マインスイーパー+不思議なダンジョン=『任天童子』プレイ初日 感想:レビュー

2013年4月7日
クラブニンテンドーの2013年のプラチナ特典で配布された3DSソフト
任天童子プレイ初日後感想&レビュー。

【どんなゲーム】
■マインスイーパー+不思議なダンジョン=任天童子
・ゲーム内容はシレンなど不思議なダンジョン同様に、ダンジョンに潜ってアイテムを回収し強化して、次の冒険ではもっと深く潜る、お馴染みのやつです。

■ダンジョン内操作

・ダンジョン内はほとんどマインスイーパーです。
マス目状のミニマップに主人公やアイテムなどシンボルが置かれ、『敵が2マス以内にいる。』と常時表示されます。(4マス以降は4マス以上としか表示されません。)
その情報を元に敵の位置を探り、避けたり、倒したりします。通常攻撃は一切ないので、アイテムにあたる式札を使って攻撃したり眠らせたりして進んでいきます。

・敵の隣で止まってしまうと攻撃されます。これがけっこうに痛い。初期HPだと即死or9割程度くらいます。
倒すにもアイテムを消費するので上手く避けることが重要です。

■ゲームの進め方
・敵に注意しつつ、水晶(アイテムor階段出現)を調べて階段を出して次の階に進みます。
特定の階には階段の代わりに祭壇が登場し、秘宝(お金にもなるコレクションアイテム)が出て、帰還するか、さらに奥に行くか選べます。
・お金を使って強化しつつ、どんどん奥を目指して進みましょう。

・プレイヤーの強化は潜る前の拠点『任天堂』でお金を使って、HPや持てるアイテムの限度を上げるのみ。マインスイーパーだけあって、プレイヤースキルの比率が高いのが特徴です。
強化しても失敗できる回数が増える程度で、それほど楽にはなりません。


【感想】
■公式特典らしいユーモア
・タイトルの任天童子からしてパロディっぽいですが、コレクションアイテムはもっとモロです。
主人公が取り返すべき奪われた秘宝が『『赤の恵夢帽子』『金の破魔星』『退魔の大鎚』ですもんw 一つ手に入れましたが、見た目もそのまんまです。これは公式でないとできない遊びですね。

■マインスイーパーな戦闘は新鮮

・敵を攻撃するにもアイテムが必要で、しかも距離でしか基本表示されないので空振りの恐れもあります。
それを上手く読んで倒すのは面白いです。
それに攻撃アイテムは3マス以内等射程が限られているので、攻撃を狙うためにはあえて近づく必要があります。逃げるゲームで近づいて倒す。ちょっとした勇敢さが良いですね。

・実は敵を倒す方法はもう一つあります。それは『裏使い』
途中から使えるようになる技ですが、移動用の札を敵に当てると敵の位置が表示されるようになる技です。
本来はマッピング機能なんですが、隠された効果として当たった敵は階段を降りる瞬間に倒せるんです。アイテムを使わずにお金を稼げて、効率が良いです。
とはいえ、降りるまでは倒せない=進む上では役に立たない。なので腕が問われるところです。あえて一手間かけてやる倒錯的行動が逆に決まったときに爽快感があります。

■UIが気になる

・プレイしててひっかかるのUIの悪さです。具体的には演出やロードが長い。
不思議なダンジョンの都合上、クリア楽勝な浅い階も毎回通る必要があるのですが、歩くだけでも演出(移動は毎ターン補充されるカードを使います。数字によって歩数が違います。)が入ってけっこう鬱陶しいです。
その他にターン初めの演出、敵サイドの移動と時間を取られて、プレイ部分以上に疲れます。
正直言って、だんだんやるのが苦痛になってきます。


【レビュー】
・発想は面白いけど、UIが足をひっぱっている。
個人的な印象ではこれに尽きます。
強化のお金を稼ぐために潜るのに、効率の悪い浅い階を飛ばすにはお金が必要ってのがなんとも。
演出カット機能があれば最後までやりたいんですけどね~

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