烈車戦隊トッキュウジャー・第12話 『虹の定期券』 :感想
【ストーリー】
・きれいにまとまっていて面白い回でした。
トッキュウジャーの力は個々人のイマジネーションだけでなく、5人の絆で支えられているのでしょうね。
・ただ、少し疑問が湧いてくる回でもありました。
パスの存在以外はほとんど今回初めて出てきたからです。
パスがライトの作った秘密基地のチケットが変化したものであることや裏に書かれたルールは匂わせるような描写もなかったと思います。パスはイマジネーションによって変化したものであるのに、物語はがちがちに固められていて想像の余地がないことが個人的にはしっくり来ません。
・レインボーラインや車掌さんとは何なのか、追加戦士が現れた場合、彼のパスはどういう物なのか。今後の展開に活かされそうな設定なので、そちらに想像力を傾けるべきなのかもしれません。
伏線の張り方とわかりやすさの兼ね合いでまだバランスが取れていないことが原因でしょうか。
いずれにしても乗り換えともども、今後に期待します。
■魅力的な敵陣営
・一方、ゼットやグリッタのほうは直接的な説明は少なく、今後の波乱を匂わせる程度に留めていて興味をひかれました。
当面はストーリー上は、敵側のほうが実質的な本編なのかもしれません。個人的にはこっちを楽しみにしていきます。
【アクション】
・1号ロボと2号ロボの合体形態、その名も超トッキュウオー!
相変わらず下半身の稼働がやばそうですが、こっちのほうがずっと良いですね。
身体が大きく分厚くて、動かないだけの説得力があります。背中にくっつけるタイプの合体よりも見るからに強そうな見た目です。脚部の砲台や連結構造などフックになりそうなギミックもありますし、わりと今後の活躍に期待してます。
次回は初のシリーズ構成の小林さん以外の脚本家さんの登板です。
12話まで単独だったので、てっきり単独でいくのかと思ってました。私は小林さんのトッキュウジャーに引っかかる部分もあるので、興味深い回になりそうです。
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