仮面ライダー鎧武 第10話『ライダー大集結!森の謎を暴け!』:感想
【ストーリー】
・ストーリー優先で戦闘は駆け足気味だった分、かえってテンポが良かったと思います。
キウイの集団戦に強そうな感じやスイカの圧倒的強さが際立っていました。
この辺りは一話完結ベースの強みですね。
■インベス/ライダーバトル=ダンスバトル
・何となくわかってましたが、ついに公認されました。
舞の発言と黒影の発言で裏が取れてしまったので確定でしょう。
・いつの間にかアーマードライダーがいないチームはランキングから除外されていました。ランキングとはいったい・・・
驚いたことにプレイヤー側がルールも勝手に作っていいようです。もはやゲームですらありません。
もう正々堂々殴り合いで決めたほうが良いと思います。
キバの「この世アレルギー」並に呆れました。
■物語の流れ>>>登場人物の人格
・今回最も不思議だったのはロックシード収穫競争のルールです。
全体の流れが全く理解できません。
・黒影たちは「ロックシードが手に入る。やったー!」というのが参加理由でした。
ところが直後に光実がシドに「手に入れたロックシードはシドにあげる」と衝撃発言をしてるのにスルーしています。
あの距離で聞こえないとは驚きです。脚本家が(二人きりで話す光実とシド)という状況説明を書き忘れたのでしょうか。
せめてあの後に黒影が光実に詰め寄って、光実「あげるのは僕の手に入れたロックシードだけだから大丈夫です」とフォローが必要だと思います。
・戒斗も妙でした。あの戒斗が敵が仕組んだゲームにやすやすと乗るとは思えません。
あの時点では公式のゲームと認められていないので、ランキング一位奪還にも関係ないと思うのですが。
・舞たちもおかしかったです。
「ダンスのランキング維持>ユウヤ捜索>インベスから人々を守る」という優先順位になっていました。
前回のチーム一丸になっての自警団活動は何だったのでしょう?
10話の時点で直前の回の流れさえ反映できていないのは、かなりマズいと思います。
【アクション】
・大きくて強そうな武器で敵をなぎ払う。シンプルですが効果的な演出だったと思います。
デザイン的にはけっこう好きです。タイマン戦に向かないので出番は少なそうで残念です。
・1つ気になるのがサイズです。胸部の鎧がぶかぶかでした。
龍玄以外のライダーが本格的に使う予定なのでしょうか?
フィギュアに合わせただけなのか、理由が気になるところです。
次回はなんと今回の脚本家とは別の人、毛利亘宏さんが担当だそうです。
2話完結に見える構成なのに、別人とはいったいどういうことなのでしょう。
ただでさえ物語があやふやで、登場人物の人格も流れ次第で変わってしまっています。
いったい何を信じて、見ればいいのでしょうか。未だに正しい見方の検討もつきません。
> 10話までは見守ろうと思っていたのですが、盛大に「やってしまった」感じですね、今年のライダーは…
返信削除>
> 先日久しぶりに某板で検索かけたら、アンチスレが本スレより勢いづいていて、「あ、僕だけが違和感持っているわけじゃないんだ」と変な安心感がありました…
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未だにぱっとしませんね。
どこに注目したらいいのか掴めません。
個人的には「つまらない」というよりも「面白くない」ことが気になります。
比較的評価されている果物ギャグや1話完結のフォーマットは鎧武独自のものでは無いでしょう。
他の作品に取り入れても同じように面白いと思います。
いったいどこが鎧武の魅力なのか、そこが見えません。
曖昧なダンスバトルやシーンごとに豹変する人格など、いろいろなところを犠牲にしているのに、切り詰めてまで作った時間で何をしたいのかがわかりません。
見ていると「ただ今準備中」と書いてある張り紙が透けて見える感じがします。
このままだとたとえ良くなっても、全話終わってからの評価が「1クール目は何も無いので見る必要ありません」になってしまいそうです。[/色]
いつも楽しく読ませて頂いております。
返信削除10話までは見守ろうと思っていたのですが、盛大に「やってしまった」感じですね、今年のライダーは…
先日久しぶりに某板で検索かけたら、アンチスレが本スレより勢いづいていて、「あ、僕だけが違和感持っているわけじゃないんだ」と変な安心感がありました…