仮面ライダーウィザード 第49話「サバトの幕開け」:感想

2013年9月2日
【ストーリー】
■仮面ライダー・ビースト完
・自分の身体も夢も犠牲にして世界を救う。誰がヒーローかは一目瞭然ですね。
キマイラがすっかりヒロインになったので、劇場版でも気軽に帰ってこれそうです。大団円のうちに仮面ライダー・ビーストは終了いたしました。

・個人的には食べてる間、「魔力って食べちゃっても持ち主に影響無いの?大丈夫なの?」と気がかりで、展開にいまいちのれませんでした。もうファントムのいない瞬平や凛子からも出ていたようですが、魔力=生命力なんでしょうかね? なおさら食べていいものか気になります。

■最後の希望?

・今回も晴人は良いとこ無しでした。せめて最後はただ歩いて登場するのではなく、魔法で仁藤を守るくらいしてほしかったです。

・コヨミの崩壊が加速して以降の晴人にはずっと違和感がありましたが、今回は特に変でした。
自分の命や望んで魔法使いになった真由はともかく、無関係の譲と山本さんを巻き込むのを受け入れるなんて不自然です。そのくせ、東京中の人が犠牲になることは断固拒否するなんて、まるで数で重要性を判断してるみたいです。ゲート、一人ひとりを守ってきた晴人はどこに行ってしまったのでしょう?

■最後の希望
・サバトも阻止された今、視聴者の最後の希望はグレムリンだけです。
でも予告で串刺しになってました… あそこから奇跡の大逆転を起こせるのでしょうか?

・無難に行くと、晴人が笛木を倒す→コヨミが力尽きて倒れる→死にかけのグレムリンがコヨミの身体から賢者の石を奪って復活→コヨミの身体にインフィニティの指輪orドラゴンファントム自体を入れて復活というところでしょうか。

【アクション】
■特に無し
・引き続き敗北確定の消化試合なので特にありませんでした。
白い魔法使いの武器は取り回しが良さそうなので、あんまり活躍の機会が無くて残念です。

■ハイパー
・ハイパーとはいったいなんだったのでしょう?
後半は剣を使う機会のほうが多くて、かつ登場直後にインフィニティが出てしまったせいで、販促タイムももらえませんでした。印象にあるのは腕のヒラヒラを振り回す姿と回りながら銃を斉射する姿くらいです。正直、必殺技すら一瞬思い出せませんでした。強いボスの一匹さえ倒せてないので、平成ライダーの中でも扱いの悪さはエクシードギルス以上です。個人的には通常ビーストのほうが印象に残っています。ファルコやカメレオンとアクションにバリエーションがあって、指輪との相性も良かったからでしょうね。


ウィザードも残すところ、あとわずか。
終盤になってからはコヨミに話がシフトしてしまって、晴人たちのこれまでの積み重ねが台無しになっているように思えます。果たして残りの数話で軌道修正できるのでしょうか? かなり分の悪い賭けになりそうです。

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