仮面ライダー鎧武 第5話『復活!友情のイチゴアームズ!』:感想

2013年11月11日
【ストーリー】
■大人=それぞれの理想像
・今回の焦点は紘汰、戒斗、光実、それぞれの理想像として大人でした。
紘汰にとっては「自分にしかできないことをするうちに、知らず知らずに他人に影響を与えるもの。そしてその責任を取れるもの」でした。
戒斗にとっては「弱いものをまとめあげ、力の元に庇護するもの」
光実にとっては「その力で物事を自分で決め、思い通りにできるもの」のようです。

・テンプレ通り、良い人そうな光実が一番危険そうですね。前回は「大切な誰かが傷つくより、自分が傷つくほうが良い」なんて言ったのに、夢の中での本心は「だってそうすれば舞さんが振り向いてくれるでしょ?」でしたし。紘汰の穴埋めと割りきってライダーになりましたが、紘汰が立ち直った以上いずれはその立場は無くなるでしょう。光実の気持ちを後押ししてきた紘汰が今度は追い詰めることになるとは皮肉です。そこが中盤の山場になりそうです。

【アクション】

■イチゴアームズ
・武器はまさかのクナイでした。なぜイチゴがクナイに? 三角形という以外に共通点があるのでしょうか。

・武器としては、投げて良し、短刀として使って良しとアクション的には面白い武器です。ただ妙にプルプルして重そうな素材で、投げたときにブレてたのはカッコ悪かったです。投げるときは全部CGにしたほうがいいんじゃないでしょうか。

■銃ライダーの呪い
・早くもかませ犬にされました。販促用に雑魚に必殺技撃たせてもらっているのが余計にみじめな感じがします。
一番がっかりしたのはバロン+雑魚インベスト戦です。開幕の一発以降、全く銃を使っていません。でも銃を手に持ったままで、銃が販促用にクローズアップされてるのがちぐはぐで、さらにカッコ悪い。どうせ殴りあうならドレイクみたいにいっそ銃を投げ捨てるほうがまだかっこいいと思います。龍玄は見た目がかっこいいので余計に残念です。

■黒影とグリドン

・今回、雑魚チームのリーダー2人が変身したライダーの名前は黒影(松ぼっくり)とグリドン(どんぐり)だそうです。見るからに死にそうですが、名前が立派な分、黒影のほうが早く死にそうですね。


次回はさらに6人目のライダーまで登場します。
主要ライダーでさえ各1話程度、サブの龍玄と斬月は半話程度しか販促できてないのに、なぜここで?
全くペースが掴めません。登場人物が中心なのに、人数が増えるばかりで落ち着きません。そろそろ大きな流れを一つ置いて、毎回進んでるという確かな充足感がほしいです。

コメント

2 件のコメント :

  1. マルゲリータ2024年3月25日 22:25

    >開幕の一発以降、全く銃を使っていません。でも銃を手に持ったままで、銃が販促用にクローズアップされてるのがちぐはぐで、さらにカッコ悪い。

    龍玄の銃は、持ち方を変えることで「トンファー」としても使えるそうです。
    トンファーとして使っているようには、見えませんでしたし、使いづらかったのかその後も活かされませんでしたね。私が覚えている限りでは。

    返信削除
    返信
    1. トンファーのつもりなんですか、あれ? 初めて聞いた気がします。
      リアル放送当時以来なので具体的な映像は記憶に残っていませんが、全然使ってた気がしません。ライダーが多いから龍玄自体も早々にかませ犬にされてばかりだった印象です。

      メタ的には銃としての造形のほうが重視されているから叩いて壊しちゃうとマズいのでトンファーとしては使えなかったんでしょうかね。

      削除

 コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。