仮面ライダー鎧武 第6話『ドリアンライダー、参戦!』:感想

2013年11月17日
【ストーリー】
■子供の遊びと大人のエンターテイメント
・元軍人のパティシエが変身する新ライダー・ブラーボ。彼はライダーたちの戦いを「ごっこ遊び」と呼び、自身の戦いを「エンターテイメント」と言い切っています。今回の対立軸も子供と大人です。

・ごっこ遊びが特に顕著に表れていたのがバロンの変身解除シーンです。あれだけ一方的にやられたのに、戒斗は殴られた痕一つ負っていません。斬月との戦闘で負った傷跡が残る紘汰とは対照的です。本気でやっているのに怪我をしない。ブラーボの言う通り、ごっこ遊びでしかありません。

■ダンス?
・今回はブラーボよりも舞の発言のほうが衝撃的でした。
インベスゲーム(ライダー同士のケンカ)で勝って順位が上がる→「ダンスをもっとがんばらなくちゃ!」
これまでも「ダンスバトルっていったい・・・?」と疑問に思ってきましたが、登場人物の思考にまでついていけなくなってきました。大人が参戦するなら、むしろプロのダンサーを出してほしいです。

■いったい何分割?

・平成ライダーは2話完結が基本でした。鎧武はそうではないということで変化を期待していたのですが、今のところ全く成果があがっていません。1話、1話が薄く最近は2話完結どころか更に薄まってるように感じます。このスローペースには疑問を感じます。

【アクション】
黒影グリドン
・グリドンは見た目通りのへっぽこでしたが、黒影は意外とかっこよかったです。
槍捌きが良いですね。槍対刀なのに短く持って接近戦を挑んでるところから、ワイルドレイドのリーダーの頭の悪さが伝わってきます。

・もう一つ意外だったのが2人の関係です。
頭脳派と馬鹿な肉体派かと思ったら実戦になると主導権が入れ替わっていました。友達なのか、それともいじめっ子といじめられっ子みたいな関係なのか、2人の関係性が気になります。

■ブラーボ
・7人目のライダー・ブラーボ。モチーフは剣闘士ですね。左目の傷跡がかっこいいです。
遠目から見ると中ボス感が迸ってますがアップだとかっこよく見えます。


次回はブラーボvs他の5人の模様です。
この流れでスイカ型巨大ロボ登場というのが気にかかります。さすがにそれで勝ったりはしないですよね?

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