましたがやはり人間でした。
今回は種明かし自体よりその前が興味深かったです。魔神の力でゴリ押しするドラゴンに対して、カブト虫と蜂はコンビネーション技で果敢に挑んでいました。普通だったら敵と味方が逆ですよね。敵のほうに人間性があって、それが人間であるというその後の種明かしの裏支えになっていたのだと思います。

■配役が好き
・3枚目役の大塚明夫さんに、セックスアピールが薄いのに色気のある役の小林愛さん、陽気だけど少し影のある吉野さんとマジンボーンの配役は好みです。吹き替え畑ともまた違う感じで良いですね。

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