仮面ライダーウィザード 第33話「金で買えないモノ」:感想

2013年4月29日
【ストーリー】
■とても酷い脚本。だけど…

・前回に引き続き存在感皆無の酷い脚本でした。
土屋が心配する仁藤の話を聞かないシーンはよくあんなもの書けるなと思います。ファントムに襲われる前ならともかく、前回ファントムに命を殺されかけ、魔法使いとの戦闘も見た後にあんなこと言えないでしょう。まして自分に取り憑いて幸運をもたらしてるのが前回金で釣って殺そうとしてきたファントムそのものってわかってて、自分は大丈夫ってアホかと。結果優先で過程を無視する最低の脚本です。

・そんな酷い脚本ですが1つだけ優れていた点がありました。
それはゲートの絶望のさせ方です。金に目が眩み友達を捨てた結果、孤独に死ぬところだった土屋はあのままだったら確かに絶望しそうに見えました。普段の『殺すぞ~絶望しろ~』より遥かに説得力がありました。
この脚本が優れているというより、普段のウィザードの書き方があまりに低レベル過ぎるだけですけど、相対的には優れていると認めざるを得ません。いつもこれくらいの説得力があればウィザードのストーリーも面白くなったのでしょうかねぇ。

【アクション】
■アクションというか…
・完全に高岩さんのポテンシャルと晴人の声の演技力頼みでした。
面白かったには面白かったけど、これでいいんですかね?
不運に対抗するためにビッグやエクステンドなど自分は動かない方法で対処してたのは指輪を使いこなしてて良かったです。それだけに最後のハイパーがご都合主義のゴリ押しだったのが余計に酷く見えました。追尾するとかもうちょっと工夫してほしいです。


次回はソラの生い立ちが明らかになる回の模様。
ソラ退場フラグですが3人目の魔法使いか、白の魔法使いに殺されてそのままラスボスポジに。って流れでしょうか?

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