烈車戦隊トッキュウジャー・第11話 『闇の皇帝』:感想
【ストーリー】
・闇の皇帝は、闇の存在でありながら光り輝く世界が好きで、イマジネーションにも興味津々な変わり者でした。
専用の列車のカラーリングも白で、親衛隊はランプシャドーと徹底してます。底知れない感じも描かれていましたので、良い悪いという問題ではなく自分と反する存在さえも取り込もうとする貪欲さの表れなのでしょうね。
「光があるから影がある」とよく言いますが、闇の皇帝の思い描く理想の世界は自己完結していて、光を残しておく必要性がなさそうに思えます。おもしろい存在で興味を惹かれます。
■グリッタ
・街中で佇む姿がとてもシュールでした。絶望的に合ってません。
今回、闇の皇帝が描かれたことでグリッタへの理解も深まりました。花嫁衣装のくだりから考えて、ノア夫人はキラキラ好きの皇帝の好みを知っていたと思われます。だとするとグリッタ(輝き)という名前も皇帝に気に入られるためにつけた可能性があります。生まれる前から運命を決められている。しかも実際に今、そうなろうとしている。グリッタがあれだけ反発するのも頷けます。
■ヒカリ
・「高いところが苦手」という設定が初めて実際に描かれました。
メリゴーランドでさえ馬より低い馬車のほうに乗る徹底ぶりでした。怖いのは苦手というカグラがお化け屋敷に入っていた描写とトカッチの長所が行動力である点と合わせて考えると、ヒカリは行動力で劣ることなのでしょうかね。
■痛し痒し
・今回は本編が大きく進んで楽しめました。
しかし本編が進む=ライト編、であるため、個人的には辛い部分もあります。闇の皇帝はレギュラーということなのでがんばってほしいです。
【アクション】
・今回はトッキュウジャーより幹部勢のアクションがかっこよく見えました。特に背中が印象的でした。トッキュウジャーのデザインは凝っていてかっこいいですが、背中から見てもかっこいいですね。
・幹部勢を優遇した反動か、巨大戦ではトッキュウジャー側の背中が強調されていたように思います。カラフルで派手派手な正面よりも無骨な背中のほうが個人的には好きです。
次回はイマジネーションを失い、普通の人になった4人が見れるようです。
公式ページの次回予告ではトカッチやミオは普通に働いているようですが、どういうことなのでしょうか。一人だけそうならなかったライトといい、気になります。
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